月別アーカイブ: 2017年6月

久々の、安い100万円もあれば高い1万円もあるネタ

で、クラッチシステムを全部、純正新品戻しでお預かりしたお客様の車両、
乗りにくいくらいでナントカ自走はできる状態だったはずでした。

お預かりしてすぐ、

あ~~~~~

過去に何回も経験している

デフトラブル

去年に袖ヶ浦で

いきなりバキ~ン

ってのもありましたが、だいたい予兆があります。

その予兆は大きく2つ。

振動

異音

自然治癒するモノではないので、必ず治さなくてはいけません。

原因はやはり

デフオイル温度

それしか考えられません。

弊社で施工させて頂いたデフオイルクーラー装着車なら

富士や鈴鹿のサル走り30分でも、行っても110度です。

データ取りのために11月の袖ヶ浦で計測した所、20分で150度。

もうドクターストップです。

そのまま30分サル走りしていたと思うと・・・・です。

以前にもご案内させて頂きましたが、金属は熱膨張します。

クリアランスと言うのは、適正な温度管理の下、適正値に設定されています。

150度オーバーでは、その適正値が保たれない状況になります。

その結果、ピニオンギアととベベルギアの極圧が異常値になると考えられ、
同じ事がベアリングにも起きています。

で、おかしくなったところからまず小さな音がし始めます。

自然治癒するモノではないので、対策しないでそのままサル走りを続けると、
音は大きくなり振動も発生することがあります。

今回お客様は、異音の出所がクラッチなのかデフなのか判断しかねまして、
弊社がお伝えして初めて驚いた、と言う状況です。

クラッチ新品にするんだから、異音も治るっしょ

そんなカンジの淡いご期待だったと推察されます。

まわりくどい書き方になっちゃいましたが、早いハナシ

デフブロー

純正の状態から社外のクラッチと社外のレリーズベアリングを入れるのにも、
それなりのコストがかかったと思います。

クラッチ本体はとりあえず置いといて、そのレリーズだとそのうちまた
クラッチトラブルに見舞われるので、純正に戻しましょう。

弊社の経験上、その扱いにくいクラッチを純正に戻すと1秒アップしますよ、
ってご提言差し上げましたら、お客様は弊社を信じて交換をご決断です。

ここまで読んで下さったお客様ならお気づきでしょう。

かなりかかっています

さらに追い込むようにデフブロー

弊社でイチからやらせて頂いていれば、浮いたおカネで370RSです。

ちなみに画像を掲載しないのは、デフに社外のカバーが付いているんです。

サーキット走行にはやはり・・・・・でした。

もちろん愛情を持って、ちゃんと治します。

来シーズンもガンガンにご一緒できるように。

 

サル走りの前にやはりお伝えしなければ、と想うネタ

久しぶりに、ヤバそげなネタ書いてみっかな。

4月に富士ショートで試乗車のテストに行った時です。

競技の経験も豊富なお客様を、富士ショートにお誘いしてみました。

やはりご経験が豊富なので、初アタックにしては素晴らしい走りでした。

ところがです。

クラッチペダルが戻らなくなりました・・・・

弊社の他のお客様はだいじょぶです。

実はこちらのお客様、弊社を訪れて下さる前にかなり手が入っていました。

まずは弊社のECUに交換して下さったのが1年ほど前でして、
それ以来のお付き合いをさせて頂いております。

クラッチもレリーズベアリングも某社製が入っておりますが、

メチャクチャ乗りにくい・・・

以前から弊社が担当させて頂いて、

クラッチシステム、純正に戻せば1秒アップしますよ

と、ご提言させて頂きましたが、やはり純正に戻すのに26万くらいかかり、
お客様の心情としては、いかんともしがたい状況が続いていました。

Z34、V36のMTに頻繁に起こるクラッチペダルトラブル。

いなり不動車にもなりかねないので、一度発生するとお客様はビビります。

で、行きつけだったショップさんに、

純正ダメだよ

って、クラッチ一式とレリーズベアリングを社外製に交換。

いつも弊社が苛まれていることですが、弊社はいらないものを売っています。

無くてもイイものを売っています。

それでも弊社を信じて、安くは無い弊社の製品をお買い上げ下さったお客様が
おカネを支払ったご期待以上のパフォーマンスにご満足下さいますと、
次につながると考えております。

大金を投じてクラッチ一式とレリーズベアリングを社外製に交換して、
乗りにくくなった上に挙げ句の果てにはクラッチペダルトラブル再発。

こんなハナシっていくらでもあるんです。

ECUなんて書きたいこといっぱいあります。

でも、

書けないんです

弊社を信じて下さったお客様に、最大限、最高の仕事でお返しすることで、
お客様も、また弊社に預けて下さいます。

お客様は、

ECU

サスペンション

クラッチ

デフ

を弊社でやり直しです。

やり直すことなくイチから弊社で手がけさせて頂ければ370RS位の
ご予算は浮いたと考えますと、やはり弊社が常日頃ご案内していることが

伝わっていない

そう自責の念があります。

中身の濃いサル走りについて語ってみたいネタ、その2

来シーズンに向けて、走るお客様がもっと増えてきます。

てっとり早くタイムにつなげたい

ではなく

少し長い目で見て、上手くなりたい

と言うアプローチを提唱させて頂ければ、と思います。

まずは、良く聞かれるタイヤのハナシです。

見た目は19インチです。

純粋にカッコイイです。

でも、弊社は敢えて18インチです。

まずは安い。

あと、これまたサル走りには重要な要因ですが、

エアボリューム

です。

何のハナシ (- -;)?

ってなりそげなので、をいをいご説明するとして、てっとり早く
サーキットでのメリットは、

乗りやすい

です。

浮いた予算を冷却系に回す方が

マフラーも当面は純正でイイです。

そりゃ交換した方がイイですよ。

でも、

今じゃない

吸気系は、純正がイイです。

ムダなモノや効果が薄いモノをチョコチョコ買って、その結果、
律速段階を見誤ってしまい、ヘタすりゃバランスを崩す。

女王蜂と弊社ECUとFederalの265/40-18、
そして純正マフラーでも、

富士ショート33秒

は出ます。

どんな営業や

って糾弾されそうですが、後になって買い換えるお客様を見ていると
冷却系とアシをキチンとやって初めて準備が整います。

すると、30分みっちり走り込めます。

コースインして路面の状況や、タイヤのグリップを確認しながら数ラップ、
するとタイヤの空気圧や温度も上がってきます。

10分や15分してからピットインして、空気圧の調整をします。

タイヤの銘柄にもよりますし、細かいことを言うと、車重にもよりますが
ラジアルだと、温間で2.3~2.5くらいに調整します。

ここでタイヤプレッシャーモニタリングシステムの必要性が出てきます。

走っていると、タイヤの銘柄やサイズによって、どの空気圧領域や
どの温度域がパフォーマンスにイイのか? どの領域を超えると
グリップが落ちるのかを可視化できます。

に頼ったアプローチよりも、ずっと近道です。

で、正味20~25分の集中したフルアタックができます。

1時間くらいのインターバルを空けて車両を冷やして、もう1回。

その1時間のインターバルも重要です。

速い人に教えてもらうことも有益ですが、もっとてっとり早いことが
同行したご友人や彼女さんでもイイですから、外から見てもらいます。

何でも同じですが、他人のやることってわかりやすいですから。

比べてもらえばイイんです。

インに付けきっていない

アウトが余っている

アクセルオフからブレーキングまでの空走時間が長い

もっとツッ込めるんちゃう?

外から見ている方がずっとわかりやすいんです。

1時間のインターバルで、次の走行の目標を確定します。

で、次の走行は目標に集中して練習します。

すぐに会得できるモノではありませんが、問題意識を持たないで
漫然と走るよりは、ずっと上達に近いと考えております。

冒頭で

少し長い目で見て、上手くなりたい

って書きましたが、実は近道だったりするんです。

サル走りについて語ってみたいネタ、その1

暑くて暑くてバテちゃいました (×_×ll)

ニュースでご覧になった人もいらっしゃるとは思いますが、ロンドンの
タワーマンションの火災、凄まじいですね。

罹災して亡くなられた方のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。

ロンドンでは、実は何回か指摘されていました。

スプリンクラーが無いとか、火災報知器が完備されていないとか、
イギリスやイタリアでは良くあるハナシです。

ホテルでもあるハナシなので、ヨーロッパを旅行する人はお気を付け下さい。

以前から何回も指摘されていると言うことは、住民も知っているはずです。

知っているハズ・・・・

よくありがちなハナシです。

伝わっていない

そういうことです。

このマンションに住み続けると、そのうち死ぬぞ

ってダイレクトに言えば伝わるんでしょうが、そんなことをしたら
マンションの経営陣から訴えられることも考えられます。

だから当たり障りのない表現にとどまります。

その結果、

伝わらない・・・

230台以上のZ34、V36を扱わせて頂くと、

アレ、おかしいゾ

と言うことに気が付くことがあります。

お客様によっては、

言われる方も気分が悪いんで~~

って、不快感をあらわにすることもあります。

そうなると、弊社も気心が知れたお得意様にしか言わなくなってきます。

でも、その結果

この遅さ、フツーじゃない

ノッキングしまくり

デフからガコガコ音がする

ステアリングが異常に重くなっている

ATが滑る

クラッチ、終わりかけてますよ

MTからジャラジャラ音がする

識者にとってはシツコイと感じるかも知れませんが、ソコはなるべく丁寧に
繰り返し啓発させて頂きたいと考えております。

サーキット走行のご経験が多くは無いまでも、ソコソコあったとして、
さて、Z34でも走ってみっかなと思い立ったことを想定します。

どノーマルでサーキットに行く人はいないとは思いますが、実際の所、
ナニをやったらイイのか? ナニからやった方がイイのか? を、
正確に判断することは難しいです。

ソコソコの対策と普段履きのラジアルタイヤで行ってみたとします。

Z34で、初めて走ってみたと言うシミュレーションです。

富士の本コースなら10秒、ショートで40秒

筑波なら8秒

袖ヶ浦なら25秒

鈴鹿なら40秒

大体このあたりです。

もちろんご経験や、車両に手が入った程度で変わりますが、ザックリです。

その後の数回は、行けば行くほどタイムは縮んで行きます。

ある所で、アタマ撃ちになります。

今気がつきましたが、アタマ撃ちって恐ろしい言葉ですね。

アタマを撃つんですよ。

で、ハナシはこっからです。

次のステージに上がるためにはどうすれば良いの?

単にタイムだけを追求するのか? それとも、経験を積んで純粋に

上手くなる

と言う道を追求するならば、ちょっと違ったアプローチを弊社は提言します。

今さら感はありますが、上達にはやはり

サル走り

が必要不可欠と弊社は考えます。

な~んだ、結局は走り込み?

いやいやいやいやいやいやいやいや

そんな情報提供だと、弊社の存在意義が問われます。

まずは費用対効果と律速段階を適切に踏まえたクルマ作りからです。

ピンとこないお客様のために、もっとわかりやすい表現に努めてみます。

どノーマル、ツルシの状態で

約10分でフェイルセーフで終了

で、EGオイルクーラーを付けてみますが、ちゃんとした製品をお選びなら
もうエンジンオイルの心配は無いですが、ここは敢えてダメなパターン。

10分が20分になるだけのモノもありますし、水温に影響しちゃって、
エンジンオイル温度は良くても、水温が上がっちゃって・・・・・だと、
結局は走り込みが続けられなくなります。

ブレーキも、当面は、パッドとフルードだけでイイです。

ブレーキは欲を言い出すとキリが無いので、もうちょっと技術が上がると
必然的に必要性に迫られますから。

中途ハンパなモンに手を出して、結局、買い換えることがイチバン不毛です。

次はやっぱり、アシだと思います。

純正でも物理的にはサル走りはできます。

ただ、心情的にムリです。

わかりやすく書くと、30分走り続けるのが楽しくありません。

これに関しましては、多くの人がSNS等で書いています。

そんな状況で走り続けても、上達は遠いです。

まず、ここまでがギリの最低限です。

費用対効果を重視するなら、まずは壊さないことです。

そして次に弊社がとても大事と考えること、それは

中身の濃いサル走り

です。

 

 

2台のV36を作業させて頂いて想う、ネタ

N尻様のV36に弊社クラッチラインをお取り付けさせて頂きました。

この程度じゃ、なかなか業者が引き取ってくれないので溜まってきました。

clutchline

週に1、2台お取り付けさせて頂いておりまして、在庫無くなりました。

イギリスはGOODRIDGE製ですので、次回入荷は7月アタマです。

で、弊社お得意様のF井様のV36に、弊社スタビライザーのお取り付けです。

弊社スタビライザーも在庫が無くなりました。

次回入荷は8月アタマです。

既にご成約を頂戴しておりますお客様の分はちゃんとあります。

テフロンインナースタビライザーブラケット待ちですので、
部材が入荷次第、順次、発送させて頂いております。

ついでに、弊社EGオイルクーラーは現在正式注文を頂戴しても、
バックオーダー多数に付き、8月以降です。

弊社デフオイルクーラーも8月です。

オイルクーラーコア、ヨーロッパ製

オイルクーラーホース、ヨーロッパ製

フィッテング、アメリカ製

デフオイルクーラーポンプ、アメリカ製

デフオイル温度計、台湾製

ムダにハイブリッドなので、一つでも欠品が出ると納期が延びてしまいます。

サーキットコンセプトブランドを立ち上げて6年目にして、今更と言いますか
やっとと言いますか、サーキットをお楽しみになるお客様が急増です。

律速段階と費用対効果を重視して、弊社が推奨させて頂くサーキット走行用の
対策をキチンとされて車両は、走ることだけに集中できます。

その結果、順当にタイムアップして下さったお客様が増えて下さいました。

ある程度コストはかかってしまいますが、30分サル走りを2本や3本を
集中して走り込める結果、著しい上達を期待できると弊社は考えております。

Z34,V36、魂を吹き込んだスタビライザーキットネタ

唐突なようですが、

動かすべき所は動かす、固めるべき所は固める

なんでもかんでもあっちゃこっちゃ闇雲に固めていくよりも、
判断はずっと難しいんです。

ダメなら元に戻す、純正に戻してみる

なかなか一般のお客様はいろんな意味で難しいハナシです。

弊社を盲信して下さるお客様に、

こんなモンですよ

って絶対に言いたくありませんから。

だから、付けちゃハズし、仕様変更をしてはまたテスト。

その繰り返ししか弊社は方法を知らないだけのハナシです。

弊社のスタビライザー、とても好評です。

費用対効果という点では、とてもオススメの製品です。

弊社が海外からキット物を買ってきてそのままポン付け、まずやりません。

そんなことを弊社のお得意様は弊社に期待していないでしょうから。

Z34,V36スタビライザーキット

数種類ご用意しております。

こんなショップ(一応メーカーなんですけどね)世界中で弊社だけです。

たぶん・・・・。

お客様のご使用目的だったり、ご予算だったりパフォーマンスだったりで
何種類かご用意させて頂いているんです。

イチバン高いセット、税別128,000円を必要としているお客様は、
それほど多くはいらっしゃいません。

律速段階のモンダイです。

それだったら他に投資した方がトータルバランスに大きく寄与します。

まずはベーシックからでイイとご呈示させて頂いております。

次にはコイツです。

stabibracket

純正のゴムが指でヒン曲がるほどとても柔らかいので、重量級の
Z34,V36のロール剛性を支えるには明らかに役不足です。

おカネ無いのにまたおカネかけちゃいました・・・・。

ウレタンやデルリンみたいな樹脂で作ればもっと安く上がったのに、

世界最高峰品質

のカンバンを掲げ続けるために、Dupont製テフロンにこだわりました。

摺動方向はテフロンのおかげてとてもスムーズに動いて、動いて欲しくない
剛性が必要な取り付け部分は、もちろんジュラルミン削り出しです。

単品販売もしています。

純正スタビライザー用もあります。

お問い合わせ下さい。

circuitconcept@gmail.com

ちなみに取り付けボルトはなぜかMAZDA製。

mazdabolt

探しゃあ日産にもあるんだと思いますケド・・・・。

どうすりゃイイでしょうね~~~~、ネタ

この開発日記を書くにあたって、ネタって掃いて捨てるほどあります。

開発ネタと言うよりも・・・・・、です。

日曜日には弊社のお得意様が、遠方から新幹線でお越し下さいまして、
無事、納車を済ませて6時間かけてお戻りになりました。

経緯を書くと、エラいことになるのでお得意様に直接聞いて下さい。

来シーズンは、お会いできる機会がいっぱいありますから。

最近想いますが、チューニングって愛情のような気がしています。

いつも考えさせられますが、要らないモノを弊社は売っています。

無くてもイイ物を売っています。

それでもお客様は、上の世界を夢見て大金を投じます。

その結果は、様々です。

何回かご案内させて頂いておりますが、始めから弊社を訪れるお客様、
5%にも満たないと思います。

せっかくご縁があって、浮き草の弊社にご依頼下さったお客様が、
喜んで下さるのか? そうでないのか?

それを考えると、

こんなモンじゃね?

で納めることが、弊社にはできないハナシなんです。

先日の富士にお越し下さったH本様、いつも大変ご丁寧なご報告
大変ありがとうございます。

一部だけご紹介させて下さい。
*************** 前略 ***************

車を触るというのは、例えキットポン付けであっても、本当に難しいなぁと
最近感じていました。
何が良くて何が良くないのか、今はネットがあって、一昔前よりは
情報に接する機会の多さという点で状況はかなり良いとは思いますが、
その一方で決して正しいとは言えない情報も出回っていたり・・・
とはいえ、今回サーキットコンセプトさんと接点ができたのは
明らかにネットのおかげだなぁと感じています。

*************** 後略 ***************
どうやってもっともっと有益な情報を発信していけるのか?

難しくなってきています。

でも、やり続けないと・・・・・・です。

遠慮無く弊社にご相談下さい、ネタ

お一人お一人お一人お一人、丁寧に丁寧に丁寧に丁寧に。

お客様のご信頼を得るために、弊社は他の方法を知りません。

コツコツ積み重ねた信頼だって、ハンパやれば一瞬でフっ飛びます。

お待ちになっていらっしゃるお客様を、お一人お一人対応させて頂くしか、
糸口がありません。

H本様のご相談内容は、ブレーキでした。

お客様が大金を投資した製品のパフォーマンスにギモンがありました。

どうダメなのかって、具体的にはお客様には難しいです。

で、僭越ながら、弊社が富士ショートでテストさせて頂きました。

fujishort

弊社製に交換しましょう

って言っちゃえばカンタンです。

お客様も弊社にご依頼するワケですから、弊社が提言させて頂けば、
受け入れて下さるとは思います。

予算が潤沢なお客様は、それほど多くはいらっしゃいません。

せっかくお客様がお買い上げになった製品、ホントにダメなの?

ピットでバラしてみた所、大きな問題も見当たらなかったです。

で、弊社がサル走りすること10分ほど。

とりあえずブレーキはこのままでも35秒はすぐに行けます

と、判断させて頂きました。

欲を言えばもっと上の世界がありますが、ソコは費用対効果と律速段階です。

でも、ご相談のブレーキよりも弊社が気になったこと、それは冷却系でした。

エンジンオイルクーラー、ATフルードクーラーの某大手のキット物が
既にご装着されていました。

お客様はそれでイイのか良くないのかは、なかなかお判りにならないです。

全開10分で、115度。

テスト走行でその程度ですから、弊社的にはアウトです。

やはり、せっかくおカネをお支払いになったモノには、投資に見合った
パフォーマンスをしてもらわないと、悲しい結果です。

お買い替えは、とてもとても不毛です。

大事な大事なおカネがもったいないです。

エンジンオイルが高温にさらされている状況が長いと、エンジンの耐久性に
大きく影響を与えていることは周知の事実ですが、なかなか難しいです。

お客様は、エンジンブローした時に初めてお判りになるんです。

ATやMTやデフなんて、それこそ末期症状にでもならないと、
一般のお客様にはお判りになる術がありません。

ちなみに、弊社お得意様のN村様とPさん、富士ショートデビューです。

デビュー戦にしては36秒と言う結構な好タイム。

来シーズンは、ホントに楽しみです。

ショートで、34秒あたりの戦いとなる弊社のお客様が7、8名ほどです。

いや~~、実に楽しい楽しい

弊社はお客様の手本にならなければ、です。

1号機のショート31秒、本コース58秒を試乗車でも更新しなければ、です。

本コースは分切り予備軍が3名ほどいらっしゃいますが、いやいやいやいや、
伏兵が何名もいらっしゃいましたね。

来シーズンは、大阪からM岡様も参戦予定です。

ハイレベルな戦いができそうで、とてもとても楽しみです。

デモカーだけが速いなんてあるあるネタではなく、弊社と御縁があった
全てのお客様が安全に楽しんで、その結果、上達して欲しいと考えます。

もう関東地区は30度オーバーの日々で、サル走りには人間がダメです。

でも9月なんて、アっちゅう間です。

来シーズンに向けて適切な準備を今しておかないと、せっかくのシーズンが
消化不良になってしまいます。

富士をガンガンに走れるクルマで無いと・・・・・、ネタ

1,000万近い次期SUPRAは無いな~~~と思いました。

でも、これならアリかな~~~。

neo86

でも、問題は多いですよ。

何で2.4Lターボで250馬力???

HONDAなら、よゆーで300馬力オーバーです。

ぶっちゃけEGなんて何とでもなるんですよ。

ピストンが弱けりゃ作りゃイイんです。

コンロッドがブチ折れりゃ作りゃイイんです。

MTがブローすりゃシーケンシャルパドルで何とでもなります。

でも、390RSよりも、はるかにおカネがかかると思います。

Z35がしょーもないパッケージングだと、このネオ86買っちゃうぞ!!

次期Z35に弊社が期待すること。

いくらなんでもベースグレードで500万以下

車重はいくらなんでも1.5t程度

2018年、つまり来年にビッグマイナーが控えているので、早くても
Z35は2020年以降だと思います。

ちなみに弊社は390RSをず~~~~っと乗り続けるつもりです。

40年前のS30とか930とかをキレイに乗っている人を見ると、

カッコイイな~~~

って感じますから。

さ、これから富士です。

愛知県からH本様がお見えです。

あ、あとPさんもだった。

久々に弊社EGオイルクーラーについて語ってみる、ネタ

弊社がそんな特別なEGオイルクーラーを販売していることを、
ご存知無いお客様もいらっしゃいました。

圧倒的に軽い

#12ホース

アタリマエですけど冷える

サイドマウントなので、水温に影響しない

もう、5年も前に完成形となりました。

でも、やはり5年も年月が経つと、イロイロと学ぶこともあります。

気がつくこともあります。

ハナシの発端は弊社お得意様S永様の現行verNISMO。

今まで経験した中で、最も水温も油温もキツかったです。

サーキット走行なんて、ハナシになりませんでした。

で、弊社のフロントバンパーとEGオイルクーラーに交換下さいました。

で、やっと富士ショート30分サル走りOKとなりましたが、それでも
他グレードや年式と比較すると、5度くらい高めでした。

しょうがありませんね ┐(-。ー;)┌

で、納める弊社ではありません。

S永様から頼まれもしないのに、さらなる進化を開発しました。

それがオイルパンクーリングダクトです。

コレ、V36のお客様にも頼まれていますので、入庫中のF井様の車両で、
型取りをしています。

画像はまだナイショです。

スーパーオートバックス神戸さんでは、現物を展示販売します。

下に潜り込んだ外気をすくって、オイルパンを強制的に冷却します。

せっかくなので、オイルパンにこんなんビッシリ貼り付けます。

almifinn

これを貼り付けるのって、結構タイヘンなんですよ。

でもそこはサーキットコンセプトです。

接着剤でただ貼り付けるのは、芸がありません。

Agのグリース、秋葉原で安く売っています。

Ag、つまり銀です。

銅よりも熱伝導性が高いです。

コレでオイルパンを強制冷却して、油温をさらに5度下げてみせます。

今年の夏は例年以上に暑いらしいので、テスト条件にはもってこいです。

5度下がらなかったら?

シツコイようですが、サーキットコンセプトです。

下がるまでやります。

ペルチェ素子って秘密兵器がありますから。

書いたら秘密になんねェだろ ヾ(- -;)