日別アーカイブ: 2022年4月7日

Quantumのネタ、からの~~~実はECUのおハナシですネタの続き

昨日のネタ、またバズりましたね。

ECUの踏み込んじゃイケナイ領域ってなんだよ (#`Д´)凸

ってハナシです。

お若いお客様はご存じないキャブレターって装置があります。

FDやBNR32が登場する前はフルチューンの定番でした。

個人的にはSOLEXよりもWEBER派でした。

今となってはLメカですらインジェクションになってきています。

そりゃね、キャブにはできないキメ細かい制御がインジェクションでは
できるからです。

私自身も経験がありますが筑波で調子が良くても富士ではフけ無い、
夏と冬にセッティングをし直す必要がある。

フルチューンのキャブ車なんて寒い冬の朝なんてEGかけるのは儀式です。

ご存じの人もいらっしゃるとは思いますがカーグラフィックTVってのが
ありましてそのオープニングでヴィンテージBUGATTIのEGを
かけるときに3回ほどチョークって動作をしてからEG始動します。

チョークってなんだよ ってハナシですね。

上記のイロイロなキャブに関するおハナシ、今のクルマは全く無縁です。

チョークの代わりに純正ECUが冷間始動補正ってのをかけてきます。

夏だろうが冬だろうが純正ECUが吸気温補正ってのをかけてきます。

その他、多くの補正ってのが純正ECUでは山盛りテンコ盛りです。

パワーって言う点からだとこの補正ってのがネックになることがあります。

純正ECUの強力なフィードバックや補正は乗りやすいクルマにするには
必要不可欠だと思います。

ただ、それと同時に純正ECUはEGを壊さないようにともかくキメ細かく
補正をかけてきます。

それがハイパワーの障壁になることも多々あります。

ブーンってEGをブン回してカンペキにセッティングを取ってもその後、
走っているとどんどんフィードバックや補正がかかって・・・・・・

ってクルマを何台も見てきました。

もちろんちゃんと理解してキチンとセットを取れるショップさんだって
あるとは思います。

ま、コレ以上はヤめときます。

そう言えば先日、メンバーのN様からご連絡を頂戴しました。

ご縁があって弊社お得意様のZ34を手に入れたとことですがそのクルマ、
とても乗りやすく速いことに感動して下さったってご報告でした。

是非、弊社のECUに替えたいってご要望も頂戴しました。

またまたウサン臭いハナシなので今度筑波で直接Nさまに聞いて下さい。

さ、Nさまのご期待のず~~っと上でお返しをしないと、です。