月別アーカイブ: 2021年10月

そもそも論ですが機械式LSDよりもデフトラブルを回避することから始めましょうって提唱したいですネタだと想うんですけどね

やっぱり富士山はこうでなくちゃ。

 

 

T中さま、S巻さま、M山さま、K田さま、Pさん、お疲れさまでした。

あ、PさんとK田さんが映っていない (゚_゚i)

 

 

今シーズンに向けて大進化を遂げたPさんのシェイクダウンでした。

3年ぶりのベスト更新おめでとうございます \(´O`)/

詳細はPさんのみんカラをどうぞ。

思えば2年前のATダダ滑りからの~~~弊社でAT強化。

昨年は12万キロを超えたところでEGブローとトラブル続きでした。

今シーズンは次に考えられるデフトラブルを予見して早めの対策を講じ
ココんトコ何回かに分けて書いてありますがデフケースから刷新して
ベアリング、シール類を全部新品にして弊社が現在持ちうる機械式
LSDの最新テクノロジーを投入です。

昨日に弊社にクルマを引き取りにお見えで御殿場に前泊。

弊社も合流して前夜祭。

八王子から御殿場までいかがでした?

ってお聞きしたところともかく一切気難しさは無く乗りやすいことに
言及下さいましてこれならベスト更新は期待できるって鼻息は荒くて
期待が持てる予感でした。

さすがです。

有言実行で1本目でベスト更新。

しかもタイヤは昨シーズンのZIII。

それを考慮すればまだまだイケます。

イイことばかりじゃ無いんですね。

たった一つシェイクダウンに間に合わなかったことが爆発しました。

来月またお預かり予定なのでその時にやりゃあイイだろって思っていたのが
たった1回の30分サル走りでダメでした。

やはり33秒の走りだとダメだってことが改めてわかりました。

さ、Pさんがおみやげに持ってきて下さった栗で祝杯です

 

そもそも論ですが機械式LSDよりもデフトラブルを回避することから始めましょうって提唱したいですネタ、じゃあ無いかな・・・・

鈴鹿支部長のI田さまからお電話がありました。

明日、時間が取れたので鈴鹿に行ってきます。雨なので練習になります。

イイですね。

今シーズン機械式LSDを初めて導入してその性能を発揮するためには
機械式LSDを理解し、走り方も変える必要があります。

多くの雑誌やメディア等でいくらでもLSDの解説なんてあります。

1way? 1.5way?

そんなノーガキは取りあえずはどうでもイイです。

今までできなかったことができるようになるのか? ならないのか?

できるようにならなかったらナニがモンダイなのか?

できるようになったなら進入や脱出で数字としてどう進展が見られたのか?

弊社ではキチンとフローチャートとデータを蓄積して成長の証と次への課題を
明確にしていっています。

機械式LSDを入れて何となく良くなった? じゃあそのコストに見合った
効果があったのか無かったのかがボケてしまうと弊社では考えています。

機械式LSDを入れていきなり劇的な効果が感じられるって人はなかなか
いないとは思います。

最初は今までとは違う動きに戸惑いますが乗り方を変えて機械式LSDに
合わせていくことでその性能を引き出して行く、それが正解だと考えます。

そのためには低μ路の方がわかりやすいから雨の練習会は弊社ではオススメ
しておりますがやはりリスクも高いことは確実です。

そもそも世の中の常として低リスクはローリターンです。

そんな精神論は置いときましょう。

弊社がデフのテストをする時には新車の時に装着してあった純正タイヤで
富士ショートに行きます。

ベースグレードなので225/50R18、245/45R18です。

次回のデフのテストでは進入時の効きを1ランク上げたモノを試します。

一般的には進入でアンダーが強くなります。

何でそんなのテストすんの? って感じる人も多いとは思います。

ンまく行くとは限らないですよ。

あ~~~ダメだったって元に戻す可能性だって捨てきれません。

もう一度書きます。

低リスクはローリターンです。

ベースグレードの225/50R18、245/45R18ってタイヤで
テストする意味がココにあります。

進入時でドヒャーって流れます。

しっかりとしたフロント荷重でフロントが逃げることは抑えられます。

その分、リアがドヒャーって流れます。

だから進入のスピードを上げることができません。

そこで機械式LSDの進入時の効きをアップさせることでリアを安定させて
流れにくくするためです。

そうなると1ランク上の進入速度が達成できる、そう考えています。

もう一回書きます。

ンまく行くとは限らないですよ

でもソコはCircuitConcept流です。

デフだけじゃなくアシ、ブレーキをツルシでは無く自社で開発することで
トータルでセットができるとても強い弊社の利点を生かして必ずンまく
行くようにテスト、検証を続けます。

 

雨降って地固まる・・・・・ってこう言うことなんだな~~~~~~ネタ

先週のハナシですが有名なアイドルグループのメンバーが活動辞退って
ニュースをネットで見かけました。

ま、良くあるハナシなので流していましたがなんかいつもと風向きが違う。

プリクラが流出したとか交際がバレたとかそんなハナシでは無さそう。

複数名のメンバーが一斉に活動辞退、つまりクビってことらしいです。

やっぱりなんかいつもと違うからちょっとググってみた。

裏アカ

そんなトコらしいです。

それってそんなモンダイになるようなことなのか???

ってさらに調べてみたらやっぱりイロイロ出てきました。

アイドルに限ったハナシじゃ無さそうでけっこう大きなモンダイらしいです。

裏アカを調査する民間会社までいくつもあるらしくてしかも大企業や政治家が
からんでいることだってあるらしいです。

さらに調べてみると企業等が新卒を採用する時に裏アカを調査して人間性の
本性、まさに裏側を調査するってのを見ると時代だな~~~って感じて
しまいますね。

裏アカに限らずネットで本性を暴露しているアタマの悪い輩を見かけます。

浮いてることも疎まれていることも本人は気が付かない

ま、気が付くような最低の常識があれば最初っからやらないですよ。

そのアイドルさん達が裏アカでナニを書いていたか?までは興味ないですが
クビになるくらいだから相当なことを書きまくったんでしょうね。

ハナシが変わるようですが先日、Mさまがご来社下さいまして実に久々に
じっくりとおハナシをさせて頂きました。

ココ1年の酸いも甘いもた~~っぷりとご経験なさったハナシも忌憚なく
お伝えくださいました。

書きたいことはとてもいっぱいありますがソコは自分のことでは無いので
Mさまにご迷惑をおかけするワケにも行かないですからヤめときます。

すでにハナシの主題は来シーズンに向けて、です。

記録的な上達を遂げたもののMさまの目標は崇高です。

勝てるクルマ

繰り返しになりますがこの1年で酸いも甘いもフツ~~の数倍もご経験で
とてもありがたいことですが次期の勝てるクルマのためにCircuit
Conceptのパーツ改めてに回帰とのことです。

とてもいろんな人がいろんなことを言ってくる業界です。

ネットを見回すと評論家だらけです。

正しい情報だけを正確に取捨選択することってとてもとても困難です。

でもこの1年でMさまはとてもとてもお勉強なさったことが伺えるような
ご相談内容でした。

アイドルさんが裏アカで人生につまづくのもネットと言う高度情報社会を
誤ったと言うのもひとつの側面でもあります。

やっぱり記録的な上達を遂げることができた要因は様々です。

情報を最大限に活用して具現化できると言うこともひとつの高い能力です。

上達するためのアルゴリズムってのが弊社にはあります。

それを忠実に追従して下さるチームメンバーさまには弊社は責任を持ちます

情報発信ということはそう言うことだって弊社では考えます。

Mさまが弊社を訪れて下さって弊社に入庫中のPさん、ドレさん、W部先生の
クルマの写真を取りまくって下さいまして改めて弊社の製品の品質にご納得を
して下さったことも付け加えさせて下さい。

 

 

 

そもそも論ですが機械式LSDよりもデフトラブルを回避することから始めましょうって提唱したいですネタ、その8

ふ~~~ん なるほどね ( ̄~ ̄)

 

 

だったら最初っから言わなきゃイイじゃん。

っつ~~か

このアシ付けると1秒縮まるよ

このデフ入れると1秒縮まるよ

このブレーキなら1秒縮まるよ

自分が客だった時代にも散々言われました。

だからアシ、デフ、ブレーキはそれこそ日本のメーカーだけでなく海外モノ
も含めるとそりゃあい~~~~っばい試したモンです。

凄まじいほどの授業料を支払ってきました。

それが経験となって今の結論に至るワケです。

2台乗り比べれば誰でもわかる

その経験をココでできるだけ体系的にご紹介させて頂いているってワケです。

ココ数年で劇的な上達を遂げて下さったメンバーが何名もいらっしゃいます。

今シーズンは聖地、筑波が増えます。

H本さま、K林さま、Pさんが新規参戦予定です。

昨シーズン記録的な成長を遂げたM上様や某イベントでクラスチャンピオン
を取得したI町様、そして今シーズンからチームサーキットコンセプト
筑波支部でご活躍のN織様も加えていきなりの大所帯です。

やはり筑波の本コースってのは業界の標準です。

富士や鈴鹿と比較するとセーフティーゾーンが無いに等しい筑波の本コース
1ヒット全損ってことも珍しくありません。

とてもリスクが高いコースです。

先日のI田さまのご感想を思い出します。

リアが流れても怖くなくなった

クルマをコントロールする1ランク上の技術が身についた証拠です。

ビビリミッターが解除されたってことです。

筑波の本コースはビビリミッターとの戦いです。

ダンロップ、80R、そして最終。

ココをコントロールして踏み抜くことができれば秒単位で縮まります。

って言うか秒単位で縮めることに成功しているメンバーもいらっしゃいます。

ただ、もう一度焦らずに

タイムだけを追求してはいけません

って言うのが弊社の方針です。

楽しく練習を積んでコーナーでより踏み抜けるようになるとデフの負担は
さらに上がります。

トラブルランキングの常に上位を誇るデフ周り、あらかじめ徹底的に対策を
講じることで今シーズンはどれだけの進化を遂げて下さるのか?

とてもとても楽しみです。

いや~~~イイ流れだ

 

 

 

 

そもそも論ですが機械式LSDよりもデフトラブルを回避することから始めましょうって提唱したいですネタ、その7

政治のハナシをココで書く理由っていくつかあります。

やっぱり騙される人って多いな~~と感じてしまいます。

こんなのハナシにならない ┐( ̄ヘ ̄)┌

 

 

先日も書きましたが衆議院選挙前で各党はできもしない公約のオンパレード。

わかりやすい年金ひとつ取ってみても明白じゃないですか。

支給年齢をどんどん上げて支給額も横ばいどころか下げ始まっています。

こないだ書いた財務省事務次官の告発論文。

高市早苗が大騒ぎしているのを見ているとバカ丸出しです。

で、高市早苗が主張している骨格は成長戦略ありきってハナシだけです。

この先、日本の企業がもっと儲かって税金がいっぱい入るって事です。

まるで大借金してる人にカネ返せって詰め寄ったら宝クジ当たったら返す
って言ってるのと変わらないように聞こえてしまいます。

日本ってこの20年ほどGDPはほぼ横ばいです。

ナニが根拠の成長戦略なんだか・・・・??

先日、IMFがココんトコの世界の成長率を発表しました。

世界平均が5.9%。

アメリカや中国が8%で世界を牽引しています。

ユーロ圏やアジア圏が6%。

で、日本は2%台。

韓国や台湾よりも下です。

この事実を高市早苗はどう捉えているんだろう??

っつ~~かハナっから見ちゃいないのかそれとも勉強しないのか??

はたまた思いつきで妄想を言っているのか??

こう言う事実ってどれだけの有権者が把握して理解して投票しているのか?

それがイチバンのモンダイなんですね。

我々チューニングの世界も全く同じだと感じています。

EG、デフ、アシ、ブレーキ、シーズンが始まったばっかなのに弊社に
ご相談が毎日毎日届いています。

こんな書き方をしたらまた反感を買ってしまうとは思いますがそのトラブル
何回も何回もココで書いてきましたよ、って敢えて書かせて欲しいです。

これだけの高度情報社会です。

真贋問わずネットには情報が溢れています。

チューニングのハナシに限ったことでは無いですね。

これからますます情報の真贋を見極める能力ってお客さまに求められます。

このオイル、フルードを入れると吹かないよ

って言われたからそれを入れたけど壊れた。

そのご相談が最も多いです。

吹かないって言っただけのハナシで壊れないとは言ってない

そんなことが今日もあっちゃこっちゃで繰り広げられているんでしょうね。

競技専用部品だからってことで我々の世界ではまかり通っちゃうんですね。

またまた鈴鹿支部長のI田さまとのやりとりのハナシになりますが鈴鹿の
南コースでの分切りは一つの目標でもあり通過点でもあります。

次のターゲットは本コース30秒切りです。

しかもソコソコタイヤです。

ちょっとやそっとリアが流れても怖くなくなったってご感想を聞くと
弊社の練習メソッドが結実した安堵の瞬間です。

で、目標達成のために次の課題ってのをご提示させて頂きました。

I田さんはとても真摯に受け止めて勉強して下さいます。

その一方、やはり1シーズンきっちり走り込めるためのメインテナンス等に
ついても改めてご提示させて頂きました。

運転技術向上のための絶対必要条件はソコソコタイヤで走り込むことです。

トラブルが起きるとしばらく足踏みどころか運転技術は後退してしまいます。

 

 

そもそも論ですが機械式LSDよりもデフトラブルを回避することから始めましょうって提唱したいですネタ、その6

鈴鹿支部長のI田さまが鈴鹿ショート30分X3本走りきってご自身で
分析をして次への課題を弊社にご相談下さっております。

本来ならちゃんとご同行してデータロガーを搭載して細かく分析するのが
スジだったんですが、とにかく現在お預かり中の14台のZ34V36を
とっとと仕上げないとマズいなんてモンじゃありません。

で、I田さまのベストがナント!!! 1:00:01

絵に描いたような寸止めです。

イイですね。

なんかすっかり忘れてしまった青春のようです。

そもそもそんなにカンタンに達成してしまえば冷めて飽きてしまう事だって
あり得ることだし、まるでナニかしらの与えられた試練のようです。

アジアンタイヤを考慮するとなかなかですよ

Pさんのデフを降ろしてど~~せバラバラにするからじゃなくて現状を
観察してデータ取りをすることって必要だと弊社では感じています。

サーキットガンガンの12万キロ、いくら弊社デフオイルクーラーが
装着されていても相応の経年劣化はあるはずです。

デフケースのサビ等はやはりそれなりです。

まず感じたことがバックラッシュが大きくなっている

コレってソコソコ重大なモンダイです。

バックラッシュが大きい、つまり歯アタリ不良の可能性が大きいです。

正常な歯アタリを出すために日産純正のデフではシムって輪っかが3枚
必要です。

日産ではスラスト側のシムを0.03mm単位でサイドベアリング側のシムは
0.05mm単位で数種類準備しています。

つまり0.03mm単位でこだわって歯アタリ調整してねってことです。

それをキチンとやらないと・・・・・・

結果は見えています。

こうなるとメカニック側のこだわりです。

これくらいならイイだろって妥協すると組んだ静的な状態では許容範囲でも
サーキットガンガンで広がってくるってことをPさんのデフで確認しました。

 

そもそも論ですが機械式のLSDよりもデフトラブルを回避することから始めましょうって提唱したいですネタ、その5

鈴鹿支部のBさんから自主練の便りを頂戴しました。

 

 

天気イイですね~~~~。

Bさん、I田さん、T中さん、お疲れさまでした。

早速、I田さんからもご連絡を頂戴しました。

ともかく女王蜂の効果とパフォーマンスアップにとても喜んで下さいました。

本来なら弊社も2号機で参加予定だったんですが・・・・・・・・・・

ムリでした・・・・・すいません・・・・・・  ▄█▀█◯

もう忙しすぎて忙しすぎて。

一般のお客さまにとってデフのメインテナンスってオイル交換くらいしか
思いつかないと思います。

そのオイル交換だって交換頻度は? オイルの推奨ブランドは?

デフオイルに関しては明確なお考えのある人の方が珍しいです。

以前にも書きましたがEGオイルについては皆様は神経を配りますが
デフオイルやPSフルード、クラッチフルードあたりになると不具合が
起きて初めてあ、交換してないやってパターンも少なくありません。

クラッチフルードなんか定期交換しておかないとエラいことになることは
もはやココで言及するまでもありません。

デフオイルやPSフルードなんて純正状態ではある意味、EGオイルよりも
過酷な状態にさらされているから無対策だと沸騰すらしてしまいます。

そのまま使い続けてエラいことになってしまって弊社に入庫ってパターンも
少なくありません。

コレはEGに不具合が出たお客さまのオイルパンをはぐったところです。

 

 

もうこうなるといろんなEG部品は新品交換しなくてはなりません。

安く上げようなんてケチな画策をしてオイルポンプあたりを再利用なんか
しようモノならとても大~~~~きなしっぺ返しが待っているだけです。

良質なオイルと高性能なオイルクーラー、フルードクーラーそして定期的な
メインテナンスを続けていればトラブルの可能性はず~~~っと下がります。

ソコ、ケチるところじゃありませんってことをもっともっと効率的に啓発
していくにはど~~~すりゃイイんだろぅ??

 

そもそも論ですが機械式のLSDよりもデフトラブルを回避することから始めましょうって提唱したいですネタ、その4

今バズってるこのハナシ、日本を象徴していると感じてしまいます。

 

 

財務省の政務次官、つまり現場の最先端らいる人がこのまま行くと日本は
かなりヤバいことになるって論文を文藝春秋って月刊誌に寄稿したハナシ。

イチバン最初に噛み付いたのが高市早苗。

続いて岸田総理や公明党の政調会長も不快感を表明しました。

どんだけわかっていないヤツらが日本のトップにいるのか?ってことです。

海外に行くとタマに日本経済が破綻するシナリオってのをTVでみかけます。

アメリカでもやってるしイギリスでも何回か見かけました。

日本の国債の信用度ってヤツがこの20年で少しずつ下がっていっています。

今や先進国では最下位レベル、さらには韓国よりも下です。

つまり日本の国債って危なくね? って世界が評価してるってことです。

デフォルト

きっと日本人の誰もが他人事と捉えていますしそんなこと起きるワケねぇよ
って根拠なく固く信じている人がほとんどだと思います。

100兆円とも言われるコロナ対策費、もう東京オリンピックの3兆円なんて
かわいいモンだって感じてしまいます。

今度の衆議院選挙で自民公明が過半数を獲得すると必ずやってくる

大増税時代・・・・・・

ホントに遊べるのって今が旬のような気がします。

さて、ココまでバラバラにすりゃあ後は新品で組むだけです。

 

 

純正部品はベアリング4個、オイルシール3個です。

10万キロオーバーのZ34V36ならもちろん全部新品交換ですし
再利用して下さいなんてお客さまは今んトコ一人もいません。

弊社がいつもココで書いている安心を買いましょうってことです。

この先の数年間、数万キロをトラブル無くアタックし続けるためです。

ストリートではそうそう起きるモンじゃないことでもサーキットでは
起こりますしタイムが縮まってくればもっと起こる可能性が高いです。

だからこそ潜在的なトラブルのタネを摘み取っておこうってのが弊社の
基本的な考え方です。

デフだけじないですよ。

EGなんて顕著です。

以前にも書きましたがどうしても初期投資がお客さまには高いように
映ってしまう弊社製品が多いです。

でもいつもココで書いています。

価格には理由があります

って言っても高くてもダメな製品はいっぱいあるのでソコは難しいですね。

デフのハナシに戻します。

走行10万キロのクルマに機械式LSDを組み込むついでにデフをOHする
のはもちろん理想です。

逆のケースについて書いてみます。

逆って何だ??

走行が3万キロくらいでもデフからオイルが漏るってこと無いハナシでは
ありません。

やっぱりデフオイルクーラー無しでサーキットを走ることが多いクルマに
良く見られます。

ダダ漏れとまでは行かなくてもデフケースにしたたるくらいの漏れなので
もちろん修理したほうがイイのはわかりきっていますが修理しなくても
乗れないってことでもありません。

原因はサイドオイルシールが熱で劣化してシール性能が落ちたってことです。

ゴムですからね。

そもそも論ですが機械式のLSDよりもデフトラブルを回避することから始めましょうって提唱したいですネタ、その3

( ̄~ ̄;)

 

 

サーキットガンガン12万キロのPさんのデフ、たっぷりと愛情を持って
OHしてから機械式のLSDを組み込みます。

コレ、純正のデフマウントフロントピースの残骸です。

 

 

装着状態でこんなんなっちゃったワケではありませんよ。

デフマウントのフロントピースって外すのソコソコ大変です。

で、Z34V36の専門店としてまたまた専用治具を作りました。

ムニュ~~~って油圧プレスでカンタンに外れるようになりました。

で、破壊して外した残骸ってワケです。

弊社が最も得意とするプログレッシブレートゴムマウントのデフブッシュ、
圧入する時にナナメったりしないようにガイドを設けてあります。

 

 

で、こんなカンジです。

 

 

コレ、以前にアップしました。

 

純正のゴムマウントって棒を突っ込んで手でグイグイ動くほど壊滅的に
柔らかくこれがスポーツ走行のフィーリングを損なっているだけでなく
デフの耐久性にも悪影響を与えるって弊社では考えます。

弊社ではデフの耐久性を大きく左右する要因の一つにが歯当たりがあると
考えます。

どんなショップさんでも歯当たり調整は必ずやると思います。

が。

それは静的な状態です

100度、いやデフオイルクーラーが付いてなければカンタンに150度を
超える状態で金属は必ず膨張するワケですからその時の歯当たりって静的な
状態とは異なってきます。

ましてやブニャブニャの純正マウントで前後上下左右にデフが動けば
フランジからの入力だって1度2度くらいの変位があるワケです。

この2つの動的な要因をキチンと対策するのとそんなの変わりゃしねぇよ
って看過するのでは結果が同じワ~~~ケが無いって弊社では考えます。

どうせデフをバラすんだったら高いモンじゃあ無いのでデフマウントの
交換をオススメしています。

フロントピース 2個1セット 34,800円

そもそも論ですが機械式のLSDよりもデフトラブルを回避することから始めましょうって提唱したいですネタ、その2

デフの不具合で弊社に入庫してバラしてみると、まずダメになっているのが
ベアリングです。

特にコイツ。

サーキットガンガンでも弊社デフオイルクーラーが付いているI田さんや
Pさんのデフを機械式LSD装着のため先日バラしまして点検しましたが
このベアリングの状態はとても良かったです。

再利用できんじゃねぇの? ってくらいの状態でしたがやっぱりココは
ケチるところじゃないので新品交換で安心を買います。

日産純正の定価が4,310円ですから交換しない理由が見あたりません。

とは書いてみたものの実は交換工賃はソコソコかかるようです。

ようですって書いたのはショップさんによってかなり工賃が違うみたいです。

弊社はZ34V36の専門店としてベアリングを抜く治具とベアリングを
圧入する治具、そしてシールを抜く治具と圧入する治具を作りました。

以前にも書きましたがベアリングのアウターレースを抜くのって日産の
サービスマニュアルによると均等に軽打して外すって書いてあります。

 

コンコン叩くところが2箇所あってソコを交互に叩くんですけどちょっと
軽打じゃないな~~~。

割とガンガン叩かないと外れません。

ココで弊社が気になったのが交互にガンガン叩くです。

つまり交互にナナメって外れるワケなんですね。

精度にトコトンこだわりたい弊社はこのナナメって外れるってのがとても
イヤなんです。

っつ~~~ワケでキチンと正確に垂直に外れる治具ってのも作りました。

コレ、自分で書くのもなんですがなかなかのスグレモンです。

そのうち動画撮ります。