月別アーカイブ: 2020年11月

なんか近況報告っぽくなっちゃいましたネタ

世界中すさまじい勢いで増えていますね。

そのうち自分も感染するのかな~~?

今日は新幹線で名古屋日帰りです。

決して甘く見ているワケでは無いですよ。

ココ10ヶ月の報道や世界各地の経験を見ているとある程度は自分なりの
傾向と判断はつくと勝手に考えています。

インフルエンザよりは感染力が低いって勝手に思っているのでとにかく
手からの感染に気をつけています。

多くのお客様が弊社製品をお待ち下さっております。

在庫があるものは出荷していますがこんなご時世ですから無いものだって
多いですしなかなか入ってこないモノだってあります。

弊社フルチタンマフラーを積んだ船はやっと今月30日に横浜は大黒埠頭に
到着予定です。

弊社扱いAPRacingブレーキシステム、弊社扱いQuantum
サスペンションシステムがおかげさまで特に堅調で、冬のボーナスで
お買い上げ下さるお客様がココんトコ増えて下さいました。

どちらもイギリスです。

12月にはアメリカに行って溜まりに溜まっちゃったいろんなことを
サバいてくる予定です。

ロックダウンだけはカンベンして

いつもいつも感心させられるほど有意義なネタを立て続けにアップする
GarageKさんがクランクシャフトについて語られていました。

樽型のクランクピン。

実は弊社もココ数ヶ月、注視しているネタです。

静的な状態ではなく動的な状態にも言及されていました。

コレもまた弊社がクランクシャフトを刷新する大きな理由と同じです。

EG内部で極限とまでは言いませんがそれこそ富士の本コースストレートで
全開時に起きている状況を想定しないとどんな設計だって机上の空論です。

ピストンはもうかなり前から樽型がスタンダードです。

その樽の程度もピストンメーカーによってさまざまです。

C社、J社、M社と弊社では経験してきましたがやはりダメなメーカーと
秀逸なメーカーとの差の一つが樽型形状でした。

最もダメだったJ社のピストンではともかくサイドノックがウルサイし
フケ上がりも悪かったです。

その一員に樽型形状の悪さがありました。

富士の本コースを始め過酷な状況で30分サル走り。

そんな状況下でEG内部がどうなっているかなんてシミュレーションは
とても困難です。

でも単に従来通りのガラパゴステクノロジーではただただ壊すことも
従来通りです。

弊社を全面的にご信頼下さるお得意様に信頼、信用でお返しします。

Y本様、T野様、I様り3名様が弊社EG作業をお待ち下さっております。

感動してもらうためには最新のテクノロジーをひとつひとつ確実に
具現化してきております。

まだナニか上があるはずです

 

 

 

まだシーズン前半だからこそ今からでも間に合う軌道修正ってのをご提示していきたいネタ、その14

もう何年も親交がある走り屋仲間のお一人、某氏に先日お会いしまして
その時のおハナシをしてみます。

例のドイツ製スポーツカーに何台もお乗りになり今でも数台お持ちで
富士の本コースを楽しんでいたはずです。

ところがです。

久しぶりにお会いしたらちょっとブルーな感じ。

クルマ、ちょっと覚めちゃったんですよね~~

お聞きするとメインテナンスを依頼してたショップさんでの小変更が
どうも裏目に出たらしくクルっとスピンするような車になっちゃった
そんなことをおっしゃっておりました。

でショップさんに相談してみた所、変更したなりに乗らなきゃダメだ
との事でした。

こんなハナシって今でも全国で繰り広げられていると推測できます。

でもそんな言った通りになんかなかなかなるワケも無くコーナーでちょっと
踏んでしまうとくるっとスピン、このままだとせっかくのヴィンテージ
ドイツ製スポーツカーをツブしてしまう。

それに辟易として楽しくなくなっちゃったってことでした。

さらに詳しくお聞きしてみるとなんでそんなことになっちゃってるのか
弊社には手に取るようにわかりました

車っていうのは物理現象で動くモンです。

そういう変更したらそういう動きになるに決まってますわな

こんな話今まで何回聞いてきただろう

だから弊社では一貫してお客様が乗りやすい車作りに努力してきました

大体言われる事は決まっていてタイムが出ればイイじゃん

出なけりゃ出ないで最終的には乗れない君が悪いんだよって
断罪されて終わりです。

しかもココまでにZ34の世界からは考えられないほどのすさまじい
投資を余儀なくされています。

モータースポーツの裾野を破壊している典型にしか私には映りません

でもそうじゃないんですよね

車に合わせた走りをすると言う事はもちろん大事なことだと思います。

でも今じゃないんですよね

ある程度は自分が思った通りに動いてくれないと練習にすらならない。

そのクルマを手掛けたショップさんも実はココを見ているっぽいので
詳細は書けないですけど今後の経緯や展開は引き続きご紹介したいです。

数値には表わすことができないフィーリングってのを弊社ならではのこだわりで追求していますネタ

最近、ポツリポツリとですがロードスターのお客様からのお問い合わせが
増えてきました。

S様のコンプリートカーturboNBの納期の約束もあと半年。

ヨユ~~ぶっこいているバヤイではありませんが弊社にしては珍しく
順調に進んでいるので今んトコはだいじょぶそげですが油断は決して
いけません。

ナニがあるかわからないですから。

ポン付けターボにポン付け車高調にポン付けブレーキならもっとずっ~~と
カンタンにできるハナシですが弊社のお得意様はもちろんですがそんなこと
弊社に求めるワ~~~ケがありません。

むしろ真逆です。

サーキットコンセプトに任せるんだから何かドキドキさせてね

サーキットコンセプトに任せるんだから何かワクワクさせてね

って、プラスαを求められますし弊社もそれ以上でお返ししたいです。

S様のご要望は割とシンプルです。

フツーに街乗りが楽しくて壊れなくて筑波が△秒

これだけです。

タイムはタラレバがご法度だと思いますので出してから書きます。

S様の目標の筑波本コース△秒は弊社にとっては実はハードルが低いんです。

ま、出してから言えって言われるのでもちろんそうしますが弊社の目標は
もっとずっと高いところに設定しております。

そのためにやらなければならないことは弊社にはわかっております。

Z34ももちろん同じなんですがパワーの出方って重要なんです。

特にturboだとなおさらです。

以前にS2000のAP1とAP2について書いたことがあります。

メーカーだってわかっちゃいるハナシなんですが実際に行動に移したのって
弊社が知る限りHONDAさんだけです。

なんでHONDAさんだけしかこんなことやらないか?って言えばそれは
我々受けてのモンダイもあるんです。

200馬力よりも220馬力の方がエラい・・・みたいな。

特にロードスターみたいなライトウエイトだと踏み切れないドッカンな
300馬力より低速トルクがある乗りやすいフラット250馬力の方が
トータルでは速いって弊社では考えています。

もちろんZ34V36のVQ37にも応用できるハナシです。

そのための重要課題がクランクシャフトです。

低速トルクがあって上までキチンと回るEGには絶対必要条件なんですが
十分条件を満たすクランクシャフトを作り出すことはとても難しいです。

とてもありがたいことにホンモノのレース屋さんと親交ができまして
ダメなクランクシャフトNASCARレベルのクランクシャフト
違いってのを惜しげもなく伝授して下さいました。

まずはお安く実現できるturboNBのクランクシャフトで何本かの
経験を積んでフルNASCARスペックVQ37のクランクシャフトを
手掛けたいと考えております。

言った言わないでモメることが多い世界だからこそキチンとしたコミュニケーションを強く励行していきたいですネタ

弊社フルコンプリート(2号機と全く同じ)を受注下さいました栃木県の
I井様と打ち合わせに行ってまいりました。

全く同じって書くと語弊がありますし、サーキットを走るご予定が無い
I井様にはコレはいらないと思います、って細かく打ち合わせをして
弊社ならではのよりツッ込んだ費用対効果をご提示させて頂きました。

フツーならデモカーと同じにしたいってご要望ならウヒャヒャヒャ、
コレはちょっとボレるぞΨ(`∀´)Ψって考えそうなモンです。

でもムダに経験が長い弊社はこんなことも考えてしまいます。

こんなん買うんじゃなかった・・・・

実際にそんなパターンも数多く見てきました。

やっぱり長くて良いお付き合いをさせて頂くお得意様が多い弊社では
長く長~~くZ34V36にお乗り続けて欲しいんです。

お客様の立場になってコレは必要ないと思いますってリストをキチンと
真正直におハナシをさせて頂きました。

それだけで200万くらいは安くなるんです。

例えばフルカーボンボディをご希望でしたが弊社ではドアとハッチゲートは
ドライカーボン化には反対させて頂きました。

キチンとした理由はそのうちココで書かせて頂きます。

サーキットコンセプトさんが言うなら・・・・・ってソコはご納得下さい
ましたが弊社にはもちろん大きな重責です。

納めた時にハナシ違ぇよってなったりそれこそこんなん買うんじなかった
ってなってしまうと弊社はとても悲しいですから。

だからこそトコトンおハナシをさせて頂いて心から納得して欲しいです。

片道200Km弱なのでもちろん日帰りは可能なんですがついつい
寄ってしまう温泉です。

栃木県には数多くの良い温泉が多いです。

天気もとても良く穏やかだったのでライン下りも満席でキモチ良さそうで
マイナスイオンってヤツをいっぱい浴びてきました。

kinugawa

GoToキャンペーンってヤツのご相伴に弊社も預からせて頂いております。

coupon

9,000円分のクーポン券だって。

もちろん宿泊費35%オフに加えてのサービスです。

次回の鈴鹿でもいつもはビジネスホテルなんですが温泉宿にしよっかな?

GoToトラベル中止になりそうだし。

まだシーズン前半だからこそ今からでも間に合う軌道修正ってのをご提示していきたいネタ、その13

今シーズンからチームサーキットコンセプトにご参加予定のS様、弊社で
手がけさせて頂く前に地元のショップさんでイロイロと手が入っています。

ところがです。

S様はZ34の前にもチューニングカーのご経験があったおかげで
なんかヘン?? って言うハナが効きまして弊社に入庫となりました。

ジャッキアップして下に潜ってみると。

trouble1

これはタダごとではない予感。

trouble2

冷却水とオイルが漏っている。

で、アンダーパネルを外すとイロイロ溜まっている。

trouble4

もうこうなるとホラーです。

trouble3

で、これらの原因は明白なんですがその原因となった部品の画像は
アップすることができません。

実際に施工した人が見れば一発でわかっちゃうからです。

もう無くなっちゃった例の有名メーカーの製品なんですけど製品も製品なら
取り付け方にもかなりモンダイがあるからこうなっちゃったんです。

タマタマ弊社にお越し下さったチームメンバーのT中様やU見様も
現状を見て驚いていらっしゃいました。

ムダに長~~い経験だけはある弊社からのささやかな提言なんですが
実はこのハナが効くってとても大事なんです。

アレ?なんかヲカシイ

って検知できる能力は結果に大きく差が出てきます。

このまま練習会にご参加下さっていたら100%壊していたと思います。

ま、当日、弊社はお止めしたでしょうケド。

自分で書くのもなんですがやはりサーキットコンセプトの製品って

世界最高峰品質

だと評価されるようにただ驀進するだけです。

まだシーズン前半だからこそ今からでも間に合う軌道修正ってのをご提示していきたいネタ、その12

自分の製品売りたいだけだろ

って言われてしまえばミもフタもありません ┐( ̄ヘ ̄)┌

ま、そのためにいつもココで書いています。

いったん純正にお戻ししてみますか

そうすれば方向性の矯正はある程度は可能です。

ある程度・・・・です。

そのある程度のおハナシを今日はしてみたいと思います。

我々のようなアフターパーツメーカーは純正よりも優れたパフォーマンスを
ご提供するはずです。

現実は。。。。

ブレーキついでのネタです。

純正がイイって言ってるのではないネタを書かないとなんだかワケの
わからないボヤけた情報発信になってしまいそうですから。

純正のパフォーマンスにそんなに過大な期待をしてはいけません。

残念ながらサーキットガンガンなんてメーカーは全く想定していません。

チームメンバーの車両がブレーキメインテナンスで入庫すると最近は
ココを見ます。

dustseals

純正4ピストンキャリパーのダストシールが熱でチギれています。

走行距離なんて5万キロにも満たない車両です。

もうブレーキキャリパーのオーバーホール(以下OH)が必要です。

サーキットガンガンの車両ならばせめて車検ごとのOHを推奨しますが
実践されることは少なかったのでこれからは積極的に啓発していきたいと
弊社では考えております。

ちゃんと日産純正のリペアシールキットってのを出してくれていますが
意外とお高く片側で12,000円くらいします。

sealkit

APのリペアシールキットと価格が変わらないですし、さらに書くと
APの製品はもっとずっと耐久性が高いです。

やっぱり最初の投資は高くてもいずれは逆転してしまうんです。

繰り返しになりますが純正はサーキットガンガンを想定していません。

これらのゴムシール類がダメになって最悪ブレーキが抜けたらそれはそれは
エラいことになります。

もうシーズン半ばです。

後半に向けて正しい矯正ってのをご提示できれば、と考えています。

まだシーズン前半だからこそ今からでも間に合う軌道修正ってのをご提示していきたいネタ、その11

パチパチパチパチ、S様、富士本コース分切りおめでとうございます!!

データその他車載動画等もメンバーズルームにアップします。

弊社のアシ、弊社のブレーキが付いていて、しかも弊社の練習会にご参加
下さってそれで結果が出ないとそりゃあもう弊社の責任?って言われても
しかたありません。

チームメンバー皆様が結果を出して下さるワケではありません。

弊社では言い訳や逃げ口上を考えるよりも次にはどうすればつながるか?
を真剣に考え出すだけです。

ブレーキのコントロール性って皆様がお考えになる以上に大事です。

何回も書いているロック直前の最大ブレーキングGを叩き出すためには
踏力だったり踏み方だったりが重要なんですが、昨日も書いたように
その踏力コントロールができにくい、いやできないブレーキシステム
だと最大ブレーキングGと言う技術を身につけることはかなり遠いし
それまでに消費するタイヤ、ブレーキパッド、ガソリン、そして
時間を考慮するとエラいムダなことを繰り返しているようにしか
弊社には映らないんです。

ココです。

brake5

ガツン、ってブレーキを踏んであロックした、って検知してブレーキを
ちょっとリリースしてできるだけ大きなブレーキングGを維持しようと、
コントロールに努めてみてもコントロール幅が小さいとそれはとても
困難です。

アシ、ブレーキ、デフ、弊社が全てに一貫してブレずに主張してきた
乗りやすさ、コントロール性重視っていうのがこういうことなんです。

タイム命ってアプローチをするとこういうところってまず省みることは
無いように感じてしまいます。

まだシーズン前半だからこそ今からでも間に合う軌道修正ってのをご提示していきたいネタ、その10

増えてきましたね~~~。

そりゃそうです。

GoToトラベルにGoToイート、国を挙げての3密推奨政策。

ま、こうなりますわな。

クリスマス休暇前にイギリス行けそげです。

今の所、12月中旬に1泊3日でアメリカに行ってきます。

常用8,500rpmを実現するたに弊社クランクシャフトの量産に向けて
牛歩のごとくですが着々とは進んでいます。

行ければ・・・・ですケド。

完成すればあと50馬力は楽に稼げます。

で、続きです。

ブレーキロック直前がイチバン効くってことは誰もがご存知だとは思います。

何回かココでご紹介したきましたがロックする直前の最大静止摩擦係数は
ロックしてしまった後の動摩擦係数よりも大きいからです。

っつ~~ワケで最大ブレーキングGをいかに叩き出すかって戦いは
ブレーキロックする直前をいかに実現するか?ってことになります。

わかりやすくこんなグラフをご用意させて頂きました。

brake3

わかりやすく1Gで最大静止摩擦係数が叩き出せるとします。

こんなことが毎回できるならばもうトッププロです。

我々がやるべきこと、それは最初は全然できないですよ。

できると思い込んでいる人はい~~~っぱい見てきました。

それでも練習し始めは10回に1回くらいはできるようになります。

だんだん上達してくると10回に2回、10回に3回ってできるように
なってきます。

その精度が上がってくることが真の意味で運転技術の向上になると考えます。

しか~~~し。

こうやって言葉で書くとカンタンそうですが現実はそんなに甘くありません。

だから楽しいんですけどね。

カンタンなことって達成感も満足度も低いですから。

ま、そんな精神論は置いときましょう。

最初は全然できなかったことが10回に2回、3回ってできるようになる
そのプロセスやアプローチって今まで語られることが無かったように
弊社では感じます。

ココ数日間のテーマですが同じ努力を積み重ねても優れた道具とダメな
道具では上達度に雲泥の差ができてしまうんです。

じゃあ具体的にど~ゆ~ことなのか?? ですね。

まだシーズン前半だからこそ今からでも間に合う軌道修正ってのをご提示していきたいネタ、その9

次期大統領が政権交代に向けてコロナ対策プロジェクトチームを
満を持して発足したってニュースをやっていました。

で、その内容に驚愕しました。

今さらマスクを義務化だって

マヂか w|;゚ロ゚|w

こんなのをアメリカ、いや今のところですが世界のリーダーに選んで
しまったアメリカ国民にツケが回ってくるのはすぐだと思います。

これだけの高度情報社会です。

残念ですが知らないことってもはや罪に近い時代となりつつあります。

何回も何回もココで書いていますが純正ってのはキチンとそれなりには
考えられています

そりゃそうです。

メーカーです。

莫大な開発費を投じていろんな状況を考慮することで最大公約数的な
味付けをすることがメーカーの役割であり使命のように感じます。

免許取り立ての若者からご老人まで、どんな人が乗ってもエラいことには
ならないようにメーカーってのは考え抜くと思います。

突出して優れたパフォーマンスを追求するよりもまずはミョ~~なことには
ならないようにってのが第一命題だと弊社では感じています。

もうちょっと書くと最大公約数よりはちょっと弱気だと感じますが
言ってみれば安パイってヤツですね。

弊社も開発ではそりゃあハマった経験がい~~~っぱいあります。

むしろどハマりの歴史です。

そのどハマりした経験と莫大な授業料と言う名の投資があったからこそ
今の弊社があると言っても過言ではありません。

ブレーキだけじゃないですよ。

EG、アシなんかも凄まじいほどの授業料を支払いました。

ま、そんなことは置いておきましょう。

今がとてもイイんだから

ただ弊社お得意様には同じ轍を踏んで欲しくないんです。

富士や鈴鹿のショートでできないことが本コースでできるワ~~~ケが
無いっつ~~自明の真理を弊社は啓発してきていますがそれでもなかなか
理解してもらえないことも多いです。

もうそれはそれでイイです。

全てはご自身がお選びになった結果ですから。

ただ、弊社を全面的にご信頼下さるお得意様には全面的に責任を負います。

で、Z34V36用の社外ブレーキキットっていくつあるか知らないですが
何でそれを選んだんですか? ってお尋ねするのもちょっとかわいそうですが、

ブレーキですよ

効きそうだからとかただ単にカッコイイからなんて理由もわからないでも
無いですが、もっともっとずっと深~~~い考察が絶対必要条件です。

もういろんなことを書きたいんですが実際に直で聞いて下さい。

純正状態のZ34ではブレーキングの最大の踏力は50Kgくらいです。

ちょいとスッ飛ばしていた公道で不意に3輪車のコドモが飛び出してきて
ヤベヤベヤベヤベって全力でブレーキを踏む時のペダルを踏む力です。

その時にはブレーキはロックしてABSが正常に作動するように
メーカーってのはキチンと考えて設計しています。

つまり0Kgから50Kgまでの踏力に対する制動の関数が存在します。

ハナシをわかり易くするためにこんなグラフを描いてみました。

brake1

50Kgの踏力でフルブレーキングだと線形特性を仮想してみます。

当然ですが半分の25Kgで制動力は半分です。

さらに言えば20Kg分、10Kg分の踏力でそれに応じた制動力が
得られるってことになります。

それがですね、弊社がこのブレーキだとダメですって断罪したシステム
わかりやすくかくとこんなんです。

brake2

50Kg分の分解能が20Kgしか無くなっちゃったブレーキです。

ナニ言ってっかわかんネェよ (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

って言われるのを覚悟で書いています。

伝わんないでしょうね。

でも弊社には伝え続ける使命があると考えています。

まだシーズン前半だからこそ今からでも間に合う軌道修正ってのをご提示していきたいネタ、その8

とうとうアメリカのPfizer製薬会社がワクチンを開発したって
ニュースでやっていましてオマケに世界中で株価が最高値。

来年には収束できそげ??

Pfizerってあのバイアグラを開発した製薬会社だったと思います。

やはりモノを言うのは技術や実力なんだな~~~ってのはドコの世界にも
共通するハナシなんでしょうね。

以前から痛切に感じてはいたんですがキチンとココで書くのは初めてです。

一旦、純正に戻して走ってみましょうブレーキ編です。

イロイロとご相談を頂戴しましてまずはわかりやすい富士のショートで
検証しましょうってコトをやり始めてもう7シーズン目です。

富士や鈴鹿の本コースじゃご一緒してもわかりづらいんです。

鈴鹿のショートでも全体を見渡せるのでわかりやすいです。

ナニがわかりやすいのかと言うとブレーキングGです。

いわゆるツッ込みが甘いってヤツがとてもわかりやすいです。

以前にも書きましたが富士ショートのストレートで150Km/hからの
フルブレーキングGが甘いままで本コースで200Km/hを優に超える
ストレートからのブレーキングが上達できるワ~~~ケがありません。

上達にはもちろん練習ありきなんですがココで一つのご提言です。

そのブレーキで練習しても・・・・・

と言う状況に何回か遭遇することがありました。

Z34では言い古されたABSモンダイ。

今回はそのハナシではありません。

多くの関係者もココの開発日記をご覧下さっているので具体例は
書くことができないので想像力をフルパワーで働かせて下さい。

もちろんお会いして直接なら詳細はご説明差し上げています。

さて、そんな抽象論だとそれこそお得意様に怒られてしまいます。

弊社が練習会を手掛けるようになって最初に感じたことがブレーキングです。

アタリマエっちゃあアタリマエなんですけどブレーキングがかなり甘いです。

0.7~0.8Gくらいだと推察できます。

それを練習を積むことによってまずは1Gを目指すんですがそこで
メンバーにまずはドカンって踏んでみて下さい、ってお伝えします。

すると最初は飛び出しますよ。

飛び出してもだいじょぶなように弊社では安全を確保して練習を重ねて
そうするとその内にメンバーも少しずつ掴むことが出てくるんです。

こういう風に踏めば以前よりもギュッって止まるってのをアタマでも
カラダでも理解することができて実践できるようになれば真の意味で
1ランク上の運転技術を獲得したことになると弊社では考えています。

ところがです。

そのブレーキセットではそのプロセスを正しく獲得することができない
そんな状況に何回か遭遇するようになっています。