日別アーカイブ: 2020年11月18日

数値には表わすことができないフィーリングってのを弊社ならではのこだわりで追求していますネタ

最近、ポツリポツリとですがロードスターのお客様からのお問い合わせが
増えてきました。

S様のコンプリートカーturboNBの納期の約束もあと半年。

ヨユ~~ぶっこいているバヤイではありませんが弊社にしては珍しく
順調に進んでいるので今んトコはだいじょぶそげですが油断は決して
いけません。

ナニがあるかわからないですから。

ポン付けターボにポン付け車高調にポン付けブレーキならもっとずっ~~と
カンタンにできるハナシですが弊社のお得意様はもちろんですがそんなこと
弊社に求めるワ~~~ケがありません。

むしろ真逆です。

サーキットコンセプトに任せるんだから何かドキドキさせてね

サーキットコンセプトに任せるんだから何かワクワクさせてね

って、プラスαを求められますし弊社もそれ以上でお返ししたいです。

S様のご要望は割とシンプルです。

フツーに街乗りが楽しくて壊れなくて筑波が△秒

これだけです。

タイムはタラレバがご法度だと思いますので出してから書きます。

S様の目標の筑波本コース△秒は弊社にとっては実はハードルが低いんです。

ま、出してから言えって言われるのでもちろんそうしますが弊社の目標は
もっとずっと高いところに設定しております。

そのためにやらなければならないことは弊社にはわかっております。

Z34ももちろん同じなんですがパワーの出方って重要なんです。

特にturboだとなおさらです。

以前にS2000のAP1とAP2について書いたことがあります。

メーカーだってわかっちゃいるハナシなんですが実際に行動に移したのって
弊社が知る限りHONDAさんだけです。

なんでHONDAさんだけしかこんなことやらないか?って言えばそれは
我々受けてのモンダイもあるんです。

200馬力よりも220馬力の方がエラい・・・みたいな。

特にロードスターみたいなライトウエイトだと踏み切れないドッカンな
300馬力より低速トルクがある乗りやすいフラット250馬力の方が
トータルでは速いって弊社では考えています。

もちろんZ34V36のVQ37にも応用できるハナシです。

そのための重要課題がクランクシャフトです。

低速トルクがあって上までキチンと回るEGには絶対必要条件なんですが
十分条件を満たすクランクシャフトを作り出すことはとても難しいです。

とてもありがたいことにホンモノのレース屋さんと親交ができまして
ダメなクランクシャフトNASCARレベルのクランクシャフト
違いってのを惜しげもなく伝授して下さいました。

まずはお安く実現できるturboNBのクランクシャフトで何本かの
経験を積んでフルNASCARスペックVQ37のクランクシャフトを
手掛けたいと考えております。