月別アーカイブ: 2019年6月

久々に語るゴム系のおハナシネタその11

とうとう来たか!!

dorone

すでに深圳では実用化されているドローンの宅配、アメリカでも実用化です。

しがらみ王国日本では支持団体だの後援会の顔色を伺いながらで実用化は
5年先なのか10年先なのか? はたまた認可されないままで行くのか?

認可されたらされたでもちろんモンダイは多いですよ。

ま、どうなるんでしょうね。

画面に出ていますが24Km以内ってかなりあります。

現時点で2.3Kgって重量制限ですがすぐに5Kgになりいずれ10Kgに
なるでしょうね。

時代です。

2.3Kgってハンパな数字やん!って思うでしょ、アメリカでの5ポンドです。

すさまじい勢いで時代は進んでいますね。

何回もココで書いているように走り続けないとすぐに追いつかれて抜かれます。

弊社のゴム系の製品を総括してみます。

EGマウントは御殿が建つほど売れています。

ありがたいです。

デフマウントフルセットも一般販売前だって告知させて頂いたにも関わらず
一晩でかなりの受注を頂戴しました。

とてもありがたいです。

お客様は弊社の技術を全面的にご信頼下さって現物を見ること無いままに
発注して下さるワケです。

お客様のご期待の上を行かなければ次につながりません。

EGマウントだっていくら売れているからってあぐらをかいているワケには
いかないんですね。

弊社EGマウントも第2世代に入っています。

どゆこと?

ふっふっふ

引っ張るな~~~~~。

久々に語るゴム系のおハナシネタその10

ナニが大変だったかと言いますと、もちろん製品自体のゴムレートも
とても重要です。

そりゃそうです。

ゴムと言っても実は高分子です。

どうちゃうの??ってハナシなんでしょうがソコはとりあえず置いときます。

ご興味のある方はググってみて下さい。

ゴムのプログレッシブレートが決まってやっと製品化ってハナシなんですケド
次は車両個体差との戦いです。

diffmountinner

以前にもチョロっとご紹介したことがありますが純正のリアメンバーを
ブッタ切って調べてみるとイロイロとわかってきます。

まず真円度が低いです。

そりゃそうです。

こんなトコにコストをかけて精度を追求するくらいなら圧入する方の
ゴムブッシュの外郭金属の剛性を落としてやりゃ済むハナシですから。

あとメーカーもやっぱりちよっとは考えていて0.1mmほどですが
テーパーになっています。

おのずと抜く方向、圧入する方向がわかってきます。

こんな工具、イチから削り出しました。

remover

SKD-11って言うかなり強力な鋼材で削ってもらいました。

メチャクチャおカネかかりました。

でも、こんだけゴツいと一発で外れるとたくらんでいます。

スーパーオートバックス神戸さんのイベントで2時間くらいでできるように
工具にどっちやりおカネをかけて作業性を上げています。

 

 

久々に語るゴム系のおハナシネタその9

日経の1面にこんなん載っていました。

cashless

今のところですが海外送金は全部非対応です。

アタマ一つ抜け出すのにやってやろうって企業は現れないのかな???

他社さんと同じようなことをやっているとやっぱりそれまでですよ。

ムリクリ感がありますが弊社のデフマウントに繋げます。

もう一回書いちゃいます。

他社さんと同じようなことをやっているとやっぱりそれまでです

純正がこんなんです。

genuinediffmount

で、弊社製の外観です。

ccdiffmount

ココまで来るのってホントに大変でした。

開発ってそんなモンです。

とりあえず作ることはカンタンです。

それをお客様がお取り付けになって、なんだかな~~~ってなっちゃうと
弊社の他の製品も似たようなモンちゃうの??ってなります。

テスト、検証を続けていろんな引き出しができました。

レートやその他の効果や検証結果、また改めてネタとしてアップします。

ちなみにZ33用も作りました。

ちょっとだけ外径が違うんですね。

Z33用はなかなか弊社ではテスト検証ができないのでCentralの
田倉店長にでも相談してみよう。

ちなみにZ34用はバックオーダー多数につき既にご成約を頂戴している
お客様にデリバリー、お取り付けが完了してからの一般販売となります。

久々に語るゴム系のおハナシネタその8

何て日だ !!!!!

フツーに生活している人に関税や特別地方税なんて無縁でしょうし、
海外送金や付帯する税金なんてモノになおさら関心が無いと思います。

だいたいこんなに超高度オンラインの時代に海外に送金するのに
1クリックでできないことに異常さを感じ得ないです。

例えば海外に1万円送金するとします。

bankwire

こんな世界まで日本はガラパゴス化が浸透していたんだ。

今の深圳のほぼ完全なキャッシュレス化を見ていると恐らく日本は10年後
いや~~もっとかな~~~~。

何回か書いていますが深圳ではその先進性に行くたびにビックリします。

日本ってナニか革新的なことを始めようとすると既得権益団体が猛反対
与党政治家にどっちゃり献金をして全力で阻止しようとします。

アメリカで銃が無くならないのと一緒です。

それでも時代の流れだからって重い腰を上げて自由化ってなっても
既得権益団体の配慮が大きくて新規参入組にはとてもキビシイ現状です。

日本ってそういう国です。

こんなハナシ聞きたか無いと思いますのでゴムのおハナシにします。

大変永らくお待たせしています。

デフマウントフルセットです。

弊社が今さら語る必要もないくらい必須科目ですね。

これまた無対策だといずれ思い知らされます。

今月中には一般販売を目指して鋭意努力中です。

既にご存じの弊社得意のプログレッシブレートのゴムマウントです。

快適性を確保しつつ剛性も確保できる唯一の手段です

久々に語るゴム系のおハナシネタその7

で、CircuitConcept製ダイアグブレースバーのおハナシです。

ご注文を頂戴したお客様にリアのスタビライザー外径をお聞きしています。

弊社が得意とするテフロンインナー高剛性スタビライザーブラケットが
標準で追加となりました。

その分、価格は上がってしまいますがお客様が弊社にご期待することは
シツコイようで申し訳ありありませんが世界最高峰品質です。

純正のスタビブラケットは2mm厚の鉄のプレス材にゴムのインナーです。

ま、コストです。

そこをコレにするんです。

インナーは弊社がアメリカで手に入れている由緒正しいDupont社製です。

テフロンと言えばフライパンが連想されますね。

表面にテフロンをコーティングする事でツルッツルになるヤツです。

何で弊社がそんなモノを採用しているか?ってのはいずれアップします。

もちろん効果が大きいからです。

テフロンだってもうとっくにDupont社のパテントは切れてチマタには
ジェネリックみたいのがいっぱいあります。

素材ってハナシになると必ず付いて回るハナシです。

ジェネリックなんてのはまだイイ方で素材偽装なんて事も頻繁に目にします。

以前も書きましたが世界に名だたる日本の超大手がやっちゃいましたね。

そこから弊社も自分の目でキチンと確認することを覚えました。

64チタン、7075S、最近ではマグネシウム合金だって自分でキチンと
確認しないと怖くて怖くて、です。

素材のハナシ、かなり語れますよ〜。

ドライカーボンなんてもっとです。

弊社の基準や要求を満たしているドライカーボンってほとんどありません。

ま、そりゃ置いて置こう。

Z34やV36だけでなく数は少ないですがR35やPORSCHEの
弊社のお客様の中には定性分析ができる恵まれた環境にある技術者も
いらっしゃるんです。

以前にもチョロっと書きましたがどーせわかりゃしねェよってヘーキで
嘘をついて売っている業者も現実にかなりあるんです。

SNS等で詳細に糾弾している人も見かけます。

64チタン、7075Sそしてドライカーボンってお客様にとっては
一種のブランドですからその名が冠してあれば盲目的に信用して
その後は疑わないというのも良くあるハナシです。

割れたりトラブって初めてこんなに弱かったっけ??ってなります。

テフロンだって全く同じ事です。

Dupont社製のテフロンはトラブりません。

ネットを見ればテフロンの丸棒なんていくらでも手に入りますが出自が
キチンと公表されているモノってとても高価です。

安いのモノにはやはり安いなりの理由があります。

ま、カンタンに割れたり欠けたりするんですね。

そんな 低レベルの製品を売っているメーカーに文句を言ったところで・・・

これだけの高度情報社会です。

ババを引いてしまうって言うのもある程度はお客様にも責任はあります。

LDKさんやってくれないかな

マフラー徹底比較

ヤめよう、コレ以上書くの。

久々に語るゴム系のおハナシ、では無いな・・・

ニュース見ていたらこんなんやっていました。

LDK

LDK

知らなかった。

弊社の開発日記の創生期なんかフッ飛ぶくらいのかなりの辛口です。

ニュースでやっていたのはフライパンとか掃除機とか空気清浄機です。

優れたモノに対しては絶賛ですがその反対に位置する製品にはスゴいです。

買う価値ナシ

キャッチコピーに偽りあり

コレ勧める店員は信用するな

あ~~~うらやましい~~~~

うらやましい言っちゃダメですね。

つくづく想います。

独りでやって行けるワケでも無いですし弊社を支援して下さるような
ビジネスパートナーも増えてきています。

ご迷惑をお掛けするようなこと書けなくなっています。

最近ツマんなくなったって言われることも多いです。

島根県のI様に引き続き大阪のK森様の車両を納めさせて頂きました。

あ~~~写真撮っておくのまた忘れた。

今回は弊社のアシとスタビとダイアグブレースバーのコンビネーションで、
弊社の勝手な事情があって外装は次回となりました。

I様もK森様も他社さんのアシから弊社製に交換して下さいました。

そうすると比較ができますしわかりやすいです。

上記の雑誌のスタイルがまさにそのままで2つや3つの製品を同時に使って
その性能や使い勝手を比較検証すると言うモノらしいです。

誰もがわかるこの手法、我々の世界ではタブーに近いですし弊社もコレ以上
ツッ込んで書くことはもうできないと思います。

たった一つできること、それは弊社製品に交換して下さったお客様が

サーキットコンセプト製にして良かった

って感じて下さるような製品作りです。

それしかありません。

久々に語るゴム系のおハナシネタその6

Z34やV36のおかげで実に多くの出会いに恵まれています。

3度目の島根です。

izumo

何年か前に山陰物産展みたいなヤツを新宿のデパートでやっていました。

北海道物産展はしょっちゅうやっていますが山陰物産展なんて珍しいので
行ってみたんですが強烈に記憶していることが宍道湖だったと思うんですが
しじみ汁ってのがありました。

感動するほどンまかったのを憶えています。

実に濃厚な味なのにミョ~~にさっぱりした不思議で奥が深い味でした。

地元の I 様の情報によるともっと上があるとのことです。

今回もパッツパツのスケジュールだったので食べることができませんでした。

きっとまた来ます。

で、ゴムブッシュと弊社製軽量高剛性ダイアグブレースバーのおハナシです。

リアサスペンションメンバーがスッカスカのゴムブッシュ4箇所で車体に
止まっていると言うハナシをしてきました。

ソコを留めることはもちろん有効なんですが費用対効果を考えると
もっとイイ物があるってのが弊社製ダイアグブレースバーなんです。

もうちょっとツッ込んだ解説をしてみます。

そもそも20Kg以上もある純正のリアサスペンションメンバーが
メンバー最上部だけを車体に留めてあります。

その下にデフやらアームやらドライブシャフトやらの重量物が垂れ下がって
前後左右の横Gでユッサユサと揺れるんです。

上だけしか車体に止まっていないと言うことは下に行けば行くほど
変位(動く量)は大きくなります。

その最下部に取り付けられているロワーアームやコントロールアームは
cm単位で動いちゃうことになるんです。

だからこそリアアームのピロ化の優先順位を弊社では下にしています。

もっと動くところの対策を看過してピロ化の効果がどれだけあるのか?

シツコイようですがツッ込まれる前に確認しておきます。

ピロ化を否定しているんではありません。

もっと安くて効果が大きい物からどうぞってのが弊社のスタイルです。

久々に語るゴム系のおハナシネタその5

6月は飛行機で5箇所に行く予定です。

hnd

仕事を溜めちまった自分が悪いんです。

さて昨日のスカスカブッシュですがその隙間を埋めるカラーってのが
あるんですね。

ま、それはそれでココでは置いておく、と。

ココを固めたいって願望をお持ちのショップさんも多いと思います。

弊社がいつもココで提唱していますが律速段階と費用対効果。

おカネを支払ってお客様がパーツをお取り付けになってその後の違いに
何だか良くわかんねぇな~~~では次につながるワ~~ケがありません。

あ、こりゃイイね になれば次はナニにしようワクワクってなると思います。

で、スカスカのブッシュを固めるために弊社もイロイロやりました。

最も効果が高いのはアルミリジッドなんですがモンダイも多いです。

FDやS2000の時に経験しましたが車体側にクラックが入ります。

コレまた何回も書いていますが動かすべき所は動かす、逃がすべき所は逃がす
そういう風にできていますしなんも考えずに固めていくと思い知らされる
ことになりますがその時は既に遅しです。

それでもやりたい人はどうぞってハナシですが弊社の車両も含め大事な
お客様の車両にはやはりココは動くのがわかっていてもゴムです。

でもそれじゃあノーマルで乗ってろってハナシになっちゃいます。

さっきも書いたように動かすべき所は動かすです。

動いて欲しくないところを止めりゃイイんです。

昨日の画像のリアサスペンションメンバー、かなりの重量物を吊っています。

40Kgもあるデフにリアのアーム類とドライブシャフト、全部で
100Kgいやもっとかな??を支えているんですね。

たった4つのゴムブッシュを介して。

前後左右のGで動いちゃうんですが実際にドコに影響が大きいかを考えると
ソコを留めるよりももっと効果的な箇所が自ずと見えてきます。

もう一度このネタをご覧になってみて下さい。

http://circuitconcept.jp/wordpress/?p=3009

久々に語るゴム系のおハナシネタその4

さ、今日からリア廻りのおハナシです。

と言うのも弊社製軽量高剛性ダイアグブレースバーのお問い合わせが
とても多いんです。

本来ならキチンと画像も含めてアップして価格と納期ってのがスジだとは
重々感じています、ホントです。

ちょっとモンダイがあるんですね。

やっぱりと言うか思いっきりパクられています。

しゃ~~ないと感じています。

アタマを使ってアイデアをひねり出してテスト、検証を繰り返してそして
試作を何回も繰り返してはテストをしてやっと製品化になるんですが
パクる方はそんな苦労を全部スッ飛ばして現物化するんです。

弊社は特許を取得するつもりもありませんしパクられても諦めます。

っつ~か特許なんか取ったってパクる方はパクります。

そんな輩を対策するモグラ叩きごっこに費やす労力や時間を、新開発商品に
振り分けた方がずっと建設的だと弊社は感じていますから。

そもそも多くの弊社お得意様はパクリ商品なんかに目をくれません。

お得意様が弊社に期待することそれは

世界最高峰品質です

並大抵のことではありません。

世界最高峰品質を具現化するために必要な時間と労力をできるだけ費やして
1日でも早く商品化しないと、ですからパクリ対策なんてやってられません。

で、まずは弊社製ダイアグブレースバーと純正の根本的な違いからです。

まずはコイツを見て下さい。

rearmember

純正のリアサスペンションメンバーなんですが車体にたった4箇所の
ゴムブッシュで留まっています。

しかも良く良く観察すると純正のゴムブッシュはスッカスカです。

memberbush

ちょっと画像じゃわかりにくいですけど現物を見てみると皆さんの想像以上に
スッカスカです。

こんなんでエエの!!??

って声を上げてしまうほどスッカスカです。

じゃあメーカーの立場になって考えてみましょう。

わざわざこんな肉抜きしたゴムブッシュを金型まで作って採用する理由は
ズバリ快適性です。

弊社でも開発の過程で散々な目に遭いました。

中実のゴムブッシュを何個も作ってはテストしたのももう5年前くらいです。

いつもいつもココで書いています。

メーカーはそれなりにバランスを考えています

莫大な開発費をかけてメーカーが作ってきた考え方を全く斟酌しないで
思いつきでパカパカやっても純正の品質を超えられるハズもなく
出来上がったモノは純正のパフォーマンス以下、そんな製品を
何回も何回も見てきました。

ダイアグブレースバーと純正のスッカスカのゴムブッシュ、何の関係??
ってお感じになると思いますので一つ一つ丁寧に解説させて下さい。