日別アーカイブ: 2019年3月5日

CircuitConcept軽量高剛性ダイアグブレースバーフロントピースネタ、その2

CircutConcept軽量高剛性ダイアグブレースバーフルセット、
一般販売はもうちょっとかかりますが、いつものことですがモノも見ないで
ご予約下さるチャレンジャーなお得意様が50名以上もいらっしゃいます。

ありがとうございます m(_ _)m

納期がかかるのもイイ物を追求している証だとご理解下さるお得意様が
じ~~~~~~~~っとお待ち下さるのことにただただ感謝の気持ちです。

何回か書きましたが純正は   ソコ留めてど~する    ┐( ̄ヘ ̄)┌    ってトコ
ご丁寧に6Kg弱の鉄の棒でガッツリ留めています。

verNISMOに至ってはその棒に補強が入っています。

補強パーツってNISMOさんが考えているよりもず~~~と難しいです。

留めりゃイイってモンじゃ無いんです。

闇雲に固めればコントロール性を失ったピーキーな車両になります。

結果、遅くなります。

そもそも補強パーツを付ければ重量も増えます。

効果が薄い補強パーツなら重くなった分だけむしろマ~~~イ。

GarageKさんのネタ、まだまだ学べます。

STI1

その後、訂正がありました。

このスプリングについてメーカー担当者に直電したとのことです。

で、回答はボディ剛性の調整用だそうです。

以前にHKSさんのD1車両開発でボディ剛性のおハナシを
させて頂いたことがあります。

当時、担当ドライバーだったあの名手谷口選手をもってしても固めすぎた
1号機のコントロールがとても難しかったという経験を生かして2号機は
リアセクションを中心にかなり動かすようにしたとのことです。

モンスター田嶋氏がPikesPeak用の車両を開発しているときも
全く同じようなことを表現していました。

初期のアタック車両は固め過ぎちゃって点と点をつなぐような直線的な
コーナリングしかできないような車両になっちゃったってインプレを
今でも強烈に記憶しています。

弊社も経験があります。

由緒正しいSuperGTレース車両コンストラクターに依頼してFDに
バルクヘッド貫通、ピラー溶接、24点ロールバーを付けてさらにさらに
スポット溶接1万発、パネルボンド補強、ガッチガチの車両を作りました。

2002年くらいだったような気がします。

もう古いハナシですね。

TO4Z A/R1.15 ブリッヂポートで550馬力くらいでした。

とても速かったですよ。

でも筑波5周もすれば汗だくツユだく。

ホンのちょっとミスっただけでもコマのようにクルっと回ります。

よくアタらなかった・・・・・。

イロイロあるとは思いますが、確実に言えること

楽しくは無かった・・・・・

その時の教訓を目いっぱいZ34V36に生かしています。

弊社がブレずに一貫して追求していること。

コントロール性が良くお客様でも踏み抜けて楽しく運転技術を向上させる

その結果としてタイムが付いてくる。

そんな車両造りのために日産自動車が作ったダイアグブレースバーに
真っ向勝負です。

ま、いかなるノーガキよりもお客様が実際にご体感なさった方がずっとずっと
意味がありますし説得力もあります。

ココに書けないこともありますのでスーパーオートバックス千葉長沼さんの
イベントで詳細にご報告できます。