月別アーカイブ: 2018年12月

診断ツールネタ

あ~~~~調子悪りぃ。

最近のクルマをチューニングするのって電子デバイスとの戦いでもあります。

卑近な例で言えばチェックランプです。

カンタンに付いちゃいます。

ディーラーさんでも3000円で消してくれますが原因を解決しないと
また点きます。

チェックランプが点かないエラーってのもあります。

で、調べに調べてどうもコイツが使えるらしいと言う情報を入手しました。

で、買ってみました。

codereader

OBD1、OBD2どれでも来いみたいなことが書いてありますが
Z34、V36にはこのOBD2です。

obdcoupler

コレって共通なんじゃないんだ・・・・・。

GM、Ford、Crysler、Honda

fordgm

あとToyotaのDLC1、DLC2ってのも付いていました。

説明書を読んでみると接続すれば自動で検知してくれてERASEボタンで
チェックランプが消えてくれるらしい。

ホントか~~~~~??

あっさり解決するかドハマリするか?

また報告させて下さい。

ノーリスクノーリターン?ネタその9

ココんトコニュースで報道されているカルロスゴーン被告(12月18日時点)
の逆襲ってやっぱり見入っちゃいますね。

先日、弊社もココで提言したような展開よりもずっと早いみたいです。

日産会長人事を日産側が決められなくてRENAUT側が想定よりずっと早く
臨時株主総会を要求しているようです。

RENAUT側、いやフランス政府の目的はただ一つ日産の完全支配。

日産の現場の人たちの士気が下がってしまわないかそれだけが心配です。

日本の法律ってとても甘くてカルロスゴーン被告を現行法で立件するのって
とてもハードルが高いらしいです。

RENAUTの会長に留まったカルロスゴーン被告が無罪になれば
いずれ日産のトップに返り咲くことも充分考えられます。

そんなことになったら感情的にやってられっかってなりそげだと思います。

昨日のグラフのおハナシです。

とても使い古された表現ですが走る曲がる止まるの基本三要素を現状よりも
1ランクいや2ランク上げるためにはどうすればイイのかって事を弊社らしく
工学的なアプローチで攻め続けていけたらな、と想います。

多くのお得意様の走りを拝見していて最も効果が大きいと弊社が判断した
止まると言う要素からご提言させて頂き、次にはコーナリングでいかに
踏み抜けるか?と言う課題に推移していく予定です。

F=μN と言う物理現象を超えられるドライバーは存在しません。

最大静止摩擦力をバンバン叩き出せるドライバーは世界中にいくらでも
掃いて捨てるほどいるとは思います。

垂直抗力Nに関する弊社の消しゴムの理論とμは実は変数であるという事は
掃いて捨てるほどいる世界中のトップドライバーは知らないと思います。

って言うか知る必要も無いと思います。

ただ彼らはそれを数々の練習でカラダに染み込ませているかアタマでは
弊社とは違ったイメージを抱いているか

ドラテク関連の雑誌やDVDが百花繚乱でブレーキの踏み方について
数々のドライバーが解説しています。

△△△をやってみましょう って言われてすぐにできるようになる人は
とても希です。

そりゃそうです。

言われた事をすぐに体現できれば誰も苦労しません。

まずは一つずつ一つずつ確実に身につけて一段一段上のステージに
安全にご案内できれば、と考えています。

何回か書きましたが私自身のスキー失敗談にプルークボーゲンがありました。

初めてスキーを履いた人がスキースクールに入るとやらされる八の字です。

スキーの基本中の基本です。

SAJ一級(しかも天下の浦佐、正確には八海山)を取得して北海道ニセコで
テクニカルプライズを取得してその後、クラウンプライズに挑戦するも
落ちまくって正指導員にプルークボーゲンをやり直せって言われた事を
バカにしてしまって全く耳を貸さなかった結果だと今では回顧できます。

何回も出てきて申し訳ありませんが 負けにフシギの負け無しそう言う事です。

チームサーキットコンセプト、弊社の理念にご賛同下さったお得意様が
弊社の製品をお取り付け下さってさらにはその真価を充分に引き出して
運転技術向上と言う対価でお返ししたいと言う理念で始まった活動です。

我々のようなシロートドライバーのほとんどが陥る昨日のグラフ。

それを理論的に矯正する最も効率的なのがウェットのフルブレーキングです。

ノーリスクノーリターン?ネタその8

先日ご案内した最大静止摩擦係数のハナシ。

μ1

毎回ココでブレーキングできるのはほんのトッププロだけです。

GT500クラスのドライバーならそりゃできなきゃドライバーとして
そもそも採用されませんが300クラスだと見ていて割と差があります。

我々のようなシロートドライバーだとブレーキングに関してもうコレ以上
詰めることができないなんて勘違いしたらその時点で終了です。

まだまだできることはあります。

サーキットと言えば必ずタイムが付いて回ります。

当然っちゃあ当然です。

でもそのアプローチに弊社らしく一石を投じてみます。

富士のショートでラジアル自走の弊社お得意様が33.9と言うベストを
3名様が叩きだして下さっていますが、弊社が特に着目していることは
ベストのタイムも大事なんですがセカンドベストなんです。

何回も書かせて頂いておりますが勝ちにフシギの勝ちあり

結果を出した人にはもちろんその課程には敬意を払うべきです。

ただ、その上を目指す上で冷静に1度立ち返ってセカンドベストを見直します。

筑波や富士の本コースでとても良く取り沙汰される仮想ベスト。

第1第2第3セクターのそれぞれのベストを足すと実際のベストよりも
1秒近く速くなる事が多々あります。

2秒近く速くなる人もいます。

イイ言い方をすればそれだけ潜在的に速くなる可能性があります。

悪い言い方をすればそれだけ安定していない証拠となってしまいます。

33.9のお得意様たちも車載やロガーを分析すると運転技術だけで
33.5くらいは割とすぐに行けそうです。

過去の経験上、コケの一念でタイムタイムって狙うよりはコンスタントに
安定して33.9を出し続けるように集中した方が運転技術は上がるようです。

ここから先はアタマをフル回転させて考えて走らないと同じ失敗を何回も
繰り返してしまって安定してベストを叩き出すことはムリだと思います。

行ったれ〜とか気合いだけじゃすぐに限界を迎えるでしょう。

まずはキチンとリクツを理解してそれをいかに実践できるか、しかも
安定して具現化できるか? が次への大きな課題です。

そんな事をsuperGTのお手伝いに行った時に盗んできました。

当時は故山路選手とずっと親交がありまして、初期の頃はロガーを見ながら
かなりチーム監督に矯正されていたのを憶えています。

その後500に行ってLeManまで行きましたね。

で、我々のようなサンデーアタッカーがイチバンありがちなミスと言うか
もったいない事をやっちゃってるのがコレだと思います。

μ4

企業秘密が満載の弊社ECUについてちょっだけ語ってみるネタ

やっぱりな~~~つてカンジです。

riot

以前にも書こうかな~~って思っていたんですけど一服盛られますからね。

こういう事やるんですよねこの国って。

当然のことですがダマす方が悪いに決まっています。

しか~し、これだけの高度情報社会です。

ダマされる方にもモンダイがあると言ったらさすがに言い過ぎですが、
ちょっと調べればいくらでも情報が手に入るこの時代です。

ナニを信じるかも含めて自己責任と言う側面が強いチューニングの世界です。

そんなハナシどうでもイイよ ┐( ̄ヘ ̄)┌

って言われちゃうので本題に戻します。

イチからナニもかも弊社で手がけさせて頂くお客様って意外に少ないです。

他社さんで手がけた車両が弊社に入庫することも多いです。

ナニが施されているかってお客様にも正確にわからないことが多いです。

で、調子が悪いことが多々ある・・・・と。

このトラブルシューティングってとてもとてもタイヘンです。

とても良くありがちなメールがあります。

******************************

いつも開発日記を楽しみにしています。

中略

調子が悪いので御社で見てもらいたいと思います

後略

******************************

決して一見さんお断りなんてお高く留まったようなことは決してありません。

ただ、できないんですね。

冗談みたいなハナシですケド、右バンクと左バンクで違うインジェクターや
スパークプラグが取り付けてあったなんてことがありました。

弊社もお客様もビックリです。

とても弊社とゆかりが深いお得意様なのでじっくり時間とテマヒマをかけて
一つ一つトラブルシューティングをした結果やっとたどり着きました。

そんなことあんの!!?? w|;゚ロ゚|w

ってことが多々あるのがこの世界ですがお客様にはまずわかりません。

お客様によっては専門店なんだろ?1週間で治してよって人もいるので
そういう人は丁重にお断りさせて頂いております。

だいたいその後にタタかれることもあります。

カネ持ちしか相手にしねぇ (`Д´)凸

ホントに今までいっぱいありましたこんなコト。

これからもあるでしょうね。

そんなことは絶対に無いことは弊社のお得意様はご存じですが、そんなコトを
SNS等で拡散してあおり立てる輩が後を絶たないのでアンチが絶えません。

それでもせっかくのご縁があったお客様は大事にさせて頂いております。

某社さんで手が入ったチームサーキットコンセプトのT様の車両、
弊社以外で手がけたことがことごとくトラブってとても不憫です。

先日、意味不明のフェイルセーフらしきモノが入ってクルマがとても遅くなり
フツーだったらしばらくすれば元に戻りますし、バッテリーを数日切って
揮発性のメモリー領域を初期化してもまだダメ。

こういうコトってあんまり無いんですけど全く無いハナシでもないんです。

一つ一つヂミ~~~~に検証していくしかありません。

tnk34failsafe

フツーのお客様はまずおわかりにならないと思いますが点火時期が低すぎます。

3,500rpm、スロットル開度54%で点火時期が21度

S田様の車両、K本様の車両と同じ症状です。

何でこんなことになるのか?って原因はいくつか弊社で経験しました。

条件が重なるとド純正でもなることがあります。

CircuitConceptの完全自社製ECU、第三世代に突入です。

とは言ってもまだまだ検証が必要です。

エラそうなことを言っている弊社ですが過去には不動車作っちゃったことも
ありますし、今でもECUアップグレード時には緊張が走ります。

不動車になっちゃってもとりあえずはナントカなるように弊社お得意様の車両は
弊社に別メニューで入庫したときに自動でアップデートしておきます。

CircuitConceptにして良かった

って全てのお客様に感じてもらえるように。

タマにはクラッチラインについて語ってみるネタ、その4

あ~~~~~~~~~眠い~~~~~。

お待ちになっていらっしゃるお客様を思うと休んでいられません。

で、久々のクラッチラインネタです。

コレ、CSCに付く部分のアダプター3態です。

clutchlineadapter1

左が日産純正、真ん中と右がGoodRidgeツルシです。

よ~~く見て頂くとおわかりかとは思いますがフィッティングの中身が
ちょいと違うんですね。

一応、規格ってモノが存在します。

でも各社ビミョ~に違うんです。

その結果、液漏れすることがあります。

意味無いですね。

だから弊社は日産純正をGoodRidgeに同じように作ってもらいました。

clutchlineadapter2

このほんのちょっとの違いが信頼性に影響するんです。

アメリカ程ではありませんが時差ボケで眠い~~~~。

タマにはブレーキホースについてでも語ってみますかネタ、その4

帰りました。

疲れた・・・・・・・・・・。

ロンドンに初めて来たのって20年くらい前だったと思います。

で今回初めて乗ったロンドンバスの2階席の先頭席。

londonbus

こりゃあなかなかの眺望です。

ロンドンに来ることがありましたら是非、試して欲しいです。

以前ご紹介した弊社扱いのGoodRidge特注ブレーキホース。

ccbrakehose

青い部分を純正とそろえてみると赤い部分の長さが違うことがわかります。

取り付け部よりも2cm長くすることによってステンレスメッシュ化された
ホースのフィッティング部分に余計な力をかけたくないという弊社の
開発理念の現れです。

これをやってんのって弊社だけです。

お待ちになったお客様、月曜日に出荷します。

ホンモノを見極める目を常に磨いていますネタ

毎回の事ですがヨーロッパではたった1回の晩餐です。

ンまいモンは高いのとカラダに悪いと言う理由でたった1回に決めています。

将来にヨーロッパに来てせっかくだからンまいモンでも食べてみようって
考えている人がいましたらちょっとだけ耳を傾けて下さい。

まず、最低でも☆が1個は付いているレストランをオススメします。

ハズすことはまず無いですから。

と言うのもパリやミラノやベネチアあたりに行って事前調査ナシに
飛び込みでそこいらのシャレオツなレストランに入ってみても
かなりに確率でハズします。

どの世界も一緒なんですね。

期待が大きい分ガッカリ度もより一層です。

観光客相手のレストランで☆が無くたって50ユーロくらいはします。

☆1個のレストランなら1人80ユーロくらいです。

今時、いろんな人がSNSでアップしているのを参考にして飛び込みで
行ってみるのも楽しいかな?って感じていますがコレまたハズすことも
多々あります。

ハズした時には、コイツ、ンまいモン食ったことネェだろ!ってアタリ所の
無い怒りを覚えますが当然ですが自己責任ですしそれも含めて楽しいです。

このCAPRESEって定番サラダ。

caprese

ともかくMOZZARELLASチーズが最大のキモです。

残念なことにコレもパリやミラノでも美味しく無い方が7、8割です。

もっとカナ?

牛じゃなくて水牛かなんかの乳で作るらしくて残念ながら日本では
ホンモノは食べれられないと思います。

日本で輸入している業者もあるとは思いますが鮮度が命の生チーズなので
ホンモノの味から何割かは落ちていると思います。

大好物のBOUFdesFOISGRAS。

foisgras

牛肉のフォアグラ乗せってヤツです。

なんか育て方が残酷だとかなんかでアメリカのレストランでは出さなくなった
そんなニュースもやっていましたが、ど〜せアメリカのフォアグラなんて
食えたモンじゃないでしょ ってツッコミ入れたいです。

ホントはこの上にトリュフのトッピングをしたかったんですがココ2、3年の
トリュフの暴騰ぶりは我々のような庶民には手が届かなくなってきました。

安っすいトリュフってのもありますよ。

ソコソコの値段でソコソコの味だったらキッパリ諦めます。

ソコソコ支払って満足度が低いんだったらハナっから諦めた方がイイです

何の世界も同じなんですね。

さ、さらに上を目指してこれからイギリスです。

タダの食いモン自慢かよ (`Д´)凸

って叩かれそうなのでちゃんと弁明しておきます。

いずれキチンとアップしますが、とあるアシ回りの新技術を仕入れに行きます。

日本で似たような事をマネしている所もあるようですがチーズやフォアグラと
同じハナシで、日本で手に入るモノがホンモノかどうかは疑わしいですし
直接現場に行って開発者に教えてもらうことがイチバンだと考えています。

今までにそんなハナシがいっぱい経験してきましたから。

似たような経験した事がある人も多いんでは無いかと思います。

評判のパーツを買ってみたケド期待ほどでも無かった

その内容はいろいあります。

何回もココで登場してきたニセ物では無いけれどホンモノでも無い

何だそりゃ??? ってハナシなんですケドこれまたとても良くあるハナシで
真のホンモノかどうかは残念ながらお客様には知る術がありません。

サーキットコンセプトに行けば必ずホンモノが手に入る

その信用と信頼を構築するのって並大抵のことではありません。

たった1つでもテキトーな事をやってしまえばお客様はこう感じます。

アレ? デカい事言ってるケド他もそうなんちゃう?

ノーリスクノーリターン?ネタその7

Parisに来て例のことを確かめてみました。

FORUM des HALLE と言う東京で言うと新宿みたいな所。

forumdeshalle

オペラ座

opera

VANDOME広場って超一流店が軒を連ねる有名な場所です。

vandome

東京で言うところの銀座ってトコです。

PatekPhillipe、HUBLO、PIAGET、などなど。

あっしには縁がありません。

反対側にはRITZ PARIS。

ritz

世界最高峰のホテルチェーンですね。

富裕層に対する庶民のデモだってニュースでやっていたので移動のついでに
3カ所見てみました。

全く平穏無事で、日本のニュースで報道されていたような暴徒化の形跡は
どこにも見受けられませんでした。

ま、予想通りでした。

探しゃあどっかでは暴れた形跡は見つかるんでしょうがまるでパリ全土が
デモで占拠されたような報道ってど〜なんだろ〜な〜っていつも感じます。

全米が泣いた みたいな宣伝も良く見かけますが 全米が泣くか!

で、昨日のグラフのハナシをもっとツッ込んでみたいと思います。

皆さんの経験則ですがブレーキって踏み始めからある程度までは
踏み込んだ力に比例して車速が落ちていきますよね。

つまり踏んだ分だけブレーキは効く。

それを物理的に表現しているグラフなんです。

踏んだ分だけブレーキは効く ある程度までは

μ

それが赤い部分で静止摩擦係数って言います。

で、ある程度まで行くともうアカンってなります。

アカンってなった後ど~~なるか?ってのが青の部分です。

赤い部分は比例して上がっていくのに対して青い部分は一定です。

これは動摩擦係数って言います。

赤に対して青は一定です。

つまりそれ以上はどんだけ踏んでも効きは同じって事です。

軽くブレーキを踏むとゆっくりと車速が落ちていきます。

もっと踏めば減速Gは大きくなり車速はもっと落ちます。

さらにギュ~~って踏めばもっと減速Gは大きくなりココを迎えます。

μ1

最大静止摩擦係数って言います。

実はココがイチバン車速を落とせるポイントでいかにここを叩き出せるか?
が、ブレーキングの最重要課題となります。

初中級者はフルブレーキングをしてもだいたいこのあたりです。

μ2

で、もっと行きましょうって焚きつけると最大摩擦係数を通り越して
このあたりに行っちゃいます。

μ3

それがブレーキロックです。

ブレーキがロックしたらそれ以上踏んでも効きが変わらないと言うのは
こんなリクツがあったんです。

雑誌やDVD等の氾濫で誰しもがドラテクを語ってきます。

ブレーキはロックさせてはダメ

ロックさせる直前がイチバン効く

そんなことを今時アップするのって中高生らしいですね。

もしくは中高生レベルの人か・・・・。

ブレーキに対する考え方やもっと短時間で短い距離でクルマを止めることを
少しでもご理解下さる事への手助けになると嬉しいですね。

ノーリスクノーリターン?ネタその6

とうとうやってきましたね~~この季節。

1deg

雨降ったら確実にユキです。

急激に気温が下がるこのシーズンになると決まって事故がとても増えます。

雨なんか降っちゃった日にゃあボッコボコです。

JARTICのサイトで首都高速の交通状況を見てみるとこの時期の雨は
そこいら中でジコってるのがわかります。

冬の雨の日にジコが多い理由、それはタイヤが喰わないからです。

東京近郊のドライバーにとってはユキが降るってことはせいぜい数回です。

ユキの日には運転しない人も多いです。

雨だと割と甘く見ているドライバーも多いのでアタっちゃうんですね。

首都高なんて制限速度が60Kmhなんですが、そんな速度で走ってる人
見たこと無いです。

だいたい90~120Kmhくらいです。

ドライの感覚でステア操作をしたりブレーキングをするとドライバーが
想定いていた以上にこの時期はタイヤが喰いません。

で、アタる、と。

原因はきわめてカンタンで、認識不足と経験不足、それだけです。

タイヤはゴムでできています。

冷えると硬くなってグリップ力が落ちます。

どのくらい寒いとどのくらいグリップが落ちるのかなんてフツーわかりません。

そもそも法定速度で走っている分にはそうそうモンダイが起きないように
メーカーも考えて作っていると思います。

法定速度で走っている分には・・・・です。

キモチ良く飛ばしていたら何か飛び出して来たとか、高速道路で走行中に
となりのクルマがいきなり車線変更してきたとか想定外の時にはやっぱり
ガツンとブレーキを踏んでしまうモンです。

そんな時にはやっぱり上手な人はアタらずに済みますし、そうでない人は
コントロールできずになすがままってことになります。

富士に行くとP2(富士で最も広い駐車場)でLEXUSドライビングスクールを
やっているのをよく見かけます。

散水車で水を撒いてソコで思いっきりブレーキングしたりスピンしたりの
練習をしているのを見ると、弊社のメソッドがパクられた、って感じます。

あ、ウソです。

トヨタさん怒らせて富士を出禁になってもマズイです。

トヨタさんもウェットのフルブレーキングの重要性をドライビングスクールの
受講者に伝える事が優先課題だと考えているからわざわざ散水車を準備して
広いP2に水をバシャバシャ撒くんだと思います。

弊社が先にやったのにな・・・・・

まだ言うか ヾ(ーー;)

さて、ドライのフルブレーキングとウェットのフルブレーキングでは少し

勝手が違うんです。

F=μN

何回か出てきた摩擦力のおハナシです。

以前はNつまり垂直抗力について語ってきました。

消しゴムの理論です。

今日からはμの方を語ってみたいと思います。

以前はμはタイヤと路面状況で決まる定数って書きました。

マチガイでは無いんですが正しくも無いんです。

実はμって変数なんです。

こんな特性をしています。

μ

コレを理解して練習するのと知らずに闇雲にフルブレーキングするのでは
数ヶ月後に運転技術に大きな差ができてきます。

ノーリスクノーリターン?ネタその5

朝のニュースを見てたら女子フィギュアの紀平選手の特集をやっていました。

いろんな分野で十代の活躍って目覚ましいですね。

かなり詳細に解説していたのでちょっと見入っちゃいました。

13歳くらいからカラダ作りのトレーナーを専属にしたらしくて甘いモノが
大好きらしいのに栄光を目指してストイックに控え続けたとか勝利に対する
意識がやはり世界を制すような子は違いますね。

スケートや卓球やテニスって小さい頃からガンバっている少年少女を
マスコミ等で良く見かけますがアタリマエですけどモノになる人って
ほんのひと握りです。

また評論家が勝手な事言い放っていましたがあるスポーツコメンテーターが
2年目のジンクスについてかなり興味深い解説をしていました。

1年目は勢いで勝つ事がある

スケートに限らずにそんな選手はいろんな分野に確かにいっぱいいましたね。

優勝したりチャンピオンを取ったりするとそりゃあ気分はイイと思いますが
その一方で来季に向けてのプレッシャーとの戦いでもあります。

で、いろんなコトを考えちゃって歯車が狂う事が多々ある

そんな風に解説していました。

コレってチームサーキットコンセプトにもとても当てはまりますし、
今シーズン後半や来季に向けての弊社に課された大きな課題です。

多くのお得意様がトントン拍子でタイムを縮めて行きますが2年目になると
去年の勢いが潜めてしまって伸び悩んでしまう、そんなこともあります。

原因はイロイロあります。

イケイケの時ってなんも考えない事が多いです。

コレ以上行くとアタるカモ?

コレ以上行くと飛び出すカモ?

そんな事を考えないで行くからイケイケなんです。

切れる前の電球が明るくなるってヤツです。

それはちょっとチゲ~んじゃないの ヾ(ーー;)

誰もが去年のベストを更新したいと考えます。

レベルが上がってくると同じような事を続けても横ばいです。

タマタマ好タイムが出ることはあっても安定して叩き出せる技術では無いので
タイムも出るも八卦でないも八卦的な日々が続いてしまうことも多いです。

で、いろんな事を考えちゃって歯車が狂い出すようです。

その頃にもれなくビビリミッターが付いてきます

ナニ被せてんだ ってツッ込みは重々承知しております。

スポーツコメンテーターは弊社の考えと同じで2年目にこそ一つ一つ正確に
理論に基づいた攻略ができた者こそまた栄光が掴めるって解説でした。

弊社は創業から一貫して工学的理論に基づいた理念を掲げています。

オマエごときがドライビングを語るな (`Д´)凸

ってそしりもあるとは思いますし、そう考える人を説得しようとは思いません。

カンタンなハナシです、そう言う人は他に行けば済むハナシです。

弊社の事を全面的にご信頼下さるお得意様にご期待以上のお返しをするために
フツーの横並びの事をやっていたらお得意様をガッカリさせてしまいます。

ちょっと抽象論が続いて食傷気味な人も多いと思いますので明日は
弊社らしいネタをアップします。