お若いお客様は存じあげないとは思いますが、イギリスの雑誌を見ていたら、
こんなんが売りに出ていました。
日石トラストPORSCHE962C
往年の名車中の名車です。
以前にMAZDAのルマンのレーシングカーをアップした事があります。
コイツです。
3ローターと4ローターです。
RENOWNカラーの方は、ルマンで総合優勝したヤツだと思います。
アメリカのサーキットで、デモランをしたのにはさすがにトリハダでした。
メーカーが本気を出して本気で世界と戦うために製作した車両は、やっぱり
オーラがホントに違います。
サーキットコンセプトのZ34にもっと必要なモノって何だろう?
って、真剣に考え込んでいます。
数値に現れるような工学的な客観的見地はとても得意です。
デザインとかオーラとか、主観だったり趣味趣向ってハナシになると、
弊社がいくらカッコイイですよって言っても、評価するのはお客様です。
個人差がある、って言っちゃえばそれまでです。
でも、上記のCカーを見ていると
現代の先進のデザインでは無くても、充分に現代に通用する
最近イギリスでは、日本で言うところのナローPORSCHEが人気です。
あっちこっちのお取引先で尋ねられます。
程度のイイの日本に無い? って。
ナニが人気なのかと言うと、ともかくちっこい。
すっかり肥大した現代のクルマには無い
イギリスではナローって言ないで、ショートホイールベースって表現します。
年式で言うと‘74あたりくらいまで?
弊社のお客様にもいらっしゃいますし、弊社のマフラーパイプを作っている
台湾の社長もフルレストアした’69のナローを大事に所有しています。
50年近く前の車両が、今でも大人気です。
現行の991の方が乗り易いですよ。
でも、ソコじゃあ無い魅力ってのが50年前の車両にあるんです。
50年前のデザインが、今でも通用します。
ステキなことだと思います。
今日、やっと、やっとですが弊社試乗車にフロントアンダーウイングが、
実際に装着されて、とりあえず高速道路ですがサル走りをしてみました。
ちゃんとした報告はまた後日にしますが、開発を始めてなんだかんだでの
4年がフッ飛んでしまうほどの完成度になりました。
誰が見てもカッコイイってなってるかは
流行に流されず時代を超越したシンプルなデザインが功を奏しました。
さ、富士のストレートで高速試験を残すのみです。
の、ハズなんですが、来週の大雪予報で当分ムリっぽいです。