唐突ですが、イイ物を作ればそれでイイとは限らないんです。
弊社のアシ、かなり熟成が進みました。
何回も書かせて頂いているように
乗りやすいアシ
のために、ナニができるのかを考えて考えて考え抜きます。
先日もネタでご案内させて頂きましたが、袖ヶ浦の第2第3コーナーで
フロントを切り足して行った時に、1ランク上の接地性を追求しました。
次回がとてもとても楽しみです。
そうなると、今度は相対的にもっとリアの安定性を上げなければなりません。
弊社がFederalの595RSで開発をしていたのにはワケがあります。
消耗品に湯水のようにつぎ込むほどカネが無いのも事実ですが、FDの時に
かなり積んだ経験を引き出しに、敢えてソコソコのタイヤから検証します。
ソコソコのタイヤはごまかしが効きません。
アンダーも強いし、トラクションもかかりにくいです。
それをセットアップで喰わせるんです。
これってMercedesBenzの考えです。
ハイグリップタイヤは、なりに走っちゃいます。
例えば、富士のベストが2:00:5だったら、1ランク上のタイヤを履けば
59秒にはなります。
でも、やっぱりウデを磨いて技術で出したいじゃありませんか!!
ウデで59秒が出れば、そこで改めてハイグリップタイヤにすれば
58や57が見えてきます。
ショップさんにはショップさんのお考えがありますから、弊社が正しくて
他の考えは良く無いなんてことは毛頭考えておりません。
ショップの数だけ仕様があるってのもおもしろいじゃあ~りませんか。
今回、こんなモン買ってきました。
メーカーの能書きによりますと、スプリングって伸び縮みするときに
回転するようによじれるらしいです。
リクツでは確かにその通りです。
そのよじれがフリクションになって余計な力が作用して悪さをするらしい。
その辺はちょっと懐疑的です。
どのくらいよじれて、それがどのくらいの悪さに相当するのか?
全くデータが公開されていません。
でも、メーカーがそれを認識しているからこんなモンがあるんでしょう。
で、試します。
そりゃそうです。
実際に装着するとどうなるの (・・;)?
当然です。
付けるんだって部品代以外に脱着工賃もかかります。
このトーションリリースベアリング
Perche
スプリングシートのピロ化
カーボンスプリング
この4つを順次、テスト検証していきます。
あ~コレはイイね、劇的に変わるよ
ってのもあれば、(あるのかな~~~?)
コレに工賃込みで10万出す価値ありませんよ
になるのか???
送り手責任を持って検証します。