富士の本コースのラジアルで分切り、お客様にとって一つの目標です。
単純計算はできませんが、ざっくりと筑波なら3秒、鈴鹿なら28秒くらい?
弊社の1号機で58秒を出したのはもう4年も前です。
クルマもキッチリとバランス良く作らなくてはなりませんし、お客様も
それ相応の努力と練習も必要となってきますが、大事なことは
楽しく走ること
です。
繰り返しになりますが、修行みたいなドライビングでは続かないと思います。
弊社のお得意様をサーキットサポートをさせて頂きますと、今のところですが
皆様、口を揃えて
次はいつ?
ってお聞きになって下さると、弊社の安堵の瞬間です。
お客様が走る姿をコカコーラと100R出口、ヘアピンで見させて頂きました。
気が付くことがいくつかありました。
ヘアピンの脱出はずっと良くなりました。
お客様も、
わざと振ってみたけどリアが安定してブレークしなくなった
と、インプレッションを頂戴致しました。
弊社製ダイアグブレースバーの恩恵が実を結んだ瞬間です。
先日に袖ヶ浦の動画でご紹介させて頂きましたが、リアがブレークすると
かなりタイムに影響してきます。
積極的に踏んでいける車体作り、ゴールが見えにくい永遠のテーマです。
弊社自身も含めて、走る度に感じることですが
さらなるフロントセクションの軽量化
が、もっともっと必要です。
そうは言っても、かなり限界に近い所まで来ていると思っていました。
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや
もっと上を目指さないとCircuitConceptではありません。
やったろーじゃん
おカネ無いのに (T_T)
まずは、弊社にとってはもはや軽い素材には入らないチタンの見直しです。
やっぱり究極はハニカム構造プリプレグドライカーボンしかありません。
弊社のフロントタワーバーやボンネット、NISMOの執行役員様にも
その世界最高峰品質にお墨付きを頂戴致しました。
それでいくつかの部材を見直します。
そうは言っても、そこは
費用対効果
と言う壮大な壁が立ちはだかります。
で、ちやんとしたチタンで作ると、とても高くなってしまうコストを下げて
できるだけ剛性と軽量化を両立するために弊社が選んだ素材、それは
Magnesium
です。
ドライカーボンマグネシウムハイブリッド
で、コストを下げて軽量化を実現します。
おカネ無いのに (T_T)
まずはフロントリインフォースからです。
純正は年式やグレードにもよりますが、5.4~6Kg。
現在の弊社ステンレス製 3.8Kg
チタン製 2Kg
ドライカーボンマグネシウムハイブリッド目標値 980g
純正比で5Kg弱の軽量化です
しかもフロントセクションの一番先っぽ。
これは効くはずです。
こんなことやってんの世界中でCircuitConceptだけです。
たぶん。
チタンのリインフォースをご成約下さったお客様、ちゃんと交換します。
無償で。
浮き草の底力を充分に堪能して下さい。