日別アーカイブ: 2021年7月3日

最強のコスパを目指した3号機ネタ、その7

毎年恒例の大雨の季節がやってきました。

あっちゃこっちゃの川が氾濫する、と。

線状降雨帯だって。

5年前にはそんな言葉は無かったように記憶しています。

カナダではナント!! 最高気温が50度近くのもはや殺人的な暑さ。

実際に230人くらいお亡くなりになったそうな。

コロナもそうですがもう来年はナニが起きてもフシギ無いです。

クルマでスポーツが楽しめるのなんてホントにあと10年くらい??

そんな気もします。

先日ご案内させて頂きました

これらは最低条件すら満たさない絶対必須項目です

ってのがどうもザワつかせてしまったようですがリア廻りについて全く
言及されていません。

不安を扇動して商売につなげているワケではありません。

300台以上のZ34V36に乗ってきたからこそ、お客様のクルマを
お預かりすると、アレ、おかしいぞ、ってのに気が付きます。

少~~しずつ少しずつ蝕むように劣化するゴム系は特にお客様にとって
気がつくことが難しいという性質があります。

最近、なんか真っすぐ走らない、フラフラする。

ちょっとしたワインディングでなんかキビキビ走らなくなった、つまり。

楽しく無くなってきた

初めてZ34V36に乗った時のワクワクが失せてきた

そう言うお客様にこそ2号機をお試しになって欲しいんですがココでも
何回か書きましたようにやり過ぎちゃった感が否めないようです。

で、お客様目線の3号機です。

でも、リアはちょっと厄介です。

大きく分けてリアメンバー、アーム、ナックルの3つに分けてご紹介します。

リアメンバーはもう数年前にご紹介したっきり放置です。

2017年1月のネタでした。

コイツです。

 

 

弊社がプログレッシブレートのゴムマウントを追求して2号機に投入すると
乗りやすさ、静粛性、そしてパフォーマンスをも達成できましたが、ココで
どうしても越えられないコストって課題がアタマをもたげてきます。

いくらかかんのよ (ノ`△´)ノ:.┻┻:・’

コレばっか

でもコストはとても大事だと思います。

日産純正のリアサスペンションメンバー自体が5万くらいしかしないのに
どうしても脱着工賃が重くのしかかってきます。

リアサスペンションメンバーを降ろすにはデフもマフラーもアーム類も
ドライブシャフトも全部降ろさなければなりません。

当然、元に戻すんですがアームを一度バラすのでアライメントも必要です。

ココまで読んだだけでも高そうでしょ。

工賃はショップさんによっても違いますが部品代もコミコミで30万程度は
かかってしまうと思います。

フロントのロワーアームのピロ化がとても費用対効果が高いのと比較すると
パフォーマンスは良くてもかかるコストが・・・・ってのはあります。

ただブニャブニャになっちゃった4つのゴムマウントを放置していくら
Quantumだのアライメントだのって言ったってどれだけの効果が
落ちてしまうんだろうって危惧は大きいです。

弊社が考える10万キロオーバーのAT車をリフレッシュしつつ20万キロ
目指してしかもサーキットガンガンのあと10万キロってのが視野に入ると
最低でも純正の新品は必要なのかな? って感じています。

純正の新品だってかかる工賃は全く同じです。

つまり4個の弊社製プログレッシブレートゴムマウントの製品代としての
差額がお客様満足度にどう変化をもたらすか?

って考慮すれば純正の新品を単純に交換するって選択肢は無いと想います。

ソコを責任ある情報発信をしていかなければ、って考えています。