日別アーカイブ: 2018年10月21日

シーズン本格始動で今シーズンは改めてトラクションについて考察してみるネタ、その5

お得意様の走りを多方面から観察することってとても重要です。

車載カメラには映らない動きやロガーには反映されないフィーリングなど
弊社が直接目視して確認して、ドライバーさん達と修正していくことで
お客様の運転技術が向上していくようなプログラムを考えています。

iPhoneで撮ってみましたがやはりちゃんとGoProで撮らないとダメですね。

最終コーナーの立ち上がりです。

先頭から弊社お得意様のH野様、T中様、N須様、N村様、U見様、
そしてI町様にGT3のおきな様。

ココはタイムに直接影響する重要なポイントです。

と言うのは、立ち上がりのアクセルオンのタイミングが少し遅れただけで
そのままストレートスピードに影響を及ぼします。

つまり最高速が伸びない大きな原因の一つとして挙げられます。

早めにアクセルオンにするためには事前の姿勢作りがとても重要なんです。

アタマじゃわかっていても実際にご自身がどんな姿勢で立ち上がっているかは
車載映像ではわかりませんしロガーにも反映されません。

だからこそ僭越ながら指導させて頂く弊社の真価が問われます。

観察しているとやはりお一人お一人のお得意様の傾向がわかりますし、
車両そのものも6名のお得意様が全く同仕様と言うワケではないので、
お得意様の車両の律速段階を見極めるにもとても有意義です。

お得意様お一人お一人に現状の律速段階を弊社が的確に見定めて、また
ドライビング技術の課題をご提示することでいつもの繰り返しですが

楽しくドライビング技術の向上を図る

を、1ステップずつ具現化させて頂いております。

さて画像を見てもお気づきとは思いますが特筆すべきは991GT3です。

コレです。

GT3

PORSCHEと言うメーカーがホンキを出しちゃったパターンです。

Z34の4倍もする車両ですから比較する方にムリがあるとは思いますが、
決して歯が立たないってワケでも無いんです。

それを弊社が少しずつ証明していきます。

ところで、そのメーカーがホンキを出しちゃった超一級スポーツカーが
どんなコーナーリングをしているのかを観察していますとiPhoneでは
わかりにくいですが圧倒的にロール剛性が高いことはわかります。

それでいてパンパンハネるワケでも無いですし実にしなやかな動きです。

Z34で、しかもラジアルタイヤであの動きに少しでも近づけるために
あるアイデアが浮かびました。

フロントのアシは、ほぼ完成系ですって以前に書いたことを撤回です。

さ、またまたお得意様をビックリさせよっと

富士の現場でできる作業は限られています。

段取り考えないとな~~~。