費用対効果がど~のこ~のって言ってもやはり肝心なアシのハナシです。
様々なお客様とご一緒してつくづく感じることがあります。
そのアシでは・・・・・。
平日にお休みを取ってガソリン代や高速代をかけて練習にお越し下さって
パッドも減ればタイヤも減ります。
その分、血となり肉となれば投資に見合った効果として還元されるはずが
ナニにもならないどころかタダの欲求不満を溜め込みに行っただけでは
どう言葉をかけて良いのか? そんな事すら考え込んでしまいます。
以前はお客様のコストも最大限考慮して、既にあるモノは使いましょう
ってご提言してきましたが、最近はハッキリとお客様にお伝えした方が
トータルではプラスになるんではなかろ~かって考えています。
リアのアームを昨シーズンにセミピロ化しましたが、フロントほどの効果は
今のところ得られていません。
今のところと言うのはいつもココで書かせて頂いている律速段階のハナシで
リアのピロアームが真価を発揮する前に悪さをしているポイントの対策が
先と言うハナシをしてみたいと思います。
フロントのアームのピロ化はかなりの推奨メニューですが、リアのピロ化は
もちろんやったらやったなりの効果は無いワケでは無いとは思いますが
ソレをやる予算でコッチやった方がトータルバランスは上がりますって
そんなネタをいくつかご提示しております。
昨日までのリアのダイアグブレースバーも然りですし、純正デフマウントの
リアピースは早い段階で必ずチギれます。
チギれないまでも新品状態でもブニャブニャの純正デフマウントリアピースは
律速段階として優先順位は上の方です。
キチンとアシをやればやったなりに、リアのトラクション強化のためには
純正ゴム対策は必須になってくるでしょう。
キチンとアシをやった と言う前提のハナシです。
250台ほどのZ34V36に乗ると、あ、コレはダメじゃ~ん てのが
わかるようになってきます。
ナニがダメなのかももちろん責任ある情報発信として弊社のお客様には
ご説明差し上げますが、お客様にはご予算ってモノがあります。
そこをどうやって高次元にバランスさせていくかも弊社の課題です。
先日ご紹介したバンプタッチタイミング変更カラー、弊社お得意様に
1台ずつ1台ずつお取り付けさせて頂いております。
しかも富士で。
わかりやすいのでやはりショートです。
しかも最初の1本は今までの仕様で30分サル走ってもらいます。
で、次の1本の間に弊社が取り付けます。
そうすれば違いを身をもって体感できることになります。
トラクションってナニ?
正確に答えられる一般の人って、まず、いません。
別に正確にリクツを知る必要もありませんが雑誌の影響なのか何なのか
知ったかぶりをする人は必ずいるモンです。
何回もココで書いていますが 上達の最大の障害が知ったかぶりと先入観、
スキーのハナシやテニスラケットのハナシで過去にやらかした例で
ご説明差し上げたこともあります。
トラクションがかかんないんですケド
このご相談をZ34V36だけに限定してもココ5,6年で
10名以上のお客様からご相談を受けました。
トラクションってとても壮大なテーマです。
タイムアップにもとても重要です。
特にFRは深刻です。
弊社なりのアプローチを全面的に支持して下さるお得意様達が今シーズンに
どのように成長して下さるか? と言う視点からトラクションについて
実証をしていきたいと思います。