日別アーカイブ: 2018年10月19日

シーズン本格始動で今シーズンは改めてトラクションについて考察してみるネタ、その3

あ~~あ~~~KYBまで・・・・。

これでKYBのショックアブゾーバーも売れなくなっちゃうでしょうね。

やっぱり、と言うか韓国や中国でとても嬉しそうに報道していますね。

CNNでもやっていました。

Fake in Japan

KYBの記者会見を見ていたら、本来なら±10%の精度が要求されるのに
40%を超えた結果が出たところもあったらしいです。

40%を超えたらもはや精度とは言えないですね。

昨日、ココでこんな表現をしました。

余程の上級者でも無い限りリアのスプリングだけ交換しただけで、リアの
トラクションが改善されることは無いと考えた方がイイと思います。

リアのトラクション不足の原因がピンポイントでリアのバネレートだったら
それはあり得るハナシだとは思いますが、そもそもリアのバネレートが
本当に律速段階だったとしても、正解のバネレートを選出することは
それこそよっぽどの上級者でもない限り不可能だと考えた方がイイです。

弊社お得意様のM田様がいつもご心配下さいます。

せっかくのノウハウそんなにカンタンに公開しちゃダメだよ

だいじょぶです。

理由を一つだけ挙げてみます。

リアのバネはZ34V36に限ってみますと線形シングルレートはダメです。

弊社はそのように考えていますし、997、991、M3、M4の純正も
メーカーがちゃんと考えて弊社が考えるようになっていました。

ま、をいをい小出しに公開していきます。

トラクションがかからない車体側のモンダイだけでも

サスペンションキット

デフ

ゴムブッシュ

前後の軸荷重バランス

タイヤの正確な空気圧管理

そしてトラクションとの関連性についてほとんど語られることがなかった

ECUセッティング

リアのトラクションに関して弊社が考えるだけでこれだけあります。

これだけの可能性があるのにリアのスプリングに正解を見いだすなんて
かなりの認識不足と言えるんではないか? と弊社は考えてしまいます。

弊社のお得意様にはもちろん最適な律速段階と最良の費用対効果でご提示し

それでもやはりアシが占める比重はとても大きいです。

シツコイようですが、まずは律速段階の見極めから正確に行わないと
パーツをいっぱい買っちゃって工賃もいっぱい支払って残ったモノが

徒労

にならないようにシーズン前半は重要です。