日別アーカイブ: 2015年10月6日

WRCに学ぶネタ、その2

昨日の夕方に羽田に着いて、そのまま新幹線に乗りました。

で、今日は鈴鹿でした。

気力だけで行ってきました。

suzuka

弊社のお得意様のT井様のブレーキを検証しました。

元々、T井様は某有名ブランドのブレーキを装着済みでしたが、
弊社のブレーキシステムに交換して下さいました。

前回の某有名ブランドのブレーキを装着した時も、感動があったそうですが、
今回の弊社のブレーキシステムでは、もっと感動して下さったそうです。

踏み過ぎてもロックしないから、安心して踏んでいける

と、ひと安心の結果です。

ただ、前よりはずっとイイと言うお話でも、もっと上はあるんです。

先日のWRカーのブレーキングイメージを、できるだけ具現化したいです。

そうすれば、もっともっとアグレッシブにツッ込めると思います。

鈴鹿はコーナーの数が多いので、ブレーキの恩恵はとても大きくて、
朝の一本目で、T井様は自己ベストタイを叩き出したとのことです。

これでフツーはメデタシメデタシで終わるんでしょうが、弊社にとっては、
まだまだこれで満足するワケには行きません。

2本目の後半になって、熱を持つようになってからのフィーリングの悪化を、
どれだけ効率良く解消できるか? が、次の大きな課題です。

コレ、弊社のイメージしていた3Dのキャリパークーリングダクトです。

hyundaibrakeshroud

ツールドコルスラリーで、我々の見ている目の前で、ゼッケン7の
WRカーがクラッシュしました。

で、その場でリタイアとなってしまったんですが、1時間くらいは
その場で修復を試みていました。

とても貴重な画像です。

WRカーに付いている3Dキャリパークーリングダクト、
Ferrari の CHALLENGEと似ています。

突き詰めると、この形状なんでしょうね。

鈴鹿で、一本目が終わって、ブレーキフルードを入れ替えました。

目立った気泡は出てきませんでした。

それでもT井様は、交換後にフィーリングは良くなったとの感想です。

目には見えない細か~~い気泡はいっぱい入っているんでしょうね。

その対策のためにも、3Dダクトの仕様変更は急務です。