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今シーズンはタイムは当然として真の上級者育成に向けてクルマ側の責任をしっかり負うことは当然としてソフト面からも1ランク上のサポートをしていきますネタ、その6

いろんな考えがあると思いますしメーカーさんだってちゃんと考えているとは
想うんですが弊社の経験上、ゴッゴッゴッゴッ、バキバキバキバキってデフは
Z34には向かないと感じています。

乗りにくいし助手席に乗った人には評判悪いし、かと言ってタイムにつながる
とは限らないどころかそれだったら純正のデフの方が良くね? ってことも
多々ありました。

じゃあどんなデフがイイの? ってなりますがソコはやはりノウハウの部分と
なりますので詳細は控えますがいつもココで書いていますが弊社は乗りやすさ
を重視しています。

機械式LSDってクルマとの相性がとても大きくモノを言うパーツだと
弊社では考えています。

例えばマツダのロードスターは基本、オーバーが強いのでリアを安定させる
ためにかなり効かせた方がイイように弊社では感じています。

一方、Z34は基本どアンダーなのでかなりマイルドな特性にしないと
曲がらない、ツマらないクルマになってしまうと弊社では考えます。

まずはソコソコグリップのタイヤでの練習を弊社が強く推奨する理由もココに
密接な関係があるんです。

初級者が71RSレベルのタイヤを履いても99%ナニも起きません。

機械式LSDが必要なんだか? また実際に機械式LSDを取り付けたとしても
それがどう有効に働いているのかも全くわからないと思います。

それがソコソコグリップタイヤで練習すると上達に応じてタイヤは滑り始めて
いろんなことが起きてきます。

まずは脱出のアクセルオンでリアのイン側が空転するようになります。

まだ初級者なのでアクセル操作もラフな部分はあるとは想いますが少なくとも
以前は空転すらしなかったアクセル開度がずっと上がったってことになります。

タイヤの限界を超えるからタイヤが滑るワケで最初の頃はビックリして
アクセル戻しちゃうモンです。

それが何回かやって行くうちにリアが滑って適度なアクセルオンでクルマって
安定するんだってことに気がつくでしょう。

そしてますますアクセル開度は上がって行きます。

オニグリップタイヤを履いてタイムは出るけどナニも起きずにいつまで経っても
タイヤの限界内でしか走行できないで5年10年経っちゃった。

そんな人いっぱいいると思います。

一昨年はM上さん、去年はI田さん、そして今シーズンはT中さんが弊社の
理念を具現化して下さっております。

で、コーナーの脱出で安定してリアを滑らせられるようになると今度は次の
ステージです。

それこそが弊社では機械式LSDと考えておりますしそこに達していないのに
機械式LSDを入れたところで・・・・・

 

今シーズンはタイムは当然として真の上級者育成に向けてクルマ側の責任をしっかり負うことは当然としてソフト面からも1ランク上のサポートをしていきますネタ、その5

今朝のニュースでやっていましたからご存知の方も多いかと思います。

早いとあと2年もしたら食肉の価格が大暴騰するらしいです。

ただ単純に需要と供給のバランスが大きく崩れるってハナシです。

もはや80億人と言われる世界の人口が深刻な食糧不足に陥るだろうって
言ってました。

特に海外産の牛肉、例えば牛丼屋やファミレスのステーキ、ハンバーガーの
肉が2倍から3倍くらいになるらしいです。

早いハナシが中国を始めとする第3世界の爆買いらしいですね。

3倍だろうが5倍だろうが10倍だろうが気にせずガンガン買っていく中国の
爆買いに日本が買い負けすると言うのはもう既に始まっているらしいです。

もういろんな分野で楽しむなら今しかないってことなのかもしれません

機械式LSDを否定するモノでは決して無いので今日はプラスの面を書いて
いきますがやはりその前に確認です。

今LSDやる必要ある?

他にやるべき事いっぱいあるやろ

ってのが基本です。

今シーズン鋭意売り出し中の鈴鹿メンバーT中さんから次にはナニに手を
付けるべきか? ってご相談を昨年に頂戴しました。

ソコで弊社は迷わずに機械式LSDをオススメしました。

するとT中さんもそうじゃ無いかと思っていましたとのご返答。

なんかわかりづらいかもしれませんがコレこそが機械式LSDを導入する
最適のタイミングだと弊社では考えています。

つまりT中さん自身も弊社も必要性を感じたタイミングってことです。

昨シーズンならそんなハナシは全く出てきませんでしたから。

旧型とは言え弊社のアシで走り込んで階段を一歩一歩確実に上がってきました。

今となっては機械式LSDが運転技術向上の律速段階です

こうなると機械式LSDを導入しない方がかなりのマイナスです。

昔の人はイイ事を言います。

機を見て成さざるは勇なきなり

来月には機械式LSDがT中さんのクルマに取り付けられて鈴鹿でさらなる
飛躍を遂げて下さると思います。

このままだといつもの精神論、抽象論で終わってしまうのでもっと具体的に
書いていきたいと思います。

今シーズンはタイムは当然として真の上級者育成に向けてクルマ側の責任をしっかり負うことは当然としてソフト面からも1ランク上のサポートをしていきますネタ、その4

ま、コロナに感染してしまった自分が悪いっちゃあその通りなんですけど
思いの外、後に引きずっているのとま~~~~~~だ今日も正月休みで
操業していない取り引き先が多いのでコレまたなかなか進まないです。

部品が来ない・・・

先日書いたストリートオンリーならZ34には機械式LSDは必要無いって
言葉だけが独り歩きしちゃっていますがそんなことは情報発信の想定内です。

言いたいヤツには言わしときゃイイんで、その後、自分が発信したことが
ブーメランのように還ってくるんですがそれすら気が付かない輩も多いです。

ま、気がつくような人は最初っから思い付きでなんか情報発信はしないです。

弊社ではもちろんキチンとした責任ある情報発信に努めています。

昨日、M上さまとイロイロと打ち合わせをしていた所、先日の筑波の練習会で
ブレーキングGがナント1.38を叩き出せたとのことです。

もうプロレベルに到達していますね。

052の275/40R18の5分山ってことを考えるともはやトップレベル
と判断できます。

次のM上さまの走行に弊社が同行できないので昨日、急遽アシのセットを
やりました。

昨日の段階でタイヤ、こんなんです。

 

 

筑波の本コースや富士の本コースを5、6本走られたんじゃないでしょうか?

あと筑波を4本は走れます。

で、2/18の本番前に052の275/40R18の新品導入です。

非常に効率がイイです

ソコソコのアシを付けて、ソコソコのブレーキを付けて、ソコソコの機械式
LSDを付けて同じことをやるとタイヤはM上さまの半分ももたないですし
1.38Gなんて夢のまた夢で5年練習しても1Gソコソコが関の山です。

しかもタイヤ代は確実に倍以上かかる・・・・・と。

何回もココで書いています。

律速段階と費用対効果

それをキチンと把握して体現していくのと自己流で猪突猛進していくのでは
もうかなりの差が付いて行きつつあります。

聖地、筑波に想うネタ、その3

今シーズンはM上さんとI田さんが公式イベントに参加予定です。

 

 

ところがです。

そのためには今までとはちょっと違った準備が必要なんですね。

その一つにタイヤウォーマーがあります。

当日の計測ってたった2周です。

コースインして次の周とさらに次の周のたった2周です。

つまり今までの条件ではタイヤはキンキンに冷えたままです。

12DtypeA以外は全くグリップしません。

だからタイヤウォーマーが必要となります。

カネがかかる~~~。

本番で使えなかったじゃM上さんやI田さんも超ガッカリですから事前の
十分なテストは絶対必要条件です。

何度が適正なの?

そのターゲット温度まで上げるのに時間はどのくらいかかるの?

タイヤウォーマー外してコースインするまでどれだけ冷えちゃうの?

ソコを検証しなくてはいけません。

で、結果はまずまずでしたが課題も残りました。

これも場数と経験が必要です。

ガンガンにテストする以外、方法がありません。

聖地、筑波に思うネタ、その2

やっと正月も開けたと思ったら今日から3連休。

昨日も早めに休みから仕事に戻った人も多かったんですが弊社のお取り引き
数社の担当者がコロナになっていました。

この3連休でまた爆発的に増えそうですね。

さて、多くのお客さまやチームメンバーにとって関わりのある大きなテーマ
ブレーキトラブルです。

事前の準備で避けられるブレーキトラブルがほとんどです。

昨日はI町さまのブレーキパッドが無くなっていてディスクローターも
やってしまいました。

終了です、チーン。

実は年末にI町さまのクルマを出張メインテナンスしたんです。

その時には目立ったモンダイはもちろんありませんでした。

でも、筑波の前日に富士の本コースに行って30分フル X2本走られました。

で、パッド終了、リベット出てローター終了となりました。

考えてみれば富士の本コースを30分フルX2本走られたらパッドがごっそり
無くなることなんか弊社では予見できたハズでした。

そうすれば今回のトラブルも回避できたんです。

自己批判です /(-_-;)\

ただ、ちょっと言い訳をさせて頂くと去年のZ Challengeでの
反省から現状から100Kg軽量化計画を進行させていまして、まずは
あのバカみたいに重いR35純正のディスクローターをAPの松にして
ディスクローター1枚あたり10Kgの軽量化を進行中でした。

それにあわせてパッドも交換しようってスケベ心を出した所が失敗でした。

失敗って言っても実はビミョ~~でそんなにパカパカパッドやローターを
交換して下さればそりゃ弊社にとってはイイでしょうけどお客さまにとって
何だかな~~~? ってなってしまうことだってあります。

弊社のお得意さまは弊社にご期待下さるハードルはどんどん上がります。

そりゃそうです。

ハードル上げてお待ち下さい、って言っちゃってますから。

だからこそ、今シーズンはあ~~、なっちゃいましたね、交換しましょう
って受動的なメインテナンスサービスだけじゃ終わら無くて、こちらから
もっと能動的にそろそろじゃ無いですか? ってメインテナンスサービス
キチンと構築していこうって聖地、筑波で想いました。

 

聖地、筑波に思うネタ、その1

今朝の筑波は  -5度 w|;゚ロ゚|w

 

 

作業をしていて手がかじかむったらありゃしません。

お疲れさまでした。

 

 

今年初の走り初め、ボロボロでした。

ナニがボロボロか? ってのはまた明日書きますがもっともっと経験、場数を
こなしていく必要性を強く感じましたし予見できたトラブルもありました。

得るモノもありましたよ。

これを弊社の大事な引き出しにします。

ま、本番じゃなくて良かった・・・・

今シーズンはタイムは当然として真の上級者育成に向けてクルマ側の責任をしっかり負うことは当然としてソフト面からも1ランク上のサポートをしていきますネタ、その3

それ今やる必要あります?

の筆頭格がZ34では機械式LSDです。

何回かココで書いていますがZ34に機械式LSDが必要になるパターンは
かなり、かなり低いです。

ストリートなら確実に必要ありません

何なら実際に取り付けてみればわかります。

っつってもデフ玉にもよりますが工賃込みで25万くらいコストはかかります。

せっかくバラすんだからベアリングを全部新品にしましょう、せっかくデフを
降ろすんだからデフマウントも交換しましょう、なんてことになるとそりゃあ
コストはず~~~っと上がります。

それだけのコストを掛けた実際の効果は・・・・??

キチンと責任ある情報発信って一体どれだけあるんだろうか???

繰り返しになりますがストリートなら必要ないどころかチャタリング音や
LSD専用デフオイルのコストを考慮するとむしろマ~~イってヤツです。

それでも付けたい人はどうぞ。

止めません。

さて、じゃあどの段階で機械式LSDを導入することが正解なのか?

ちなみに昨日ご紹介した鈴鹿メンバーのT中さん、まだ純正デフ玉です

鈴鹿支部長のI田さんもやっと昨シーズンに導入しました。

つまりこういうことです。

機械式LSDを入れる前にやることいっぱいあるやろ!!

それができていないのに機械式LSDを導入したところでってハナシです。

以前にも書きましたがZ34を手掛けるショップさん、世界中で何百件あるか
わからないですけど機械式LSDはまだいらんちゃう? って責任ある情報
発信をし続けているのって間違いなく弊社だけです。

フツーはこうなります。

FRなら機械式LSDっしょ

いつもココで書いています。

律速段階と費用対効果

運転技術の向上って魅惑的なハナシに聞こえてきますがそりゃあイバラの
道であることには間違いありません。

ただ、M上さま、I田さま、そしてT中さまと短期間で劇的な運転技術の
向上を果たしたメンバーはナニも特別なワケではありません。

次期大売出し予定のメンバーも実は2名もいらっしゃるんですね。

筑波3秒レベルですよ。

ま、言っても結果が全ての世界です。

じゃあ機械式LSDってどのタイミングが正解なの? ってハナシですね。

今シーズンはタイムは当然として真の上級者育成に向けてクルマ側の責任をしっかり負うことは当然としてソフト面からも1ランク上のサポートをしていきますネタ、その2

1年前くらいは3秒台だったT中さんが1年で59秒12まで詰めてきて
もちろんT中さんの努力や走り込みはかなりのモノではあったでしょう。

クルマの仕様が全く同じでタイヤももちろんアジアン縛り

それで4秒も縮めてきたことにはT中さんの運転技術が劇的に向上したことを
証明するものであると同時に59秒12は一つの通過点と捉えて今シーズン
ひょっとしたらその仕様で本コース30秒切りも・・・・・ って考えると
とてもワクワクしますね。

そのために改めてココを掘り下げます。

絶対にやらなきゃいけない

強く推奨するけどご予算次第では後でもいっかな

それ今やる必要あります?

絶対にやらなきゃいけない冷却系をもはや別にあとでもいっかな・・・って
人はもはやどうぞ吠えヅラ掻いて下さいとしか言いようがありません。

さて、難しいのがコイツです。

強く推奨するけどご予算次第では後でもいっかな

やはりお客さまにとってご予算はとてもとても大事です。

ズバリ、アシです

ココ1、2年で弊社が最も成長できたのがアシってネタを先月に書きました。

技術的なことも大事ですがお客さまにとって大事なこと、まずは

曲がる

粘る

こんなのアタリマエのように感じますがそんなに容易に手に入るようならば
ナニも高っか~~くてしかも納期がかかる弊社のアシをお買い上げ下さる
お客さまなんて一人もいらっしゃらないでしょう。

何回か書きましたが新春早々ココは改めて確認させて下さい。

曲がらないアシで練習しても楽しくありません

曲がらないアシで練習してもタイヤがすぐに終わります

粘らないアシで練習するとアタる可能性はずっと上がります

 

今シーズンはタイムは当然として真の上級者育成に向けてクルマ側の責任をしっかり負うことは当然としてソフト面からも1ランク上のサポートをしていきますネタ、その1

鈴鹿支部のT中さまから年末に自主練に行った報告を頂戴しました。

なんか着々とンまく行き過ぎでむしろ怖いですね。

 

 

着々でも無かったか・・・・・

2年前の大破、おととしのEGトラブルを経験してからこその去年の大飛躍
ま、必然といえば必然なのカモしれませんがなかなか結果につながらない
人にとっては マヂか・・・ ってハナシだと想います。

特筆すべきは安定してバンバン59秒台、しかも59秒台前半を連発です。

つまり安定して59秒台前半を叩き出せています。

これは間違いなく運転技術の向上を意味します。

さて、深堀りしていきます。

先日、こんなことを書きました。

絶対にやらなきゃいけない

強く推奨するけどご予算次第では後でもいっかな

それ今やる必要あります?

この3点はお客さまのターゲットやステージを明確にしてご予算を効率的に
配分することでとても楽しめるZ34、V36にすることができます。

もっと書けばターゲットやステージを明確にしてご予算を効率的に配分する
ことでとても楽しめるZ34、V36にすることができるどころか効率的に
運転技術の向上すら獲得できることを多くのメンバーが証明下さいます。

タイヤは依然としてアジアンタイヤです。

このタイヤではトップランクに近いです。

これから052、71RSと上げていけば・・・・

今シーズンは台風の目になるカモ? ですね。

と、その前にまだまだ段階があるんです。

その弊社の提言を異議を挟むこと無く愚直に実行下さってトップランカーへの
階段を一歩一歩登って行く様子はクルマ側担当の弊社としては冥利に尽きます。

さて、そんな抽象論は置いといて本題に入りましょう。

やっぱりCircuitConceptらしく元日早々から開発開発ですネタ

年が明けてガンガンにテストを敢行予定です。

テスト内容はい~~~~っぱいあります。

Z34だけでも

アシの仕様変更

リアのスタビ

ECUver4

タイヤウォーマー(M上さま、I田さま用)

アシの開発を依頼されているBMWやNCもいよいよショックアブソーバーの
プロトタイプが来月に完成してきますが課題は山積です。

いくら飛躍的な向上を遂げてくれたQUANTUMとは言え、アシってのは
ショックアブソーバーだけじゃ無いですから。

特に開発を依頼される新たな車種は取り付けブラケットに苦労します。

NCのフロントはこんなんです。

 

だからこんなん作らなければなりません。

 

 

BMW M4、Z4Mに至ってはこんなんなっちゃっています。

 

 

NV150ADバンだってこんなブラケットの試作を作りましたが製品化は
あと何回かの仕様変更は必要カモ? です。

 

 

Z34V36ではさすがに熟成が進んでこんなピロロワーブラケットを
量産できています。

 

 

世界最高峰品質にご期待を寄せて下さる多くのお客さまを唸らせるために
今年ももっともっと攻めていきます。