日別アーカイブ: 2020年4月12日

スーパーハンドリングマシンNBturboからの~~~ネタ、その7

NISMOテクニカルセンターの小山様からお問い合わせがありました。

せっかくのビッグプロジェクトなのに・・・・。

ヘタに安請け合いをしてご迷惑をおかけしたらそれこそタイヘンです。

あ~~~~~~~~~~もったいない。

次はご期待に応えられるようにもっともっと研鑽を積まないといけません。

とりあえず現在請けているBespokeサスペンションをキッチリ納めて
お客様をハッピーにしなくてはいけません。

で、昨日の続きです。

3.アシの品質とセットの重要性

チマタにはとてもいろんなアシのメーカーがあります。

ホントは今週に行く予定だったAMPA(台湾自動車部品見本市)ですが
延期ってハナシですけど出店側の同意が得られないので事実上の中止です。

試さないで判断するのは良くないとは思いますがまだまだ経験が足りない
分野がアジア圏では多いんではないか? って弊社では考えております。

先日のブレーキネタと同様に、スペック自体はもう欧米のトップブランドと
同じなんですが実際に車体に取り付けて走ってみるとこれが良くないんです。

フィーリングです。

数値に表すことができません。

だからこのテの製品ってお客さんの側からも判断がつかないんです。

キモチ良いハンドリングと切っても切れない関係がフィーリングです。

スペックだけではありません。

書きたいことはいっぱいありますが紳士たるふるまいに努めています

ヤめときます。

先日のH様が有名な車高調を純正に戻したハナシですが高い授業料でした
ってあきらめたとのことですが現実にはキビシ~~おハナシです。

だから弊社では試乗車をご用意しているんです。

お乗りくだされば誰でも判断が付きますから。

そしてココ数日、弊社で追求している1ランク上のセットアップです。

弊社製品に限らずに優れている製品をポン付けしてイイ結果になるほど
甘くは無いんですがそんなことはほどんど浸透していません。

アライメントがキチンと取れていることなんてアタリマエです。

EGオイル交換にはほとんどの人が注意を払います。

5,000Kmあたりで定期交換するお客様が多いです。

それなのにPSフルードは交換したことがないとか、ブレーキフルードは
車検の時でイイとかご自身なりの判断基準で交換する人が多いようです。

劣化するのはどれも一緒です。

アライメントだって走ればズレてきます。

昨日も書きましたが弊社のアシをお買い上げ下さったお客様の車両
別の作業で弊社に入庫した時にアライメントをチェックしています。

0.1度くらいは必ずと言ってイイほどズレています。

放置しておけば0.1度が0.2度にそして0.3度になります。

当然キモチ良さとはどんどんかけ離れていきます。

じゃあコマメにアライメントを調整しましょうってなるとは思いますが
実際にドコでやってどの数値に合わせるの    ( ゚_゚?)  ってなります。

そこいらのタイヤ屋さんでは最大公約数的な調整しかできません。

機材のモンダイではありませんよ。

数千万もする最先端の機材でも使うのは人間です。

なんだ長々書きやがって結局はアライメントのハナシか   ┐( ̄ヘ ̄)┌

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや

そんな程度のハナシなら弊社の開発日記のヒット数はもっとずっと低いと
思いますしご期待を寄せて下さるお得意様もずっと少ないと思います。