日別アーカイブ: 2019年12月18日

令和の新時代に向けて改めてパッケージングについて考えるネタ、その5

またオニのようなスケジュールなんですがそれでもワクワクです。

ほとんどと言ってイイほど業界関係者でも知らないような最先端の情報が
ドンドン手に入る喜びってのがあります。

こうなってたんだ〜〜が最高のひとときです。

散々報道されているのでご存知の方も多いとは思いますがあのザギトワ選手
ニュース番組によるとこんな報道がなされていました。

zagitova

朝6時に起きて9時までリンクにいる生活に疲れた

もうお疲れ様としか言いようが無いです。

弊社のスケジュールもこんなカンジですし弊社を懇意にして下さる
あの外車スポーツカーショップオーナーさんもこんなカンジだし
我々の業界は多いと思います。

典型的なブラック企業だし、世の中で言うところの働き方改革なんて
無縁の世界です。

じゃあ何でやってんの? ってハナシになりますわな。

それはたった一言、とても楽しいから、です。

そりゃツラいことだっていっぱいありますよ。

でもツラかった後の成功ってひと塩です。

ほとんどの人が手を出さない事に敢えて挑んだ結果どうなるかは
もはゆ弊社にとってはワクワクしかありません。

さてパッケージングのおハナシです。

自分で言うのも憚られますが数年前とは比較にならない程に成長しました。

その結果、外注依存率がドンドン下がります。

もちろん今でも外注さんに依頼する仕事はいっぱいあります。

それでも自分で勉強、研究をしているとドンドン成長してきます。

特にEG、アシ、ECUは世界のトップエンジニアと交流ができました。

最近、弊社ではご新規のお客様が増えてきています。

ありがたいことです。

長いお付き合いのお客様は長いお時間で熟成されています。

お付き合いが長いだけにご不満な点や要改善ポイントも明確になります。

ご新規のお客様やまだお付き合いの浅いお客様はこの開発日記が

冷却系に手を入れた後はやっぱりECUですね。

先日、一週間で数台のお客様の車両を手がけさせて頂いて数台のZ34を
乗り比べる機会がありましてやっぱりECUの優位性を痛感しました。

もちろんアシやブレーキだって満足度はとても高く作ってありますが
どうしてもご予算がかなり違ってきます。

最新の2018モデルverNISMOのT井様の車両と、もう10年目を
迎える12万キロのPさんやI町様の車両を乗り比べてNISMOさんが
10年間で熟成してきたことと弊社が10年間で進化してきたことの差を
ダイレクトに感じ取ることができます。

もちろんお客様だって感じ取ることができます。

ECUって考えてみりゃ費用対効果バツグンですね。

今でも弊社ECUは進化しています。

モンダイもあります。

そもそもやっちゃダメなことをやっているんです。

リスクと隣り合わせです。

純正ECUの全ての機能を完全に把握することなんてできません。

あ、コレやるとイイぞ ってのを発見してもチェックランプが点灯すること
多々あります。

それじゃあダメなんでしね。

お客様の仕様によっても変わります。

前期はだいじょぶだったのに後期はダメとかもあります。

弊社の車両で開発するから弊社の排気系が入っていれば結果が良かったのに
純正や純正同等の排気系だとダメだったとかコレまたホントに経験です。

数をこなせばそりゃ安定してきます。

お得意様でもver3はまだ半分も入っていません。

そりゃね、失敗したら最悪EGブローです。

あのスーパーお得意様のPさんでもver2です。

すいません、ただやり忘れていただけです。

さ、お客様に感動を与えるためにもっともっと勉強しなければ、です。