日別アーカイブ: 2019年12月14日

令和の新時代に向けて改めてパッケージングについて考えるネタ、その2

一見ネタがチョロチョロしているように見えますが実は同じ事なんです。

先日の富士でこんな車両とご一緒しました。

trophyr

RenautMeganeRStorophyR

コレ、弊社の開発日記に何回か登場していますが日本で現車を初めて見ました。

しかもサーキット。

コレで純正状態です。

確か7、8前だったと思いますが初めてヨーロッパでレンタカーで乗ったのが
まだRenautMeganeRSでした。

その時の感動を当時は開発日記でご紹介しました。

もう飛びましたケド。

その後torophyが出てこのtorophyRは最新最強モデルです。

現地で991やCorvetteに乗ったことがありますが
やはりそりゃそうだろって乗り味です。

締め上げられたスポーツカーの乗り味です。

日本車で言うと初代NSXtypeRが最も凄まじかった。

コリャ街中乗るの罰ゲームだなって乗り味です。

サーキットでタイムを最優先して行くとどうしてもそうなっちゃうモンだと
ず〜〜っと思っていましたがやっぱり時代は確実に進んでいます。

RenautMeganeRSの実にしなやかな乗り味に感動したモンです。

そしてどうやるとああ言う乗り味になるのか徹底的に調べ上げるとやはり
ありました。

ちゃんとメーカーだってリクツにのっとって開発をしています。

で、富士でその走る姿を見ていると特筆すべきはカマボコのあとの収束性。

富士では対極にいたのが86で、速かったんですけどソコはSタイヤでして
同じカマボコに乗って横っ飛びするんですがSタイヤが喰ってナニも起きず
それに対してtorophyRはまるでカマボコなんて無かったかのように
しなやかにアシが吸収している様を観察できました。

さらに書くとロール剛性がとても高いことが見ていてわかります。

で、我らがZ34軍団ですがもちろん狙って作ってはいるんですがソコはまだ
torophyRほどのしなやかさとロール剛性には届いていないようです。

ま、RENAUTがCIVICtypeRをやっつけるためにメーカーとして
ホンキになって作った車両です。

で、コーナー進入からカマボコに乗って脱出する一連の動画を撮りまして
Q社の社長に送りました。

コレになるにはナニが足りない? って聞いたらかなりの資料を送ってきたって
ハナシなんです。

最近、弊社の開発日記で抽象表現が多くて申し訳ありません。

キチンと具体的にご案内できるようにじっくり外堀を埋めています。

せっかく素晴らしいことができても圧力がかかってダメになっちゃうこと
弊社には珍しく無いんです。

実際に現在もやられかけています。

CircuitConceptと取引するな!

下町ロケットリターンズですね。

ま、いつものことです。