日別アーカイブ: 2019年12月8日

開発という曲がりくねった長~~い道ネタ

S15壊れましたとです。

しょうがないですね、2000年式ですから。

でも今日I様の車両をお預かりしてキチンとメインテナンスされたZ34は
実に調子がイイのを維持できることを痛感しましたね。

12万キロでも絶好調です。

このネタ、また改めて書きます。

時差ボケと戦いながら朝も早よから活動しています。

I様の車両お預かりS伯様の車両お預かりS田様の車両を納めさせて頂いて
そっからのS15トラブルシューティングです。

で、帰ってからは開発のためのイロイロな構想を具現化するために
弊社ならではの机上の計算をしています。

EGはドイツのM社からの新作ピストン待ちです。

イタリアでもこんなん見っけてしまいました。

italiepiston

やっぱりドコに行ってもデキるヤツっているモンです。

ちょっとやそっと良い結果が出たからって走り続けるのをヤめてしまうと
チコちゃんに叱られます。

chiko2

弊社が当に追い求めていたストラットタイプと言うピストン形状です。

過去にピストンメーカー数社と取引してきました。

その経験でもっと良いモノを追求できるところにまでたどり着きました。

現在の弊社のノウハウを全部ぶつけて具現化してくれるのがM社だっただけの
ハナシでして、さらにはM社の方からも弊社が知らなかった最先端の技術を
惜しみなく投入してくれる予定です。

やはり1ランク上の軽量化とピストンリング廻りの刷新が課題です。

何回か書きましたが調子がイイEGの3要素の1つに良い圧縮ってのが
ありましてピストンリングととても深い関係があります。

このテのピストンに使われるピストンリングって厚みが1.0  1.2  1.6と
3種類ほどあってもちろん意味があります。

こっちを立てればあっちが立たずみたいな一見すると排反事象のような
メリットデメリットです。

そんな中、超スペシャリストの意見をまずは聞いて弊社でテストして
咀嚼をして行くんです。

カンタンに結果に繋がるとは限りませんよ。

むしろなんも変わんねーって時だってあります。

それでも何回かやっている内にコリャすげ??ってのに出逢います。

技術者として最高の瞬間ですね。