月別アーカイブ: 2019年12月

令和の新時代に向けて改めてパッケージングについて考えるネタですよ、その7

全く毛色の変わったハナシをしてみますがもちろんZ34V36と深く
関わりがあります。

NB後期ロードスターネタです。

こんなに時間が無い中チョコチョコやってると進むモンです。

弊社お得意様専用の練習2号機ですがタイミングが合えば代車にもなります。

弊社では4台目のロードスターです。

Z34V36には無いヒラリヒラリ感がお手本です。

とは言っても・・・・・圧倒的に遅い・・・・・。

最初はイイですよ、Z34V36には無いヒラリヒラリ感を堪能できます。

でもそのうちすぐにあまりの遅さにイヤになってきます。

で、15年くらい前になるのかな?  NA8改1,900cc4連スロットル
ってのを作ってもらったことがあります。

当時は185馬力くらいでした。

その後、弊社でチョコチョコやって200馬力くらいにはなりましたが
スゲ〜〜速ぇ〜〜とはほど遠いです。

今の弊社のテクノロジーを投入すればもっと馬力は上がりますがいかんせん
おカネもかかれば時間もかかります。

で、手っ取り早くターボ化って道を選びました。

ココで何回も書いているように自然吸気と比較すると過給機はどうしても
トラブルに見舞われることが多いです。

NBロードスターならブッ壊れても安く上がるのでスペアEGもATも
デフも準備しておいて壊れたら即載せ換えです。

さて、実はパッケージングのおハナシです。

Z34V36に限らずサーキットをサル走りしようってんならまずは冷却系
そしてアシとブレーキです。

このNBロードスターターボ練習2号機にはコストがかけられません。

まずは車体を業者専用のオークションで7万で買ってきました。

無事故車ですよ。

12万キロの18年落ちですから。

で、EGオイルクーラー、PSフルードクーラー、ATFクーラーをすでに
装着して雨の富士ショートを先月に一本走ってきたんですが想定内とは言え
ま〜〜ダメダメです。

アシとブレーキがいくらなんでも弊社の基準のずっとはるか下。

新車状態はもっと良かったんでしょうケド、時代を感じますね。

で、すでにショックアブゾーバーは完成しています。

qshock

をいをい、クルマよりかなり高けェじゃネぇか ヾ(ーー;)

組めばすぐに走れるんですがそこはCircuitConceptです。

いろんな実験を盛り込んでいます。

令和の新時代に向けて改めてパッケージングについて考えるネタですよ、その6

お待ちになっていらっしゃるお得意様がと~~っても多いので
チタンマフラーの情報をもうチョイ小出しにしておきます。

詳細はお買い上げくださったお得意様の特権です。

バックオーダーをさばけるのに結構かかりそうです。

まずはコイツを見て下さい。

titantail

フツーのチタン合金って右の色です。

左は人工的に着色しています。

新進気鋭の若き趙社長がこだわりの着色をご提示してきました。

ナント、趙社長によるとバーナーで直接焼くことがイチバンらしいです。

こう書くとカンタンそうですがバーナーに使うガスの種類や火炎の温度
焼く時間だったり下地処理だったりそれはそれはノウハウ満載です。

ところで、右のタイコ、気になりませんか?

拡大してみました。

ココです。

titantail2

溶接の技術を誇示するためだけに作ったらしいです。

チタン合金の薄板の端材を巻いてつなぎ合わせてタイコを作り上げました。

職人さん達はまだ若いですよ。

経験も5年足らずだそうです。

中国政府から頂戴した莫大な補助金でものスゲ~~ロボット溶接機を買って
フルコンピーュータ制御のなせるワザだそうです。

このレベルの溶接技術を持つ職人って日本にいったい何人いるんだろうか?

しかもそんなスーパー職人さんに依頼したらいくらかかるんだろう?

そんな事を考えるとココはやはり弊社では中国製の選択肢しかありません。

加工賃が比較にならないほど安いですから。

ココんトコ、良く登場する某高級外車スポーツカーショップさん。

たくさん依頼されていた部品を納品に行きましてまたイロイロと意見交換を
させて頂いたんですが流れとしてチタンマフラーのハナシになりました。

たまたまそのショップさんに置いてあったオリジナルステンレスマフラー。

画像なんかもちろん載せられません。

日本製ですが残念ながらこの仕上がりだと弊社ではクレームレベルと
お伝えさせて頂きましたらやはりこうなります。

じゃチタンマフラー試作作ってみて

そうなりますわな。

日本製のステンマフラーよりもずっと品質が良くてしかも通常よりは
安価にできるのであればショップオーナーさんもそのお客様も皆さんが
ハッピーになるんです。

弊社と関わりのある全ての人にハッピーになって欲しいと思っています。

令和の新時代に向けて改めてパッケージングについて考えるネタ、その6

楽しいなんて書いちゃいましたが楽しいのは楽しいんですが現実モンダイ
体力が追いついていないです。

疲れた へ(_ _)へ

RenautMeganeRSのおハナシ、ヂミ~~に反響があります。

MeganeRS乗りのS藤様からどエラい長文のメールを頂戴しました。

まだお会いしたことも無いのでキチンと転載許可を取りましたので
これでもごく一部ですがご紹介させて下さい。

************** 前略 **************

しなやかな乗り心地なんて友人に伝わる筈も無くS藤の思い込みだとか
シビックのタイプRにしておけば良かったのにと言われる始末。周囲の
車好き仲間達からもはや変わった奴のように扱われていたところ僕が
抱いていたメガーヌRSへの思いを代弁してくれるかのような御社の
開発日記にはもはや僕にとっては感動でしかありません。開発日記を
過去にさかのぼって全て読み返してみると御社の探究心と言いますか
開発魂に鳥肌が立ちました。何回もずっと読み返している内に是非
御社の製品を取り付けてみたいという気持ちが抑えられなくなって

************** 後略 **************

RenautMeganeRStrophyRなんてそのまんま乗れるような
おクルマの様に感じますが実に細かく改善点を指摘しています。

オレのクルマはどうなってんだよ 凸(`△´メ)

と、怒りのメールを頂戴する前にちゃんと書いておきます。

現実にRenautMeganeRSを手がける事はできないと思いますが
弊社としてはつい嬉しくなっちゃったのでネタとしてご紹介しました。

さ、現実です。

今回もせわしなく実に多くのミーティングをこなしてきました。

細かいのも入れるといっぱいありますし弊社を実に懇意にして下さる
高級外車スポーツカーショップオーナー様からご依頼下さった部品も
ぞくぞくと完成してきました。

いつもココで書いています。

弊社と直接に関わる全ての人たちに幸せになって欲しい

儲けの独り占めって必ず嫌われますし人は付いてこなくなります。

今回の大きなメダマはフルチタンマフラークイックステアリング
スポーツナックル、この2つだったんですがいやいや大変です。

できてるっちゃあできてるんです。

ただ、弊社の基準からはココもうちょっとナントカなんないの? なんです。

timate

もう10セット作っちゃった後の仕様変更ってタイヘンです。

型も完成しているので型修正も必要です。

でも、常日頃から世界最高峰品質ってホざいているのでアンチに余計な
エサを与えてもいけませんし何と言っても弊社にその品質をお求めの
お客様を唸らせなければなりません。

ご迷惑をおかけしてもマズいと思いますのでちょっと伏せ字にしときますが
△△日産自動車さんが弊社のマフラーをお取り扱って下さいます。

日産自動車さんならフツーはNISMOさんの製品だろって思いますし、
もちろんいくつもNISMO製品のご装着実績はあると思います。

そんな状況で弊社のような浮き草の製品を鋭意、お取り扱って下さいます。

感謝通り越して驚愕です。

日産自動車さんの担当者さんがCircuitConceptのマフラーが
イチバン良いよ、ってオススメ下さったと思いますがそんなとても大きな
リスクを冒して弊社の製品を推して下さった担当者さんにはガッカリ
させてはいけません。

お待ちになっていらっしゃるお客様がい~~~~~っぱいですので
キチンとひとつひとつご報告していきます。

令和の新時代に向けて改めてパッケージングについて考えるネタ、その5

またオニのようなスケジュールなんですがそれでもワクワクです。

ほとんどと言ってイイほど業界関係者でも知らないような最先端の情報が
ドンドン手に入る喜びってのがあります。

こうなってたんだ〜〜が最高のひとときです。

散々報道されているのでご存知の方も多いとは思いますがあのザギトワ選手
ニュース番組によるとこんな報道がなされていました。

zagitova

朝6時に起きて9時までリンクにいる生活に疲れた

もうお疲れ様としか言いようが無いです。

弊社のスケジュールもこんなカンジですし弊社を懇意にして下さる
あの外車スポーツカーショップオーナーさんもこんなカンジだし
我々の業界は多いと思います。

典型的なブラック企業だし、世の中で言うところの働き方改革なんて
無縁の世界です。

じゃあ何でやってんの? ってハナシになりますわな。

それはたった一言、とても楽しいから、です。

そりゃツラいことだっていっぱいありますよ。

でもツラかった後の成功ってひと塩です。

ほとんどの人が手を出さない事に敢えて挑んだ結果どうなるかは
もはゆ弊社にとってはワクワクしかありません。

さてパッケージングのおハナシです。

自分で言うのも憚られますが数年前とは比較にならない程に成長しました。

その結果、外注依存率がドンドン下がります。

もちろん今でも外注さんに依頼する仕事はいっぱいあります。

それでも自分で勉強、研究をしているとドンドン成長してきます。

特にEG、アシ、ECUは世界のトップエンジニアと交流ができました。

最近、弊社ではご新規のお客様が増えてきています。

ありがたいことです。

長いお付き合いのお客様は長いお時間で熟成されています。

お付き合いが長いだけにご不満な点や要改善ポイントも明確になります。

ご新規のお客様やまだお付き合いの浅いお客様はこの開発日記が

冷却系に手を入れた後はやっぱりECUですね。

先日、一週間で数台のお客様の車両を手がけさせて頂いて数台のZ34を
乗り比べる機会がありましてやっぱりECUの優位性を痛感しました。

もちろんアシやブレーキだって満足度はとても高く作ってありますが
どうしてもご予算がかなり違ってきます。

最新の2018モデルverNISMOのT井様の車両と、もう10年目を
迎える12万キロのPさんやI町様の車両を乗り比べてNISMOさんが
10年間で熟成してきたことと弊社が10年間で進化してきたことの差を
ダイレクトに感じ取ることができます。

もちろんお客様だって感じ取ることができます。

ECUって考えてみりゃ費用対効果バツグンですね。

今でも弊社ECUは進化しています。

モンダイもあります。

そもそもやっちゃダメなことをやっているんです。

リスクと隣り合わせです。

純正ECUの全ての機能を完全に把握することなんてできません。

あ、コレやるとイイぞ ってのを発見してもチェックランプが点灯すること
多々あります。

それじゃあダメなんでしね。

お客様の仕様によっても変わります。

前期はだいじょぶだったのに後期はダメとかもあります。

弊社の車両で開発するから弊社の排気系が入っていれば結果が良かったのに
純正や純正同等の排気系だとダメだったとかコレまたホントに経験です。

数をこなせばそりゃ安定してきます。

お得意様でもver3はまだ半分も入っていません。

そりゃね、失敗したら最悪EGブローです。

あのスーパーお得意様のPさんでもver2です。

すいません、ただやり忘れていただけです。

さ、お客様に感動を与えるためにもっともっと勉強しなければ、です。

大連行って広州行って上海から帰りますネタ

ねむ~~~い。

dalian

ヨーロッパで3Kg太ってやっと元に戻りかけたのに。

また太るな・・・・。

ラウンジでこんなん見っけちゃいました。

china

補助金が2.4兆円だって。

日本の何百倍? いや何千倍?

そりゃあメキメキと力を付けるワケですわ。

税金ムダ遣い、政権与党の税金私物化大国日本とはエラい違いです。

しかもちょっと力を付けるととたんに横柄になる日本人と違って
真に実力がある中国のエンジニアってとても謙虚です。

中国を安かろう悪かろうってイメージを持っている人、もはやガラパゴスです。

もちろんダメダメなモノもいっぱいありますよ。

ドコの世界でも同じです。

ホンモノを見極める目

客の立場としてそれが問われる時代だと思います。

さ、イロイロ手に入れてきます。

令和の新時代に向けて改めてパッケージングについて考えるネタ、その4

RenautMeganeRSのおハナシ、意外と反響がありました。

実際にお乗りになっていらっしゃったお客様も2名で弊社の提唱する
しなやかな乗り味という点でご賛同くださいました。

いつもココで書いていますがテキトーなことや知ったかぶりを書いても
アンチを含めてこれだけ多くの人が開発日記を見て下さいます。

誰かしらはご経験があったり真実を知っていたりするのでいずれは
露見してしまいます。

そうなると言ってること違くね?ってなっちゃいます。

S伯様、I町様、N村様、A荻様の車両をお納めさせて頂いてとりあえず
ひと段落なんですがまた入庫予定のお客様がたくさんいらっしゃいますので
気持ちを切り替えて次の準備です。

とてもたくさんのお客様の車両を乗っているとやはりイロイロ気がつきます。

特に昨日はI町様、N村様の車両は乗っていて実にそそられました。

I町様からさっそくお電話を頂戴しましてとても仕上がりにはご満足で
今週、サクっと本コースに行くとのことですがやっばりココまでやると
行きたくなるキモチはとても良くわかります。

さて先日の我らがM田様が某サーキット仕様の車両を買い増しのおハナシ
ドコのクルマ?って聞かれます。

ココで書けるワ~~ケがありません。

富士でM田様に直接聞いて下さいって先日ココで書きましたが考えてみりゃ
直接聞ける人って弊社のお得意様だから意味無かったです。

弊社がいつもココで書いていることをM田様が念を押すだけのハナシでした。

デモカーレベルの車両を2台お乗り比べられるなんてとても贅沢なハナシで
フツーにはなかなか経験できるモノではありません。

あの辛口のM田様が弊社の仕事を絶賛してくださるとさらにキモチは
引き締まる想いです。

そりゃそうです。

さらにハードルは上がりますから。

M田様をもう何年もお待たせしてしまっている製品があります。

弊社サスペンションキットverPro

敢えてM田様にお伝えしました。

お待ち下さった甲斐はあります、ハードルあげてお待ちください

とりあえず今度、試作をご覧になって欲しいのでお伺いします。

乗り味なんて第三者が聞けばこんなウサン臭いハナシはありません。

10人いれば9人までは同じことを考える、そんなことはメーカーも
ショップさんも雑誌も含めてメディアも百も承知です。

だから9人をターゲットにした製品になります。

ま、それを世間ではマーケティングって言うらしいです。

それでイイのか!!!

って弊社ではいつも挑んでいます。

考えてみりゃそりゃ10人中9人には支持されるワケ無いわな。

商売ヘタですね~って言われるワケだ。

I町様、N村様の車両が乗ってとてたも楽しくそそられるってハナシから
改めてパッケージングについて語っていきたいと思います。

令和の新時代に向けて改めてパッケージングについて考えるネタ、その3

とうとうIDC大塚家具の久美子社長、白旗ですね~~。

弊社は他人様の心配しているワケには全くいかないんですがやっぱり
気にはなります。

何年後かにしくじり先生に出てきて詳細を教えて下さい。

ハーバードだったっけか経営修士号を取得してこれからは創業社長の
お父さんのやり方では古いって意気揚々と手腕を振るったんですが
残念ながらの赤字続きでとうとう身売りする形になっちゃいました。

いつもココで書いていますがイイ物を作ったからって売れるとは限りません。

ちょっと?品質を落としても価格を安く抑えた方が販売力は強まります。

イイ物はおカネがかかります。

しかもわかってもらえることが少ないです。

最近あんまりアップしていなかったお客様の車両ネタ。

現在も8台のZ34、1台のV36をお預かりしています。

とてもとてもありがたいです。

弊社のお客様でわずか4台目となるHZ34です。

hz34

オーナーさんのS伯様はこのHZ34の前はBCNR33をチューニングして
サーキットを楽しまれていたと言う経緯がおありで、この世界の酸いも甘いも
ご経験済みとのことでした。

HZ34のダメなところもキチンと把握していらっしゃいました。

まずは伊豆辺りを走っても楽しくないってことから弊社にアシのご依頼です。

大変お待たせしてしまいました。

弊社ではHZ34とZ34でアシの仕様を変えています。

ホントに耳タコでいつも申し訳ないって感じていますがお乗り下されば誰でも
おわかりになるハナシも先入観や知ったかぶりがその障害となります。

S伯様はとても良く弊社の開発日記を熟読下さってとても熱心です。

世界中きっとドコのショップさんも自社製品をススメます。

そりゃそうです。

ソコで一発目がお客様のご期待よりも低かったらこうなります。

どうせ他の製品もその程度だろ

BCNR33のチューニングやサーキット走行でのご経験でウスウスながら
きっとこうなんじゃネェのかな? って蓄積された感情が弊社で確信に繋がって
ソコで初めて次に繋がると弊社では考えています。

早速、次のメニューってなりました。

ありがとうございます。

S伯様は弊社の開発日記を熟読下さるだけあって実に良くご存知ですが
弊社でも現時点で必要の無いモノはちゃんとそれは要りませんって
ご提言差し上げています。

目標を明確に持つことはとても大切です。

な〜〜んとなくあれもコレもって続けていると湯水のようにタレ流して
結局バランスを崩して結局はZ34をイヤになっちゃう、そんなパターンが
少なくありません。

明確な目的とご予算のバランスはとても大事だと弊社では考えています。

令和の新時代に向けて改めてパッケージングについて考えるネタ、その2

一見ネタがチョロチョロしているように見えますが実は同じ事なんです。

先日の富士でこんな車両とご一緒しました。

trophyr

RenautMeganeRStorophyR

コレ、弊社の開発日記に何回か登場していますが日本で現車を初めて見ました。

しかもサーキット。

コレで純正状態です。

確か7、8前だったと思いますが初めてヨーロッパでレンタカーで乗ったのが
まだRenautMeganeRSでした。

その時の感動を当時は開発日記でご紹介しました。

もう飛びましたケド。

その後torophyが出てこのtorophyRは最新最強モデルです。

現地で991やCorvetteに乗ったことがありますが
やはりそりゃそうだろって乗り味です。

締め上げられたスポーツカーの乗り味です。

日本車で言うと初代NSXtypeRが最も凄まじかった。

コリャ街中乗るの罰ゲームだなって乗り味です。

サーキットでタイムを最優先して行くとどうしてもそうなっちゃうモンだと
ず〜〜っと思っていましたがやっぱり時代は確実に進んでいます。

RenautMeganeRSの実にしなやかな乗り味に感動したモンです。

そしてどうやるとああ言う乗り味になるのか徹底的に調べ上げるとやはり
ありました。

ちゃんとメーカーだってリクツにのっとって開発をしています。

で、富士でその走る姿を見ていると特筆すべきはカマボコのあとの収束性。

富士では対極にいたのが86で、速かったんですけどソコはSタイヤでして
同じカマボコに乗って横っ飛びするんですがSタイヤが喰ってナニも起きず
それに対してtorophyRはまるでカマボコなんて無かったかのように
しなやかにアシが吸収している様を観察できました。

さらに書くとロール剛性がとても高いことが見ていてわかります。

で、我らがZ34軍団ですがもちろん狙って作ってはいるんですがソコはまだ
torophyRほどのしなやかさとロール剛性には届いていないようです。

ま、RENAUTがCIVICtypeRをやっつけるためにメーカーとして
ホンキになって作った車両です。

で、コーナー進入からカマボコに乗って脱出する一連の動画を撮りまして
Q社の社長に送りました。

コレになるにはナニが足りない? って聞いたらかなりの資料を送ってきたって
ハナシなんです。

最近、弊社の開発日記で抽象表現が多くて申し訳ありません。

キチンと具体的にご案内できるようにじっくり外堀を埋めています。

せっかく素晴らしいことができても圧力がかかってダメになっちゃうこと
弊社には珍しく無いんです。

実際に現在もやられかけています。

CircuitConceptと取引するな!

下町ロケットリターンズですね。

ま、いつものことです。

自分で言うのも何ですがメキメキと力を付けているように感じていますが気のせい?ネタ、その9

ちょっとネタがイロイロ飛んじゃっても~しわけありません。

ワクワクが止まらないんです

SEMAはホントに実りが大きかったです。

世界最先端の旬の情報をこれでもか!!ってくらいに山盛りテンコ盛りで
弊社で咀嚼して具現化することがタイヘンですケドひとつひとつ確実に
モノにしていっている状況を客観視するとやっぱり超ワクワクです。

何回もココで書いています。

まずは発想です

コレはとても大事です。

どうしたいのか? の方向性を明確に持つことから始まります。

弊社の開発センスが問われるところですから。

次には仮説です

スゲ~~簡単なハナシをしてみます。

スプリング硬くすれば乗り心地が悪くなる、そんなことです。

もちろん弊社はそんなことやっていません。

オリフィスの径をφ△からφ☆にすると減衰特性はどう変わるか? とか
オイルの粘性と温度特性から減衰特性の変化まで数式で表します。

そして大事なことはテスト、検証です

これも何回も書いていますがリクツ通りに行くとは限らないんです。

過去に故本田宗一郎氏の講義を直接受けたハナシを2回しました。

冗長になるので今日はヤめときますが

テスト、検証は開発には必要不可欠です

月に3、4回サーキットに行ってデータを取っています。

ストリートでは起きなかったことがサーキットでは起こります。

サーキットで身につけた技術は必ずストリートで有益です。

弊社の大きな特徴の一つですがお得意様の車両で様々なデータを取ります。

これも何回も書いていますが弊社の車両で好結果を出してそのままデータを
お客様の車両に単純に移植すると言うことを弊社ではあまりやりません。

弊社の開発車両で好結果だったとしても全てのお得意様の車両にウマく
行くとは限らないどころか大体イイ結果とはならないです。

空力パーツたった一つでセットが変わることなんて珍しくありません。

お得意様の車両にフィードバックしながら

さて、そのテスト、検証をどう次に生かすか? が問われる所なんですが
そんなことよりも世界最先端技術に必死についていくことがタイヘンです。

早速イギリスはQ社の創業社長からかなりの追加資料が来ちゃいました

あ~~~ココでアップしたい。

コレ、ホントに弊社の宝ですね。

弊社が2010年にCircuitConceptとして旗揚げして
ず~~~~~~っと一貫してブレずに主張していることです。

お客様に感動を与えたい

ただそれだけです。

令和の新時代に向けて改めてパッケージングについて考えるネタ、その1

X線検査を終えた60ケース720本のオイル、運び込んで整理するのも
ひと苦労どころか罰ゲームに近いです。

すっかり筋肉痛になりました。

今週はすっかりアシウィークです。

S伯様、S川様、T瀬様の車両に弊社サスペンションキットをお取り付け
もちろんキチンとセットアップしてお納めさせていただきます。

さらにはS藤様、K枝様には発送です。

年内には10セットの予定です。

できるのか???

とてもとてもありがたいです。

弊社のアシはいわゆるお得意様との絵にかいたような二人三脚です。

コレでイイんだよ、じゃダメだと弊社はず~~っと主張してきました。

お客様の好みやクセ、さらにはお使いになるターゲットで弊社では
細かくお客様に合わせています。

さらに書くとお得意様の上達によってセットを変えています。

最近あまりネタとして登場しなかった弊社スーパーお得意様のM田様、
体調が芳しくなかったんですがすっかりご回復いたしましたとのことで
お電話を頂戴いたしました。

弊社の最先端パッケージングにとてもご満足下さっていらっしゃいました。

おもしろいハナシもいっぱいありました。

某有名ショップさんで手がけたいわゆるサーキット仕様の車両を手に入れて
お試しになられたおハナシもとても興味深かったです。

あんまり書くとまた余計な軋轢を生んでしまいますので富士でM田様に
直接お聞きください。

ウサン臭い弊社が100を語るよりも百戦錬磨のM田様のおハナシを
直接お聞き下されば、ず~~~っとハナシは早いと思います。

いつもココで書いています。

2台並べて乗り比べればほぼ100%の人がおわかりになることができます