日別アーカイブ: 2018年8月24日

練習機について語ってみるネタ、その1

ナニもココまで引っ張るつもりは無かったんです。

結論を書くとお得意様用に練習機を作ります。

S15で。

自己流運転矯正マシンです。

運転技術が上がるイコール車速が上がるって事です。

今まで100Km/hで突っ込んでいた進入を110Km/hで突っ込める、
今まで100Km/hで走り抜けたコーナーを110Km/hで走り抜ける、
運転技術が上がるという事はザックリ書くとそういうことです。

110Km/hで突っ込めるようになったり走り抜けるようになったりすると
今まで100Km/hでしかできなかったのが何でなのかが見えてきます。

100Km/hでしかできないと110Km/hの世界はわかりません。

そもそも論です。

110Km/hでできるはずが何で100Km/hでしかできないの?

運転技術 ってカンタンに一言では弊社は片付けたくはありません。

クルマ作り、運転技術、メンタル

その三位一体だと弊社は考えます。

S15で練習機を作ろうと思った最大の理由はメンタル対策です。

弊社のお得意様はクルマ作りは弊社に全面的にお任せくださいます。

クルマ自体の完成度が上がってZ34V36ならもっと限界が上がります。

限界が上がった分、一線を超えた時のダメージは大きいです。

じゃあ何でS15? ってハナシですね。

Z34V36ではできなかったりやりにくかったりすることも、S15なら
割とたやすくできる事が多いです。

数あるFRの中でドリフト車両にシルビア系が多いのもその一因です。

さらには弊社にはS15が2台あります。

1台目は11万キロのAT無事故車、2台目は13万キロのAT無事故車。

もう一台買おうかと思っています。

ちなみに1台7~8万です。

事故って無いだけのハナシで、やはりガタガタですし車検も切れています。

そんな事をやっているヒマは無いんですけど、そこはお得意様サービスの
一環としてご提示したいですからムリをしてでもやり遂げたいです。

Z34V36と違って特殊な事はナニもしないです。

冷却系、タイヤアルミ、アシ、デフ、フルバケ、4点シートベルト、そして
ひっくり返った時の安全性を考慮して6点のロールバー、ブレーキ、計器類。

これだけキチンとやれば練習機としては全然イケます。

こん中でイチバン高いのってやっぱりアシかな~~?

アシをケチると本来なら取得できたはずの高度な技術も、ケチった分だけ
レベルの低い技術になりがちです。

ソコにはたっぷりおカネとテマをかけます。

タイヤなんて195/65R15 これでイイんです。

っつーか、これが練習にはイイんです。

フルブレーキングからラフなステア操作だとアンダーも出ます。

ラフなアクセル操作だと、いともカンタンに流れます。

これがイイんです。

Z34V36だと100Kmhじゃなきゃ起きなかったこともこの練習機で
60~70Kmh程度で起きるんです。

しかも挙動はゆっくりです。

Z34V36じゃビビってなかなか実践できなかったことも練習機なら
ずっとカンタンにできるように弊社が作り込んで、お得意様たちが
イケイケで突っ込めるようにコントロール性や安全性をさらに
1ランク上のクルマでご提示していきたいと考えています。

ココで一つのギモンが湧いてきます。

アタったらど~すんの (・・;)?

そりゃね、こんなことやってんだからいずれはアタると思います。

まずはお得意様の安全性を最大限に確保ですね。

Z34V36よりも低いスピードレンジなのでアタってもエラいことには
ならないように安全面は最高の基準で

タマタマH野様にお貸し出していたSP-Aが戻ってきます。

SP-Aですよ、クルマよりずっと高いやんけ。

ベルトも新品で買えばスゲ~高いヤツ(6万くらい)の中古があります。

日本で買ったらもっとします。

ロールバーはネットオークションを探しているんですがなかなか無いですね。

誰か要らないのお持ちでしたら二束三文で譲って下さい。

ダッシュ貫通の6点です。

イヤイヤそんなハナシじゃなくて、アタったらやっぱり弁償??

ですよね~~。

ソコ、大事です。

そもそも何でこんな事を始めるか? からおハナシさせて頂きたいです。