マフラーのお問い合わせもたくさん頂戴しましたが、やはり多いのは
昨日の車高のハナシに関するお問い合わせです。
地面からフェンダーまでの高さで車高を管理する
間違いってワケではありませんが、その方法ではモンダイもあります。
例えば地面からフェンダーまでの高さが690mmとしてみます。
その時のタイヤの空気圧は?
タイヤモニタリングシステムをご紹介したときに予想以上に変化する
空気圧をご紹介したことがあります。
朝、冷間時に2.0Kgだった空気圧が、外気温や走る場所にもよりますが、
2.3~2.4Kgくらいにはすぐなります。
タイヤの空気が抜けて、ペッタンコになったタイヤを見たことあると思います。
ま、その逆です。
数ミリですが、車高が上がります。
もっとわかりやすいのが、タイヤを違う銘柄や違うサイズに交換したとき。
タイヤの外径が変わります。
つまり車高も変わります。
ある時に計った車高が695mmだったとします。
5mm下げるべきなのか?
本来のアームの角度は変化しないので、機構的な車高は同じなんですが、
数値は5mm上がっているんですが、
そうなると、蓄積してきた車高のデータが全部パーです。
パーって書き方は語弊があるかもしれませんが、意図的に上げた5mmと
空気圧で上がった5mmとタイヤ銘柄が変わった5mmの差がつきません。
これではデータとしては意味が無くなります。
だいたい温度による空気圧と車高の管理なんて、最初はやるだろうけど
だんだんメンド臭くなってそのうちやらなくなります。
結局、パーです。
もっとカンタンで正確な車高管理の方法があるんです。
SuperGTをお手伝いに行っていたときに盗んだ技術です。
エラそうなことを書いていますが、しょせんは受け売りです。
86BRZのレースで2年連続のシリーズチャンピオンを獲得した
レースチームは、レーザーによるレベラーまで投入しています。
頂点を極めるためには必要なのかも知れませんが、そこまでしなくても
ずっと正確で信頼性のある測定法はあるんです。
しかもカンタンです。
も一度書きますが、しょせん受け売りです。
でも、優れたイイものは積極的に投入していきたいです。
温度や空気圧にも左右されず、タイヤの銘柄が変わっても有効な
車高管理のためのツールです。
コレ、キット化しよっかな~~~。
興味のある人は連絡下さい。
circuitconcept@gmail.com
いちばんカネがかかる部材がコレです。
送料、税金、コミコミ3,000円くらいですかね~~~~~。