昨日もご紹介させて頂きましたこのアームの角度が基本です。
キチンと4輪揃っていることも基本です。
Mercedesが開発した魂を、まずは享受することが基本だと考えます。
何回も書きますが、メーカーのツルシと言うのは良くも悪くもそれなりに
バランスが取れていますし、変なことにはなっていません。
よっぽどの上級者でも無い限り、それをさらに良くすることは至難のワザです。
繰り返しになりますが、弊社はこのアームの角度を重要視していますので、
まずは4輪キチンと調律することから始めます。
そもそもアームの角度なんてどうやって計るの??
ってギモンが沸いてきます。
結論から書くとムリです。
ムリなんか~い (#`Д´)ノノ┻┻;:’、・゙
技術的にと言うよりは、現場で管理することがムリです。
そのための車高管理 です。
たくさんのZ34,V36を手がけさせて頂きますと、アームが水平なときの
車高が把握できるようになってきます。
先日も書きましたが、タイヤの銘柄や空気圧にも左右されない計測法で
さらには18インチも19インチもカンケーありません。
しつこいようですが、まずは4輪キチンと調律することが肝要です。
だいたいその段階で、ほとんどのお客様の不安や不満は解消できます。
乗り心地が悪い
真っ直ぐ走らない
フラフラする
ブレーキングで真っ直ぐ止まらない
ステアリングを切ってもキモチ良く曲がらない
クルマは機械製品ですから、必ず原因があります。
ナニかモンダイを抱えたままいくら優れた製品を投入しても意味がありません。
やっとそこからです。
タイヤの銘柄やお客様の好み、さらには軽量化の状況による軸荷重で、
フロントの車高を下げるのか、リアの車高を下げるのか、お客様の
ドライビングインプレッションをフィードバックしていくんです。
弊社がいつもここで提唱している、
安くて安易にイイ物は手に入らない
その一端を垣間見て下さればそれでイイと考えております。
陰や裏で、そりゃあたくさんの企業努力を積んでいます。