月別アーカイブ: 2018年2月

タイヤウォーマーについて考えてみるネタ、その6

タイヤウォーマーのお問い合わせ、いっぱい来ちゃいました。

当面はお得意様のデリバリーからですね。

無いなら無いなりにタイヤを温めるんですが、何回もご紹介しているように
路面温度がとても低いこのシーズンでは、適正温度まで上げることが
思いのほか時間がかかることがあります。

グリグリとクルマを左右に振って、タイヤの温度を上げて行きます。

これも一つの経験だし貴重な引き出しになるんですが、どのくらい
振ればイイのかも最初はわからないと思います。

冷間でタイヤが喰わないからクルマを左右に振ってタイヤを温めるのに、
いきなり滑ってコンクリート壁にアタっちゃった人を見た事があります。

絵に描いたような本末転倒ですね。

冷間時ににはタイヤが喰わない って経験も引き出しとして必要です

そんな事は言われなくてもわかってるよ って経験者。

ベストラップが出せるほどに充分に温めるのにどのくらい必要なのか?

タイヤによっても違いますし、外気温によっても変わってきます。

実はブレーキシステムによっても変わるんですね。

それはいずれ詳細をご報告します。

もちろん弊社のブレーキキットがイチバンですよ。

そういう風に作ってありますから。

で、そんなメンドーなことを排除してくれるのがタイヤウォーマーです。

あらかじめじっくり温めて、イイ状態でコースインできます。

最初のグリグリの何周かが必要なくなります。

路面温度が極低温だと、ピットロードで下がっちゃうこともありますが、
それでも無いよりかはタイヤの使い勝手がイイです。

今シーズンには間に合わないでしょうが、来シーズンに向けてまずは
弊社でテスト、検証を重ね無いといけませんね。

トラブったり思うように動作しなくても、そりゃそれで使いものにならないし
1年保証くらいはつけさせて頂きたいとも思います。

それでいてお安くご提供したいな、なんて考えているんですから。

やっとタイヤウォーマーについて考えてみるネタ、その5

ちょっと良くなったからって、ムリして重作業をしようとしたら
ブリ返してしまいました。

いてててててててててててて

こりゃあ当分ダメだな、重作業は。

今日は、タイヤウォーマーのハナシを始めてみよう。

ググってみるとバイク用ばっか出てきます。

バイク用ですがこんなんです。

tirewarmer

サーキットに行くと、2輪と4輪の走行枠が時間差で設定されていることが
多くて、休憩時間に隣のピットのバイクのメインテナンスを観察していると
タイヤウォーマーの使用率って9割くらいです。

使っていない人の方が圧倒的に少ないです。

だから、バイクがコース上でグリグリとタイヤを温めているシーンは
4輪ほど見かけないですし、真冬の路面温度が極低温の条件でも
早くからアタックできていることがわかります。

今ココで弊社が提唱しているタイやウォーマーは、時間効率の追求です。

極寒時にタイヤを温めるだけのあまり有益とは思えない数周を省略して、
できるだけ早い段階でアタックに持ち込めると言う大きなメリットです。

で、価格です。

Z34のタイヤサイズでは、弊社が履くのはせいぜい275/40R18。

弊社のお得意様にお貸し出しすることも想定すると、295/35R19。

このあたりまで入るタイヤウォーマーって、Porsche屋さんが
世界中でラインアップしていることがわかります。

だいたい20万からです。

高いブランドモノは30万はします。

ちょっとそんなのは弊社的にはダメですね。

弊社が現在交渉中のところは、1セット14万くらいです。

こういう右から左のモノって、弊社はお安くご提供したいです。

それにしても、イタイイタイイタイイタイ。

タイヤウォーマーについて考えてみるネタのはずなんですが、その4

で、タイヤモニターを装着してみるといろんなことに気がつきます。

温めやすいタイヤ、温めにくいタイヤ。

同じことをやっても温度が上がりにくいと、グリップまでの時間を要します。

例え同じ温度域だとしても、割と低温から使えるタイヤもありますし
低温では神経を使うタイヤもあります。

コースによっても4輪同じように温度が上昇するワケではありません。

これはもう経験です。

場数です。

やってみて経験して身につく事です。

じゃあ弊社はナニを提唱しているのかと言いますと、先日の繰り返しですが

時間効率

のハナシです。

確たる目的意識を持たないで、漫然とサル走りを何回も何回も続けるよりも
キチンと目標を持って、一つ一つデータを蓄積したサル走りでは、
1年後のドライビングスキルにかなりの違いが出ます。

弊社のチームサーキットコンセプトでは、練習会でお得意様お一人お一人に、
現状における次の課題を、明確にご提示させて頂いております。

以前にもご案内差し上げたことがありますが、コース外からの動画撮影も
タマにやります。

課題を提示されてもイマイチわからなかったり、ピンとこなかったり
せっかくの課題も徒労に終わらないように、動画映像は効果的です。

車載動画で次の課題が見えてくる人は、やはりそれなりに経験がある人で
ドライバーと同じ目線の車載動画は、初級者には課題を見つけにくいです。

積極的に弊社の練習会にご参加下さる遠方の弊社のお得意様は、地元では
もうずっとアタマ撃ちだったのに、弊社練習会で一皮も二皮も剥けて
秒単位で上達するパターンが多いからです。

安くはない製品をお買い上げくださったからには、もっと活用して欲しい、
もっと堪能して欲しいと言う弊社の願いがあります。

お客様の車両も様々ですが、弊社のアシをお買い上げのお得意様には、
お一人お一人個別にセットアップさせて頂いております。

ドライビングにも個人差があります。

アンダーを出しがちな人もいれば、オーバーを誘発している人もいますし、
経験を積んだ人でも気がつかないことも多いです。

そんな時にこそ弊社のアシをご装着のお得意様には、現場で車高バランスや
ストロークバランスを変えてみると言ったハード面と、ステアリングの切り方、
ブレーキの残し方、アクセルを開けるポイントなどのソフト面の両方から
サポートさせて頂いております。

その結果、地元のサーキットでアタマ撃ちだったのが、弊社の練習会で
秒単位で速くなるお得意様がほとんどです。

そうじゃなきゃ、遠くから来てくれませんって。

中にはやはり、サーキットコンセプトの言ってることちょっと違くね?

ってお客様がいらっしゃることも事実です。

宗教じゃ無いんだから、ひたすらに盲信を強要することはありません。

お客様の自主性も尊重して、あとはお客様にお任せします。

プレッシャーなのが、全部弊社に任せっきりのパターン。

こんなん作ってます

って公開すると、製品を見ることなくお買い上げ下さるチャレンジャーな
お得意様が数名いらっしゃいます。

そんなお得意様には、全責任を弊社が負わなければなりませんし、
ご期待下さるパフォーマンスが足りなかったら必ずアップグレードし、
結果につながるまで、ハード、ソフトの両面でサポートします。

しかも 無償 です。

で、タイヤのハナシです。

練習会では、ハイエストグリップタイヤを弊社は勧めておりません。

雑誌やDVDの影響で、どうしてもタイムが先行してしまいます。

決してタイム命を否定するワケではありません。

出さないよりも出した方がエラいに決まっています。

ただ、通常のセオリーみたいなそのアプローチに弊社は懐疑的です。

△△秒、スゴいっすね

それよりも、車載動画を見てくれた人や、一緒にコースを走った他人様から

運転ウマいっすね~~~

って評価されるような弊社のお得意様を目指しております。

運転がウマいと、ドコに行ってもナニに乗っても速く走れますし、
一般公道の危険回避能力だってずっと上がります。

モノに頼るのはカンタンです。

おカネ出せば手に入ります。

理論に裏付けされた技術を身につけること はずっとずっとタイヘンです。

タイヘンなだけチャレンジングスピリットに掻き立てられますし、達成した時の
高揚感は、モノに頼って達成した満足感とは比較になりません。

モノに頼るな、って書いていてタイヤウォーマーのハナシか・・・・・・。

なかなか伝わんないでしょうね、弊社の想い。

言ってることとやってることがチグハグだって叩かれるんだろうな。

なかなかタイヤウォーマーのハナシに行きつかないから、明日のネタは
タイヤウォーマーから始めようっと。

NISMOさんのロングハブボルトにも、弊社の魂を吹き込むネタ

閑話休題ってワケではありませんが、チト毛色の違うおハナシです。

左腕が動かなくなって1週間、少~しずつ少しずつですが、薬物のおかげで
回復しつつあります。

失って初めて気付く健康ですね。

回復したら、今度は予防の方策も実施しなくてはなりません。

皆さんも気をつけて下さいね~~

オメーに言われたくネェよ  (」`o´)」

そりゃごもっともなんですが、甘く見ているといずれなりますよ~~。

クルマの運転を自粛していますので、電車での加工屋まわりがとても
時間的にムダです。

今日はタイヤウォーマーのハナシを一旦休んで開発ネタです。

以前にもちょろっと書いたロングハブボルトガイドです。

純正よりも20mmも長いNISMOさんのロングハブボルトを
フツーに圧入すると、先端がコンマ数ミリもズレるハナシです。

アルミホイールはそんな精度がないのでモンダイにはなりませんが、
弊社の高精度マグネシウムスペーサーは、センターハブリングも含め
0.1ミリの精度で作っていますので、ボルトの先端がブレてしまうと
入らなくなっちゃうんですね。

フツーはどうするかって言うと、そんな精度を追求しないである程度
ガバガバに作ります。

いつもここで書かせて頂いておりますが、他社さんと同じ事をやっても
誰も弊社を訪れて下さることはありません。

だからこそ、ナニか特別なことをしなくてはなりません。

5本の長いNISMOさんのロングハブボルトを正確に直角に入れるために
こんなガイドを作りました。

hubboltguide1

NISMOさんのロングハブボルトの外径が11.8mm。

で、なんとこのガイドの穴径が11.9mm。

つまり先端のブレは横方向に5/1000mm。

そんなの必要ネェよ ┐(-。ー;)┌

って言われちゃえばそれまでです。

でも、弊社の高精度Mg削り出しスペーサーと一緒に使って下されば、
その威力はカンタンにご笑覧くださると思います。

hubboltguide2

で、無事に圧入を済ませたS永様のフロントハブ。

nismobolts

次にはV36のY田様、そして2017verNISMOのK島様。

せっかく弊社とのご縁です。

愛情を持って魂を込めてボルトを圧入します。

タイヤウォーマーについて考えてみるネタだと思う、その3

こっからがやっとタイヤウォーマーのハナシなんですが、あいかわらず
前置きが長げぇ~~です。

先日も書きましたが、弊社はタイヤウォーマーは否定的です。

モータースポーツの裾野を広げたい って言う想いを維持していきたいです。

なかんでもかんでも高いモノに頼ることが弊社には推奨したくありません。

高価な製品が多いオマエが言うな

って言われてしまえばそれまでですけど、弊社とお付き合いのあるお得意様は
あることに気がつくと思います。

ソレ、いらないです

って弊社から進言されることが多いからです。

なんだ? いらないモン売ってんのか?

ってなります。

基本理念は、やはり楽しんで欲しい その一言です。

楽しみ方って、十人十色です。

走りよりもともかく外装をカッコ良くしたい ってお得意様も多いです。

楽しく走りたいって場合には、費用対効果と律速段階をお得意様に合わせて
キメ細かくご提示させて頂いております。

その流れで ソレ今はいらないです ってなるんです。

耳タコのハナシで申し訳ない気持ちはありますが、走るならまず冷却系です。

対策をしなかったために避けられたトラブルでムダな出費を抑えられれば、
1ランクも2ランクも上のパフォーマンスパーツが手に入ります。

次には圧倒的にアシです。

アシをキメないと、行っても楽しくないですからね。

現に、弊社の試乗車(2号機)は、オトナの事情もあるんですが、エキマニや
触媒や、マフラーが今のところですが全て純正です。

純正の背圧に合わせて点火時期も落としているので、弊社ECUが入っていても
イイトコ310~315馬力です。

それでもそれ相応に楽しめます。

アジアンタイヤとの組み合わせでも、富士ショート35秒、本コース5秒で
周回できれば、充分に楽しめるはずです。

もちろんパワーがある方がずっと楽しいのはわかりきっています。

ここは弊社のお得意様に、ウデのチューニングを強く推奨しています。

運転が上手くなるってステキじゃないですか。

一般道でも危険回避能力が上がるので、ムダに接触事故をしなくなります。

それにはやはり、限界を超えたところのコントロールを知る必要がありますし、
その経験が大きくモノを言うことは間違いありません。

タイヤとの対話

シャレじゃありません。

一般公道でも、クローズドでもタイヤが示す挙動は同じです。

それがクローズドだと、わかりやすいんです。

一般公道では、あ、このことだったのか って身をもって体験できるまでに
長期間を要するようなハナシでも、タイヤモニターをクローズドで経験すれば
わずか数回で事が足りてしまいます。

F1やsuperGTで、スタート前に一斉にグリグリと蛇行する映像って
必ず見かける光景ですね。

あのステージのドライバーは、必ず知っていることです。

で、ウデのチューニングには避けて通れないタイヤとの対話を弊社らしく
理論的にご案内していきたいと思います。

あ、やっぱり今日も前置きで終わってしまった。

タイヤウォーマーについて考えてみるネタだと思う、その2

コレ、以前にもご紹介させて頂きましたが、タイヤモニターです。

tiretemp1

空気圧と温度です。

上の2つの温度計は左がデフオイルの温度で、右がMTオイルの温度です。

真冬の朝に5分くらい暖気をした時で、MTオイルはEGの熱を拾って
少しだけ高い数値を示しますが、冷間は4度くらいです。

冷間時にタイヤの空気圧を2.3くらいにしてあります。

で、一般道を30分くらいフツーに走ったらこうなります。

tiretemp2

タイヤの温度が10度チョイ上がっただけで、空気圧は0.2上昇します。

コレがちょっとした山道なら、20度くらい上がって0.4くらい上昇します。

実際にサーキットで何周目に何度くらいになるのかって、かなりの経験を
要しますし、タイヤによってもかなり違ってきます。

だから弊社ではこのタイヤモニターを推奨しています。

そんなに高いモンでも無いですし、費用対効果はかなりイイです。

また、4月のAMPA(台湾自動車部品見本市) で新作を物色してきますので、
さらに進化したモノを20個くらいは手配してきます。

で、このシステムを導入するとグリップが良くなる温度域、空気圧、そして
グリップが抜けてくる温度域、空気圧がとてもカンタンにわかります。

そしたら次には、そのデータに向けてタイヤを暖っためたり
同じ30分のサル走りでも、内容が濃くなります。

このシステム導入以前の走りよりも、明確な目的が一個増えます。

低いタイヤ温度や高過ぎる空気圧で走り続けても、効率が悪いことに
気が付くと思います。

これは費用対効果と言うよりも、時間効率 のモンダイす。

同じ30分のサル走りでも、得るモノが1ランク上になると思います。

タイヤウォーマーについて考えてみるネタ、その1

タイヤウォーマーなんて必要か?

そもそも論です。

弊社はそんなモノには否定的です。

イイのはわかりきっていますが、モータースポーツの裾野をZ34,V36を
通して広げたいという弊社の基本理念に齟齬を生じることにもなります。

難しいです。

で、

ストリートではいらないですよ。

そもそもストリートで使っている人を見たこと無いです。

いらないです。

じゃ、サーキットでは?

外気温が0度くらいの今の富士の本コースを想定してみます。

タイヤの温度も0~5度で、タイヤにもよりますが、一般ラジアルなら
空気圧を2.0~2.2くらいでコースインします。

フツーなら3、4周もすると、タイヤの温度は40~50度くらいで
空気圧も2.5~2.7くらいになります。

そこでいったんピットインして空気圧を調整します。

これまたタイヤにもよりますし、4輪同じようには温度が上がらないので
2.2~2.3くらいにして、またコースイン。

アウトラップでタイヤのグリップを確認しながらフルアタック開始。

ここからサル走りですよ。

弊社の推奨する冷却系を施して下さったお得意様の車両は、30分間の
走行枠をフルに走りきれますが、5~6周でタイヤの温度も60~70度で
空気圧もまた2.7くらいになっちゃいます。

タイヤの銘柄やサイズによっても違いますが、タイヤが最もグリップする
温度と空気圧の最適値ってのが必ず存在します。

もちろんソコを外せばベストラップを叩き出すことは困難になりますし、
むしろもったいない徒労を繰り返すことにもなりません。

だからタイヤの温度管理、空気圧管理はとても重要になります

タイヤの中の空気は温度で膨張しますし、水分が含まれているので
高温域になると、水分の気化も始まってさらに圧が上昇します。

今日はベストを出すぞ!!

って意気込んで走るときには、特にこの空気圧、温度管理が重要です。

そうなると、現実には30分の走行枠で最低3回はピットインが必要です。

ベストタイム狙いのプロや上級者は30分もサル走りをしません。

でも、弊社とご一緒してサル走りをしたお得意様、どんどん上達するんです。

ウデのチューニングってヤツです。

どんどん上達して下さるお得意様を客観的に観察させて頂きますと、
次にナニが必要かと言うことを、弊社から理論的にご呈示する必要が
とても差し迫った段階に来ています。

まず、空気圧管理、温度管理の重要性をもっと啓発していかなければ
ならないと考えております。

最低でもコイツです。

Intercomp

以前にもご案内差し上げましたが、フルスイープで(振り切って)4Kg
これがとてもイイから、弊社ではコイツを推奨しています。

現場ではコイツがとても見やすいんです。

弊社ではもう10年以上も使っていまして、校正もしました。

もちろん弊社でお買い上げ下さると、校正もお安くご提示できます。

次にアメリカに行くときに、10個持って帰る予定です。

興味のある方は、お気軽にメールして下さい。

circuitconcept@gmail.com

え~~と、そんなハナシじゃ無かったな。

高精度なモータースポーツ用のエアゲージは最低限、ってハナシでした。

さ、次です。

サル走りのためには、消耗品は安くあげたいネタ

昨日のネタを自分で書いていて、またタイヤに悩んでいます。

日本製のタイヤは、さすがに高いだけあって良くできていると思います。

でも、弊社にとっては高すぎるな~~~。

とある有名タイヤ屋さんのサイトでチェックしてみた。

BS RE71R 275/35R18 税別40,820
BS RE71R 285/35R19 税別47,650
BS   05D 265/35R18 税別48,130
ヨコハマ 052 265/35R18 税別42,420

しっかし、たっけ~~な~~~。

手が出ませんよこんなの。

良心的なDUNLOPでも、

ZIII   275/35R18    税別31,660

当然4本必要ですからね。

お客様とサル走りに行くと、3ヶ月でタイヤが亡くなっちゃいます。

真夏は走らないことを考慮しても、年間12本です。

弊社的にはムリ~~~~。

で、ここはアジアンタイヤです。

もちろんBSさんやヨコハマさんのような日本製がイイのは周知です。

でも、いろんなモノが発展途上で仕様変更を重ねている状況で、
日本製のハイエストグリップは、まだ必要無いかな って感じます。

弊社のアシだって、いろんな意味でテストや試行錯誤を繰り返して
熟成を続けています。

ただ、コレも

NS2R

コレも、

hankook

グリップを評価する前に、熱依存性のモンダイが多少なりとも付きまといます。

早いハナシが、暖まるのに時間がかかる。

ストリートならいきなり全開する人もいないでしょうが、クローズドだと
かなり暖めないと本来のグリップは発揮できないです。

特にタイムが狙えるこの時期に熱が入りにくい。

富士の本コースで表現すると、アウトラップ含めて5周はダメ。

フツーのタイヤなら2周もすれば熱入れも充分なので、同じような感覚で
3週目にアタックするとコカコーラでスピンします。

コレじゃダメだよ~~~

って断罪する前に、フとアタマをよぎりました。

タイヤウォーマー

実はコレっていろんな意味で、かなり使えます。

FDの時に使っていました。

ナニがイイのか?

そして欠点は?

 

失って初めてわかる健康のありがたみ、ネタ

ホントにたくさんのお客様や業界関係者から、お見舞いやご心配や
激励のメールをたくさん頂戴致しました。

ありがとうございますm(_ _)m

辛口のお得意様なんて、

今死なれたら困る

うわははははははははははははは、笑うしかありませんね。

しかし、医学の進歩は目を見張るほどで、あんな激痛が薬物を数錠で
取りあえずは治まるんですから。

完全に治癒するには時間がかかるでしょうけど、光が見えました。

あとは再発しないように、PC作業時の姿勢や運動にも気をつけます。

ここのところの大雪も加えまして、弊社の作業予定が大幅に狂いました。

富士の練習会も3回連続で中止になりましたし。

天気予報が1日晴れって言っていても、こんなんなることあります。

fujishort

画像じゃ伝わりにくいですが、かなり降っています。

遠方からわざわざお越しになったお客様、これじゃあガッカリどころか
やり場の無い怒りで暴れ出します。

よくありがちなハナシです。

路面温度って何度がイイの?

その問いに対して、

低けりゃ低いほどイイ

って無責任なハナシをいっぱい耳にしたことがあります。

確かにベストラップは冬に出ることがほとんどです。

吸気温度が低ければパワーも出ます。

ところがです、タイヤのハナシになると実はもっと複雑なんですが、
百把一絡げで 路面温度は低けりゃ低いほどイイ なんて弊社にとっては
ちょっと無責任だな、って感じる情報が流布しているように感じます。

何回もここで書かせて頂いておりますが、

最適値

ってのが必ず存在します。

タイヤによって温度依存性が大きいモノとそうでないモノがあります。

特にハイグリップ系は顕著です。

ちゃんと暖めないと、いきなり思いっきりスピンするかコースアウトです。

そんな特性をキチンと送り手責任を持って伝えることはほとんどありません。

だから弊社ではいろんなタイヤをテストして、グリップだけではなく
温度特性もお得意様にお伝えできるようにしています。

なっかなか熱が入らないハイグリップもありますから。

知らずにアウトラップから2~3周でアタックすると、ツッ込みますから。

初めて首を吊りました、ネタ

2週間くらい前から、肩こりに悩まされるようになりまして、肩こりなんか
そりゃあるだろ、ってんでもちろん放置。

今回だけはちょっと重いな、って感じてはいました。

まさかアイツの怨念が肩に取り憑いたか???

ってビビりながらやっぱり放置。

2,3日前からちょっと左腕にシビレ。

こりゃただごとではなさそうだぞ。

って感じましたがやっぱり放置。

で、昨日の深夜3時くらいに突如の激痛に左腕のマヒ。

まずいまずいまずいまずいまずいまずい

こういう時って救急車を呼ぶべきなのか?

と、もんどりうっていたら朝になったので取りあえず病院に行った。

結果、こういう時って救急搬送された方が良かったみたい。

総合受付で、モノ凄くイタイから早くナントカしてくれ、って申告しても、
淡々と、受付票を書いて提出して下さい

ま、そりゃそうなんですけど、コレ、右腕だったら書けないじゃん。

受付票を書いたはイイが、今度は受付に長蛇の列。

やっと初診受付を終えたら今度は外来受付で 問診票を書いて下さい

そりゃそうなんですけどね。

で、また外来受付で待つこと数十分。

やっと 整形外科に行って下さい とのこと。

エレベーターで3階の整形外科に行ってみると、そこでまた受付なんですが
ものスゲ~~人が待っている。

待つしかネェな、って待つこと2時間。

8時半に病院に着いて、診療が始まったのが11時。

診断の結果、頸椎神経根症

パソコン仕事が多い人の現代病らしいです。

レントゲンとMRIを撮ってもらうと、イイ感じで神経を突っついている。

neckpain

そこが炎症を起こしているらしい。

で、炎症を収めれば治るらしい。

午後には理学療法という施術を受けましたが。

いくつかやってもらったんですけど、首を吊る治療がありました。

何か、神経を通る穴を広げるらしい。

首にいくつかバンドを着けて上に引っ張るんですけど鏡に映ったその様子は
まるでアレですよ、アレ。

全治は3ヶ月くらいらしいです。

休んでるバヤイでは無いので、左腕を引きづってでも作業をします。