NISMOさんのロングハブボルトにも、弊社の魂を吹き込むネタ

閑話休題ってワケではありませんが、チト毛色の違うおハナシです。

左腕が動かなくなって1週間、少~しずつ少しずつですが、薬物のおかげで
回復しつつあります。

失って初めて気付く健康ですね。

回復したら、今度は予防の方策も実施しなくてはなりません。

皆さんも気をつけて下さいね~~

オメーに言われたくネェよ  (」`o´)」

そりゃごもっともなんですが、甘く見ているといずれなりますよ~~。

クルマの運転を自粛していますので、電車での加工屋まわりがとても
時間的にムダです。

今日はタイヤウォーマーのハナシを一旦休んで開発ネタです。

以前にもちょろっと書いたロングハブボルトガイドです。

純正よりも20mmも長いNISMOさんのロングハブボルトを
フツーに圧入すると、先端がコンマ数ミリもズレるハナシです。

アルミホイールはそんな精度がないのでモンダイにはなりませんが、
弊社の高精度マグネシウムスペーサーは、センターハブリングも含め
0.1ミリの精度で作っていますので、ボルトの先端がブレてしまうと
入らなくなっちゃうんですね。

フツーはどうするかって言うと、そんな精度を追求しないである程度
ガバガバに作ります。

いつもここで書かせて頂いておりますが、他社さんと同じ事をやっても
誰も弊社を訪れて下さることはありません。

だからこそ、ナニか特別なことをしなくてはなりません。

5本の長いNISMOさんのロングハブボルトを正確に直角に入れるために
こんなガイドを作りました。

hubboltguide1

NISMOさんのロングハブボルトの外径が11.8mm。

で、なんとこのガイドの穴径が11.9mm。

つまり先端のブレは横方向に5/1000mm。

そんなの必要ネェよ ┐(-。ー;)┌

って言われちゃえばそれまでです。

でも、弊社の高精度Mg削り出しスペーサーと一緒に使って下されば、
その威力はカンタンにご笑覧くださると思います。

hubboltguide2

で、無事に圧入を済ませたS永様のフロントハブ。

nismobolts

次にはV36のY田様、そして2017verNISMOのK島様。

せっかく弊社とのご縁です。

愛情を持って魂を込めてボルトを圧入します。