タイヤウォーマーなんて必要か?
そもそも論です。
弊社はそんなモノには否定的です。
イイのはわかりきっていますが、モータースポーツの裾野をZ34,V36を
通して広げたいという弊社の基本理念に齟齬を生じることにもなります。
難しいです。
で、
ストリートではいらないですよ。
そもそもストリートで使っている人を見たこと無いです。
いらないです。
じゃ、サーキットでは?
外気温が0度くらいの今の富士の本コースを想定してみます。
タイヤの温度も0~5度で、タイヤにもよりますが、一般ラジアルなら
空気圧を2.0~2.2くらいでコースインします。
フツーなら3、4周もすると、タイヤの温度は40~50度くらいで
空気圧も2.5~2.7くらいになります。
そこでいったんピットインして空気圧を調整します。
これまたタイヤにもよりますし、4輪同じようには温度が上がらないので
2.2~2.3くらいにして、またコースイン。
アウトラップでタイヤのグリップを確認しながらフルアタック開始。
ここからサル走りですよ。
弊社の推奨する冷却系を施して下さったお得意様の車両は、30分間の
走行枠をフルに走りきれますが、5~6周でタイヤの温度も60~70度で
空気圧もまた2.7くらいになっちゃいます。
タイヤの銘柄やサイズによっても違いますが、タイヤが最もグリップする
温度と空気圧の最適値ってのが必ず存在します。
もちろんソコを外せばベストラップを叩き出すことは困難になりますし、
むしろもったいない徒労を繰り返すことにもなりません。
だからタイヤの温度管理、空気圧管理はとても重要になります
タイヤの中の空気は温度で膨張しますし、水分が含まれているので
高温域になると、水分の気化も始まってさらに圧が上昇します。
今日はベストを出すぞ!!
って意気込んで走るときには、特にこの空気圧、温度管理が重要です。
そうなると、現実には30分の走行枠で最低3回はピットインが必要です。
ベストタイム狙いのプロや上級者は30分もサル走りをしません。
でも、弊社とご一緒してサル走りをしたお得意様、どんどん上達するんです。
ウデのチューニングってヤツです。
どんどん上達して下さるお得意様を客観的に観察させて頂きますと、
次にナニが必要かと言うことを、弊社から理論的にご呈示する必要が
とても差し迫った段階に来ています。
まず、空気圧管理、温度管理の重要性をもっと啓発していかなければ
ならないと考えております。
最低でもコイツです。
以前にもご案内差し上げましたが、フルスイープで(振り切って)4Kg
これがとてもイイから、弊社ではコイツを推奨しています。
現場ではコイツがとても見やすいんです。
弊社ではもう10年以上も使っていまして、校正もしました。
もちろん弊社でお買い上げ下さると、校正もお安くご提示できます。
次にアメリカに行くときに、10個持って帰る予定です。
興味のある方は、お気軽にメールして下さい。
circuitconcept@gmail.com
え~~と、そんなハナシじゃ無かったな。
高精度なモータースポーツ用のエアゲージは最低限、ってハナシでした。
さ、次です。