こっからがやっとタイヤウォーマーのハナシなんですが、あいかわらず
前置きが長げぇ~~です。
先日も書きましたが、弊社はタイヤウォーマーは否定的です。
モータースポーツの裾野を広げたい って言う想いを維持していきたいです。
なかんでもかんでも高いモノに頼ることが弊社には推奨したくありません。
高価な製品が多いオマエが言うな
って言われてしまえばそれまでですけど、弊社とお付き合いのあるお得意様は
あることに気がつくと思います。
ソレ、いらないです
って弊社から進言されることが多いからです。
なんだ? いらないモン売ってんのか?
ってなります。
基本理念は、やはり楽しんで欲しい その一言です。
楽しみ方って、十人十色です。
走りよりもともかく外装をカッコ良くしたい ってお得意様も多いです。
楽しく走りたいって場合には、費用対効果と律速段階をお得意様に合わせて
キメ細かくご提示させて頂いております。
その流れで ソレ今はいらないです ってなるんです。
耳タコのハナシで申し訳ない気持ちはありますが、走るならまず冷却系です。
対策をしなかったために避けられたトラブルでムダな出費を抑えられれば、
1ランクも2ランクも上のパフォーマンスパーツが手に入ります。
次には圧倒的にアシです。
アシをキメないと、行っても楽しくないですからね。
現に、弊社の試乗車(2号機)は、オトナの事情もあるんですが、エキマニや
触媒や、マフラーが今のところですが全て純正です。
純正の背圧に合わせて点火時期も落としているので、弊社ECUが入っていても
イイトコ310~315馬力です。
それでもそれ相応に楽しめます。
アジアンタイヤとの組み合わせでも、富士ショート35秒、本コース5秒で
周回できれば、充分に楽しめるはずです。
もちろんパワーがある方がずっと楽しいのはわかりきっています。
ここは弊社のお得意様に、ウデのチューニングを強く推奨しています。
運転が上手くなるってステキじゃないですか。
一般道でも危険回避能力が上がるので、ムダに接触事故をしなくなります。
それにはやはり、限界を超えたところのコントロールを知る必要がありますし、
その経験が大きくモノを言うことは間違いありません。
タイヤとの対話
シャレじゃありません。
一般公道でも、クローズドでもタイヤが示す挙動は同じです。
それがクローズドだと、わかりやすいんです。
一般公道では、あ、このことだったのか って身をもって体験できるまでに
長期間を要するようなハナシでも、タイヤモニターをクローズドで経験すれば
わずか数回で事が足りてしまいます。
F1やsuperGTで、スタート前に一斉にグリグリと蛇行する映像って
必ず見かける光景ですね。
あのステージのドライバーは、必ず知っていることです。
で、ウデのチューニングには避けて通れないタイヤとの対話を弊社らしく
理論的にご案内していきたいと思います。
あ、やっぱり今日も前置きで終わってしまった。