月別アーカイブ: 2017年8月

慣れてきた頃に起きるミス、ネタ

体調が、ず~~~~っと悪いのは、どうも熱中症だけのせいじゃ無いっぽい。

脚のむくみがとても良く無いらしいです。

フットマッサージャーでも買うか・・・・

ニュース番組を見ていると、後半にスポーツのコーナーがありますね。

で、最後に天気予報のパターンです。

何気なく見ていたら、高校野球をやっていました。

野球にそれほど詳しいワケでも無いんですか、見入ってしまいました。

大阪桐蔭 対 仙台育英

9回の裏、追う立場の仙台育英の攻撃でツーアウト。

打った打球が、内野ゴロの凡打。

ファーストに送球してゲームセット。

誰もがそう信じて、守る側の大阪桐蔭のナインも走って戻ってきます。

打者はファーストにヘッドスライディング。

高校野球やな~~、青春やな~~。

そしたら、ファーストの塁審がセーフのコール。

ファーストを守っている選手が、ベースを踏まなかったらしいです。

ここからが高校野球のドラマっぽかったです。

次のバッターが、外野の深いところにヒットを打って、二人生還。

まさかまさかのサヨナラでした。

こんなことって、見たことも聞いたことも無かったです。

打ち取って、ファーストの野手がいつも通りにベースを踏んで入れば、
そこでゲームセット、仙台育英の勝利でした。

大阪桐蔭のレギュラーを勝ち取ったほどの野手ですから、小さい頃から
地元では天才野球少年で、練習や本番も含めて、何千回何万回と言うほど
ベースを踏んできたことだと思います。

逆に、彼はイイ選手になりそうな気がします。

1円玉を積み重ねるようなこだわりネタ

ちょっとくだらない計算をしてみた。

昨日の八王子は、気温33度 湿度80%でした。

気温が33度だと、飽和水蒸気量は約36g。

湿度が80%なので、1m3あたりに36 X 0.8 = 28gの水蒸気。

水蒸気、つまり水 H2Oは、分子量が18なので、28gは1.55モル。

1気圧として体積は1.55 X 0.082 X 306 = 38.9L

1m3、つまり1,000Lの内、38.9L水蒸気が占めることになります。

ドルトンの分圧の法則によって、必然的に大気中の酸素量が減ります。

1,000-38.9 = 961.1

つまり、酸素含有量は4%減るんです。

4%がこんなに息苦しくなるとは。

実はくだらないハナシじゃないんですね。

エンジンでも同じ事が起きているんです。

お客様の車両をお預かりすると、実にエンジンにパンチが無いんです。

気温が高くて湿度が高いと、空気中の酸素含有量が4%減るハナシで、
エンジン内部での酸素含有量が減ると、事実上A/Fは濃くなります。

燃焼によってガソリンと結びつくはずの酸素が減って、さらには
A/Fも濃くなって最適なセッティングからズレてくるんです。

だからパワー感が無くなってくる。

そこで弊社は考えました。

逆をやってみよっと。

どうやって???

ふっふっふ

コレもナイショです。

ナイショばかりやん  (#`Д´)ノノ┻┻;:’、・゙

390RS Proには、標準装備してみようと画策中です。

1円玉を積み重ねるようなこだわりネタ

2011年に、富士のストレートで254Km/hを記録しました。

ロガー上のデータです。

タイヤは当時のAD08です。

自分で書くのも憚れますが、あれから弊社もかなり成長しました。

アシも進化しましたし、空力も進化しました。

最終の脱出速度や1コーナーのブレーキングのツッ込みも上がっているので、
ストレートスピードはもっと上がっているでしょう。

そりゃそうです。

365日、毎日毎日考えてアイデアを絞り出して、わからなかったら
その道のエキスパートに教えを請うことを続けて昇ってきた階段です。

現状維持は衰退

ナニか上があるはずだ

を、座右の銘として、開発スピードはとても遅いですがここまで来ました。

数々の紆余曲折もありました。

お客様は別として、支援して下さるショップ様、企業様はわずか数社。

妨害したり、手を回して取り引きを頓挫させてくる業者が圧倒的に多い中、
少しずつ、少しずつですが結果を出すことに成功してきました。

そんな中、一貫して弊社を信じて付いて来て下さった大切なお得意様が
弊社に再びEGをご依頼下さって、同じ結果では申し訳が立ちません。

そんな進化することってあんのか?

例えば、ピストン一つ取っても進化しました。

初期の390RSに採用したピストンへの命題は圧縮比でした。

今や、盛り込んだ+α をつくづく眺めてみると、もはや別モノです。

日産純正のVQ37のピストンを、弊社の現在のテクノロジーで観察すると、
どちらかと言えば、

燃費重視、耐久性重視

最新の某一級スポーツカーのピストンと比較してみると、その差は歴然です。

何でこんなに違うんだろ?

ちょっと考えてみれば、FUGAにも搭載されているエンジンです。

コレ以上はヤめときます。

じゃあ、一級スポーツカーのピストンはなぜこんなんなっているのか?

を考察検証してみると、イロイロとわかってきました。

で、そのテクノロジーを投入して新型ピストンを開発しました。

そうなると、困ることも出てきます。

純正コンロッドが使えなくなります。

今となっては、純正コンロッドを再使用するお客様はいらっしゃらないので、
思い切って、専用コンロッドを作っちゃって正解だと考えております。

すさまじくおカネかかりました (T_T)

370RSは、純正コンロッドを使えるようにしました。

もともとの理念が、純正のEG+チョイの予算で大パワーですから。

それが390RS NEOだと、ハナシは変わってきます。

390RSを既にお取り付け下さって、元気に走られていらっしゃるお客様が、
オーバーホールで弊社にサイドご依頼下って、感じて欲しいことは一つ。

弊社のこの5年間の進化をお得意様に味わって欲しい、その一念です。

お~~スゲェ~~~

ってお客様が感じて下さらないと、それは失敗を意味します。

1円玉を積み重ねるようなこだわりネタ

いくらなんでもナイショが多過ぎやん

って、弊社のお客様からも抗議のメールをたくさん頂戴しました。

EGをやってみたいという潜在的なお客様が多いことにも驚きです。

NAのチューニングですから、ヤルことなんて決まってきます。

5年くらい前にアップした、コイツが教科書です。

cosworth

10年くらい前に、イギリスの本社に行ったときに担当者がくれました。

ココにNAのパワーが全て詰まっているよ

って。

ヤルことは決まっているんですが、そこは弊社です。

費用対効果

イイことはわかっているんだけど、効果の割にはカネかかりすぎ、では、
お客様にもオススメしがたいです。

SR20で、実験し倒してちゃんとデータとして蓄積します。

Cosworthの本に載っていなかった唯一のテクノロジーを一つだけ。

PWMデジタル制御ウォーターポンプ

コレ、調子イイんですよ。

特に高回転を多用するお客様にはアリです。

そもそも弊社の尊敬する伝説の最強チューナー熊木氏が5年くらい前に、
アイデアとその効果について惜しみなく教えて下さいました。

その後、イロイロと調査をしてみるとどんどん進化しています。

335iに純正で標準装備されているモノを入手してテストしてみると、
やはりいろんなことがわかってきます。

日産純正の機械式は、ロスが大きかったこともわかりました。

コレ、きっと流行りますね。

テストなんかソコソコにして、こういうのを車種別にキット化すれば
きっと弊社はもっとずっと儲かるんでしょう。

S15ネタ

表題のようにS15シルビアを買いました。

NA、AT、18万キロ、二束三文でした。

代車兼実験君です。

人のこと待たせといてナニやってんだ! (#`Д´)ノノ┻┻;:’、・゙

って糾弾される前に、ちゃんと丁寧な情報発信は必要です。

370RS

390RS NEO

390RS Pro

420RSR

少しずつですが形になってきています。

思えば390RSを初めて作ってから、もう5年も経っちゃいました。

ピストン

EXカムシャフト

軽量コンロッド

細かいモノはもっとありますが、言ってみればコレだけです。

それでも400馬力オーバーを手にすることができました。

この5年間で、そりゃあ牛歩の如くですが進化を続けてきました。

初期の390RSのお客様が、続々オーバーホールで入庫です。

同じ事をやっても・・・・

で、ふっふっふ

上手く行くか行かないかなんて、やってみなければわかりません。

そりゃそうです。

こんなことやってんのって、世界中で弊社だけですから。

今回のメニューは

ナイショ

ナイショ

ナイショ

ナイショ

ナイショ

このあたりを2号機(試乗車)に組み込む予定です。

もう既にご成約を頂戴していらっしゃるお客様に無事納めてからです。

その後に、ちゃんと情報公開をします。

余力があれば(多分、無いです)

ビッグバルブ化

燃焼室の鋳肌を

ポート

チタコン

組み付けることはそれほど難しいことではありません。

EGもフツーにかかるでしょう。

セッティングだって、やることは一緒なのでそれほど大変だとは思えません。

最大の懸案事項、それは

耐久性

です。

もう既にご成約を頂戴しているお客様が、富士のストレートで全開にして、
ブッ壊れちゃったらミもフタもありません。

って言うか、せめて1回くらいは壊してみる必要性はあると思います。

もともとが実馬力で300チョイのエンジンを500近くに上げるんです。

想定外のトラブルだって起きるはずです。

潜在的なトラブルを出尽くさないと、お客様にはススめられませんから。

それでもZ34に組み付けてすぐにブッ壊れちゃうと、弊社がもちません。

で、その前にS15に組み込んで、チョイとだけムチャしてみます。

これも全て、弊社の血となり肉となるはずですから。

楽しい楽しい。

常用 9,000rpm のエンジン目指してみます。

ブッ壊れてもSR20なんて安いですから。

チューニングってつくづく愛情だなと想いますネタ

イロイロとショップさんやチューナーさんやお客さんとお話ししていると、

純正至上主義

と言うお考えに、タマ~に遭遇します。

純正の安心ってあるとは思います。

判断するのはお客様です。

純正の良い所はそのままに、ダメな所はドンドン改良していく

それが弊社のブレない姿勢です。

状態が良くないデフは、ベアリング類、シール類を再使用せず全交換です。

これらを圧入するのに、この道30年なんて熟練したメカニックなら
何のモンダイもなくサクサクと入れちゃうんでしょうね。

以前にもちょっと書きましたが、日産純正のSST(特殊工具)では、
モンダイ無いとメーカーは判断したんでしょうが余計な所に力がかかります。

だから弊社では、圧入工具を全部削り出しで作っちゃいました。

difftools2

適正な場所のみに力を掛けて、直角に正確に

そんな思想で作りました。

bearingtool

上記以外に、デフ玉のサイドフランジ圧入工具とコンパニオンフランジを
ガッツリと保持する工具で、計8点です。

純正で言う所のコンパニオンフランジドライブツールを使って、
整備マニュアル通りにやってみると・・・・、とてもできない。

pinionpreload

室伏広治さんほどの腕力が必要なのか、それとも弊社の修行が足りないのか?

で、3倍のトルクがかけられるツールを50Cで作りました。

drivetool

初期投資はかなりかかってしまいましたが、作業性は日産純正のSSTよりも
ずっと正確でそしてラクですし、何と言っても組み上がったデフの完成度が
高くなると信じて、そしてお客様の満足度を脳裏に描いて作業します。

8月はデフだけであと2台・・・。

チューニングって、つくづく愛情だと想うネタ

230台以上のZ34V36を手掛けさせて頂くと、ちょっと乗っただけでも

アレ、おかしい

って事に気がつくことも多々あります。

ナニがおかしいかすぐにわかることもあれば、そうじゃないこともあります。

原因がわかっても、対策に時間もコストも想定外にかかることも多いです。

お客様の希望は、たった一つです。

トラブル無く、キモチ良く乗りたい

ホントに、それだけだと思います。

来シーズンまで、もう1ヶ月チョイです。

シーズンをトラブル無くキモチ良く走り切るために、事前準備ラッシュです。

特に冷却系です。

EGオイルクーラー、デフオイルクーラー、ATフルードクーラー、
PSフルードクーラー、毎日毎日その作業です。

何回も書かせて頂いておりますが、壊すとお客様の想定以上にかかります。

コストも時間も両方です。

キレイにパキッと壊れてくれりゃまだイイ方です。

バラバラになって、あっちゃこっちゃ巻き込んでグシャグシャになっちゃうと
余計な所にいっぱいおカネがかかっちゃうんです。

脅してどーする ヾ(- -;)

弊社でのお客様への愛情こもった作業について語らせて下さい。

弊社のお得意様のN村様の車両をお納めさせて頂きました。

N村様の車両でケーススタディをしてみます。

verNISMOを新車でお買い上げで、もう6年くらいのお付き合いです。

サーキット走行の予定は無く、そろそろ10万キロなのでRCFあたりを
次期車両として視野に入れていたそうです。

昨年のお客様サーキットサポートネタに触発されて、富士を一発走られました。

目覚めてしまいました。

ストリートではかなりスッ飛ばすお客様で、やはりここはより安全な
クローズドで、全開した方がずっと健全です。

で、弊社デフ玉、弊社デフオイルクーラーのご依頼です。

いつもいつもありがとうございます。

フツーなら3日4日で終わるハナシです。

開けてみると10万キロ近く高速スッ飛ばしランナーのデフの状態が、
かなり良く無かったんです。

デフアッセンブリーを降ろして、コンパニオンフランジを手で回すと、
状態の悪いデフはかなりの違和感があります。

サイドフランジを抜く

デフカバーを外す

デフキャリアボルト4本を外す

デフ玉を外す

純正のリングギアを外す

そして弊社のデフ玉にそのリングギアを移植して、あとは組み上げです。

もうすっかり慣れたモンでして、30台以上は施工させて頂きました。

ところがです。

ちゃんとデフオイルクーラーで温度管理されていたデフの状態とは、
かなりかけ離れていたので、とてもとても苦労しました。

フツーに組み上げれば組み上がっちゃうんですが、そこは弊社です。

安く上げようと思うと、そこはやはりそれなりになってしまいます。

いつもいつも完全に弊社に任せっきりのお得意様のN村様だからこそ、
ちょっとでも+α を盛り込んでいきました。

どんな愛情を盛り込んだのか?

は、長くなっちゃったのでまた明日です。

へ(_ _;)へ ネタ

こんなハナシ、聞きたかないでしょうが・・・・

また熱中症になりました。

そりゃなるわな・・・。

今日は37度、明日は39度だって。

熊谷や館林は40度オーバーだな。

インドか ヾ(・ ・;)