日別アーカイブ: 2017年3月31日

ココで書いたことを一つ一つ確実に実践しています、ネタその2

福岡、人生で2回目です。

お待ちになっていらっしゃるお客様をお一人お一人、です。

fukuoka

明日は仙台からM黒様がお越しの予定ですが、今晩から雪らしい。

昨日のH野様のネタで、多くのお客様から連絡を頂戴しました。

年に数回サーキットに行ってはいるものの、何か大幅なグレードアップが
車両側にないと、タイムアップなんて望めないと言うお考えがほとんどです。

だからカネ持ってるモン勝ち

そんな結論なんですが、弊社は敢えて違ったアプローチを模索してきました。

サーキット行くなら71RかZlll でしょ

それはそれで間違いではありませんし、ほとんど全てのショップさんは
そのような提言をします。

デフがいらないなんて言ってるのも弊社だけです、たぶん。

またまた弊社お得意様M田様の言葉を思い出しました。

ちゃんと伝わっていませんよ

だからこそ、角度を変えてご説明させて頂きたいと思います。

機械式のデフがいらねぇなんてレベルが低いショップだぜ

なんて、アンチに叩かれますから。

そんなテキトーな思いつきのアプローチでお客様は付いてきてくれませんし、
結果なんか出るワケもありません。

H野様を直接ご存じの弊社のお得意様も多いです。

クルマのこと、特にチューニングに関してそんなに造詣が深い方でもないし、
ドライビングに関しては、まだ初心者と言う皆様の認識です。

ただ、弊社から拝察させて頂いても、いつも楽しんでいらっしゃいます。

どうしてこんなにトントン拍子にうまく歯車が噛み合ったのかを、
弊社なりにご紹介させて頂きたいと思います。

最大の要因は、H野様が全面的に弊社を盲進して下さったことです。

やはり安くはない弊社の製品には二の足を踏むお客様も多いです。

そりゃそうです。

無い袖は降れませんから。

そんな中でも、

ソレは今は要らないです

と言うご提言もさせて頂きました。

実はカンタンで、お客様がスキルが上がってくると、必要な部品って、
お客様自身が感じ取るんです。

その時にいろんな意味で、タイミング良く弊社がご呈示させて頂く、
ただそれだけのハナシなんです。

冷却系を完備しないで行っても、30分X3なんてサル走りはできません。

だいたい1本目はがむしゃらに走って2本目には掴むことが出てきます。

それを3本目に自分のモノにすると言うパターンです。

きっちりと走り込むための車両作りができていないと、上記の理想的な
スキルアップパターンも、ただの理想で終わってしまいます。

1回目の目標は今でも記憶していますが、

コースアウトしないこと

です。

ざっくり過ぎだけど、初心者や初級者にはハードルが高いんです。

ステアリング切っても曲がらなかったり、タコ踊りしたり、はたまた
オーバーランだったりです。

それをしないために必要なモノが、30分X3のサル走りでお客様ご自身で
感じ取ることができるんです。

2回目はとにかくブレーキをガツンと踏むこと

雑誌に良く書いてあるブレーキの踏み方なんて、アテにしちゃいけません。

ともかくツッ込みまくってください。

ABSをどんどん作動させてください。

これも他のショップさんとは違ったアプローチです。

弊社のアシとブレーキが入ったH野様の車両はABSが誤動作しません。

そうすると、一緒に走っている他の車両を1コーナーのツッ込みで
刺せるようになってくるんです。

弊社のアシは、ツッ込みすぎでとっちらかっても破綻しません。

そんな風に作ってあります。

だから車高が大事なんです。

ブレーキングにある程度自身が持てるようになると、次に考えることは
とっちらからないようにするためにはどうするか? です。

そこでやっと、アクセルでクルマを曲げることに挑戦します。

コーナーで適度にアクセルを入れると、車両は安定します。

過渡特性の悪いデフだと、いきなりスピンしますから。

前回に弊社が後ろから観察させて頂いて、そろそろデフの必要性を
ご提言させて頂きました。

スキルアップの律速段階を良く見極めて、必要なときに必要な製品を
タイミング良くご装着くださって、見事にモノにしてくださいました。

こうやって書くとカンタンです。

実は実践もカンタンです。

じゃあ何でうまくいかないの?

最大の理由は、邪推に基づいた自己流だと思います。

弊社の冷却系

弊社のアシ

弊社のブレーキ

弊社のデフ

あと必要なモノは楽しむ心くらいですか・・・・

特殊なことはナニ一つやっていません。