日別アーカイブ: 2023年4月14日

2泊3日台湾出張ネタ

見る人が見ると判っちゃいますがこのカーボンクラッチ、中国の企業が
展示していました。

 

 

以前にも書きましたが中国で生産すると言うことはそのライセンスも
中国と共有しなければならないって法律が中国にはあるんです。

つまり合法的にそのテクノロジーを横流しできるんですね。

横流し言うな ヾ(ー ー;)

それがイヤなら最初から中国でやらなきゃイイって考え方です。

10年前はかなり物議を醸し出しましたよ。

日本の魂を売ったなんてね。

でも、今となってはPORSCHEの開発拠点だって中国です。

利用するか利用しないかはあなた次第ってワケです。

で、上記のカーボンクラッチ、モノがイイのはわかり切っていますが
やっぱりまずはテストすることは必要です。

まずはNCかな〜〜?

NBはATだし・・・

いずれは現在進行中のこんなことをやろうって企んではいますが一体いつに
なるやら? ってカンジですからまずは手っ取り早くNCからですね〜〜。

 

 

カーボンクラッチのメリットはデカいですよ。

まずは圧倒的な軽さです。

そりゃそうです。

カーボンですから。

もう一つ大きなメリットはディスクプレートが軽いので純正MTのシンクロが
とても良く効いてギアがスッコスコとても良く入るようになるんです。

このメリットも大きいですね。

ギアシフトにかかる時間がコンマ1秒短縮できたとしてもギアシフト10回で
1秒短縮できる計算になりますから。

そんなンめェハナシあんのか? ってなるでしょうが上手に使えば確実に
タイムにはつながります。

さて、イイことばかり書きましたがもちろん欠点もあります。

まずは高価です。

ちょっと日本のメーカーでググってみれば高価なことが判ると思います。

ところがです。

ソコはCircuitConceptです。

何せ中国製ですから。

コレ、ンまく行ったらラインアップできるな〜〜。

もちろんZ34、RZ34だってやりますよ。

ただ、以前も書きましたが直4がずっとカンタンなんです。

V6は特に回転バランスが難しく多くのお客様がZ34を経験させて頂いて
クラッチが変更されているのを試乗してもあ、コレ良いなってのは今までに
一回もありませんでした。

むしろまた大金をかけて純正クラッチに戻したお客さんも多いんです。

しかもその全員が純正の方がイイってなる始末。

何でそうなるかは今となっては手に取るようにわかります。

弊社の2号機はカーボンクラッチに替わっていますがもちろんEGを組む時に
カーボンクラッチとフライホイール、そしてダンパープーリーを装着して
クランクシャフトの高速ダイナミックバランス取りをしていますので
不快な振動は一切なくカーボンクラッチのイナーシャの低さを充分に
享受、堪能できています。

なんなら2号機、試してみます?

なんだかんだでテスト、準備に1年くらいはかかるとは想いますけど
M上さんの390RS Proには間に合わせたいな〜〜

っつ〜〜かココで書いちゃったら間に合わせにゃならんだろ