RZ34、当然ですがまずは冷却系からネタ、その1

2年前の7月に仮予約した弊社のRZ34は仮予約してからちょうど2年の
7月に納車予定ですが、今までに数々の遅延を繰り返してきた日産です。

ま、アテになりませんがもう待つしかありません。

お客さんの手元にもまだまだ納車されないのでのんびり構えていましたが
弊社お得意さまの富士メンバーU見さまからご連絡がありました。

 

 

ナラシ運転がてら箱根に行ったらエラいことになった・・・とのことです。

特に9速ATの温度が尋常じゃない。。。とのことです。

U見さまは弊社のRZ34で開発を進めてからゆっくりってお考えでしたが
こりゃあこのままじゃ今年の夏を越えられないってんで急遽、冷却系フルを
弊社にご依頼下さいました。

U見さまはZ34そしてその前のZ32でご経験が豊富でやはり中途ハンパに
投資をして中途ハンパなパフォーマンスには辟易としていらっしゃいます。

そこで価格は高いことは覚悟の上、弊社に世界最高峰品質をご依頼下さった
と言う経緯です。

とは言っても弊社にRZ34が無いからU見さまのRZ34で開発です。

とは言っても実はもうソコソコ揃っているんですね。

EGオイルクーラーは右バンク左バンクの2基掛け、サーモスタットを装備の
弊社得意の#12超軽量ホースでフン詰まり気味の純正よりもずっと流量を
上げます

純正のEGオイルクーラーを取り去ったスペースにATフルードクーラーを
ビルトインさせるんですがZ34の経験上ATFはオーバークールくらいが
ちょうどイイんです。

で、Z34の2倍の容量を持たせる予定です。

そしてZ34では必要がなかったラジエターは必須だと思います。

アルミ3層のサイドフローラジエターも現在進行中です。

Z34V36でもCircuitConceptの冷却系がイチバン冷えるよ
って評価を頂戴するまでに5年以上はかかりました。

何回もココで書きましたがサーキット30分ガンガンの後でもEGルームは
熱くならないんですから。

もちろんそれなりのコストはU見さんも覚悟の上です。

でも繰り返しになりますが

安物に手を出してやっぱりダメだった・・

は、今回は絶対に避けたい、そんな決意を感じ取ることができました。

今年の猛暑には富士の本コースに間に合わせる予定です。

でもクルマはだいじょぶでも今年の猛暑、人間がだいじょぶなんだろ~~か?