ロシアのウクライナ侵攻、Xデーが近いですね~~~。
ホンっとにイロイロとタイヘンなことになる。
次はデフオイルのハナシをさせて下さい。
コレまた難しいんですよ。
一律に5,000Kmで交換ってワケにはいかないんですね。
サーキットを走るか走らないか?
サーキットを走るなら頻度は?
機械式LSDが入っているかいないか?
デフオイルクーラーが入っているかいないか
この4つの要因でフローチャートができてきます。
サーキットを走らない、機械式LSDが入っていない、峠とかにも行かない
通勤快速ならもう1万キロくらいの交換サイクルでもイイと思います。
デフオイルの銘柄だってディーラーさんで交換するようなオイルでイイと
思います。
次の段階として年に1回でもサーキットを走られるならデフオイルクーラーの
前に、せめて温度計だけでも強く推奨します。
シツコイようですがEGオイルの温度はサーキット走行で120度オーバーに
行っちゃっただのなんだのって神経を配る人が多い中でも、ご自身のクルマの
デフオイル温度について無頓着なパターンも多く見受けられます。
弊社の経験ではEGを壊すよりも圧倒的にデフのトラブルの方が多いです。
タイヤモニターも同じですがデフオイル温度計を装着したお客様は必ずと
言っていいほどこんなに温度って変わるんですね、もっと早く付けとけば
良かったってご感想です。
サーキットを走らない通勤快速なら必要ないですけど1回でもサーキットを
走るのであれば高いモンでは無いのでデフオイル温度計を強く推奨します。
14,800円です。
ちゃんと無加工でセンサーが付けられるアダプターも付いています。
ホントはデフオイルクーラーの方がず~~~っと効果がデカいことは
わかりきっちゃあいるんですが価格が10倍以上なのでとりあえずは
デフを壊さないためのデフオイル温度計です。
で、サーキット走行をして何度まで達したら走行をヤめるか? ってのは
デフオイルにもよりますがZ34V36を長く良い状態を維持したいなら
せめて130度は超えて欲しくないです。
デフオイルが吹く吹かないってのは全くハナシが別です。
以前にもご案内しましたが吹かないデフオイルは沸点が高いだけのハナシで
吹かなくても中の金属は確実に熱膨張しますから、吹かないデフオイルを
入れることが正解ではありません。
わかりやすい例を取れば、このEGオイル150度でもだいじょぶだよ
ってのを入れても、EGオイルが150度になることを容認する人って
多分ひとりもいないと思います。
弊社のデフオイルクーラーが付いていると30分サル走りを敢行しても
温度は100度チョイで抑えられるので機械式LSDが入ってなければ
交換サイクルは5,000Kmくらいでもだいじょぶです。