日別アーカイブ: 2021年5月7日

タマ~~にはブレーキのハナシも書いておかないとお待ち下さるお客様が不安になってしまう・・・ネタ、その8

いや~~~さすが高度ネット社会ですね。

ググってみたらやっぱりありました。

 

で、早速PlugInをアテてみたらちゃんとインターフェースが元に
戻りました。

弊社に入庫中のとある2台のキャリパーです。

大体似たようなサーキットガンガンって使用条件です。

タイヤが無くなってもうシーズン終了ってお決めになったS崎様のAPと
パッドやフルード、ブレーキホースまで換えても何だかブニャブニャ感が
残ってしまうってオーバーホール (以下OH) をご依頼下さったN村様の
純正キャリパーです。

やっぱりAPは良くデキていますね

価格が思いっきり違うのでアタリマエっちゃあアタリマエなんですけど。

例によって日産純正のキャリパーOHキット、メーカー欠品

チッ・・・ (メ `-)

また不動車が増えてしまった。

APのOH用のシールキット、弊社では常に在庫してあります。

APのメーカー欠品、シャレならんほど時間かかりますから。

日産純正キャリパーのOHキットも在庫しておこう。

で、OHついでに温度管理、ひいてはパッドのおハナシの続きです。

多くのチームメンバーが運転技術の劇的な向上を果たして下さっています。

イロイロと陰口を叩くヤツも多いですが弊社の練習メソッドが一定の効果を
果たしたって断言してもイイんじゃないか? って感じています。

ダメだったらもちろん結果なんて出ないですから。

しかもこの結果に慢心するようなメンバーではありません。

もう5ヶ月後の来シーズンに向けての準備は着々と進行しています。

今シーズンの結果はひとつの通過点に過ぎません。

通過してさらなる上を目指すためにはがんばりますってだけじゃダメな
レベルに立たされていると思います。

何回か書いてきましたが

適切なクルマ造り

適切な運転技術

そして情熱

その高度な三位一体がうまく機能しないとココから先は難しいです。

ただがんばりますだけでカラ回り、この世界にとてもありがちです。

皆さん仕事の休みを取ってわざわざ遠方からサーキットに来てガソリンや
タイヤやブレーキパッドをストリートとは比較にならないほど減らして
その向こうに見える世界を期待するんですから弊社では全面的に
ご支援したいです。

結局のところ評価されるのはタイムって無機質な数字だけってことは
重々わかっていますが弊社では敢えてその道を追求しないっていつも
一貫して主張しています。

それなのに多くのメンバーがタイムって数字を残し始めています。

まずは来シーズンの目標を設定することから始めます。

タラレバじゃ無いですよ

フツーなら現状のベストを2秒縮めるってそりゃあタイヘンなハナシです。

もちろんメンバーお一人お一人にハード面とソフト面の両方から弊社なりの
工学的な見地からご支援させて頂きたいと考えています。

来シーズンに向けての大きな要因、まず第一がタイヤです。

ず〜〜っとアジアンタイヤを使ってきたので来シーズンはアメリカンタイヤを
予定しております。

ヨーロッパや日本のタイヤは最終兵器で取って置きます。

でアジアンタイヤよりも1ランクは喰うだろうと勝手に想定している
アメリカンタイヤ。

1ランク上のグリップならそれ相応にセットを変えてやる必要が出てきます。

そりゃそうです。

グリップが上がりゃロール量も増えます。

フルブレーキングの縦Gだってさらに上がることは予見できます。

で、ココからがパッドの本題です。

相変わらず前置きが長ぇな。