日別アーカイブ: 2021年5月4日

タマ~~にはブレーキのハナシも書いておかないとお待ち下さるお客様が不安になってしまう・・・ネタ、その6

せっかくなのでコーヒードリッパー、良いヤツ買ってみようと画策して
AMAZONを物色してとある製品を見つけました。

レビューが4.5。

かなりの高レビュー。

しか~~し

1回ヒドい目に遭っているのでレビューチェッカーにかけてみました。

sakura

なるほどね。

ちゃんと前回の経験が生きました。

ブレーキパッドを結論から書きますとお客様のターゲット、運転技術レベル、
さらにはタイヤによっても変わってくるってことですがそんなことぐらい
わざわざココで書く必要ありませんね。

パッド選定において温度レンジよりももっと難しいことが立ちはだかります

ありがちなこと仮想してみます。

純正のパッドでサーキットを走ることがないので仮想です。

それでも過去の経験上、温度レンジはイイトコ400~450度くらいでは
って考えています。

運転技術にもよりますがサーキットでは10分以下でしょうね。

ナニが起きるか? って言いますとフェードを起こしてブレーキが抜けます。

ブレーキ踏んでも止まらないでス~~っと進んでしまいます。

とても危険です。

だからサーキット走行に向けてパッドを交換するんです。

で、第一段階としてストリートからサーキットまでと言うサーキット入門の
パッドをススメられることが多いですし、弊社でも同じ手法を採用します。

何回かココで書いていますが大は小を兼ねるみたいなことはダメなんだと
弊社では考えています。

まずは550度くらいのストリートからサーキット初級のパッドを弊社では
オススメしています。

いきなり800度対応なんてレース用のパッドをススメるショップさんも
ありますしいろんな考えはあるとは思います。

ただ、そんなのいきなり入れてもハマります。

昔のハナシですがDS11って言う銘パッドがありました。

当時、サーキットでは無敵ってハナシだったので自分も入れてみました。

FCの頃だったかな~~~?

タマタマ冬の朝に自宅を出て最初の下りの交差点で停まる前のクルマに
突っ込みそうになったのを今でも憶えています。

あれから30年 きみまろか ヾ(ーー;)

時代も技術も進みましたがレース用のパッドにはその傾向は残ります。

ストリートなんかじゃ温度が全然温まらないのでとても神経を使います

またまた乗りにくいクルマいっちょあがりです

で、ハナシを戻しますが弊社ではサーキットの第一段階としてストリートから
サーキット初級者用のパッドを準備しています。

温度レンジは550度くらいですね。

これならサーキット初級者ならば30分走れます。

そう言うパッドはだいたいストリートでも扱いやすいですし気遣うことも
ありませんから初級者には弊社ではオススメしています。

しかも何と言っても安いです。

高性能パッド、レース用パッドって高いですよ。

消耗品ですからソコはちゃんと考慮しなきゃって弊社では考えています。

富士本コースなら10秒

筑波本コースなら 8秒

鈴鹿本コースなら40秒

富士ショートなら37秒

鈴鹿ショートなら 3秒

ザックリですがこのあたりです。

で、このあたりのカベを超えてくると550度では限界を感じます。