またまた今年も災害級の大雨シーズンがやってきましたね。
あっちゃこっちゃで甚大な被害をもたらすことが予想できたとしてもなんも
できない無力感はあります。
ウェットで最も効果的だと弊社が考える練習の一つがブレーキングです。
ドッカンブレーキを一貫して推奨してきましたが我々シロートには究極の
ブレーキングなんてそうそうできるモンではありませんがアタマを使って
効率的に練習と経験を積んでいけば結構イケるモンです。
で、どうアタマを使うのよ 「(゚~゚) って以前に、まずはある程度の
ドッカンブレーキを体得できなければ次は無いモンだと弊社では
考えています。
スキーのハナシで何回か書きましたが最初の段階ができていないのに
次を目指したところで ってことです。
ともかくそのドッカンブレーキをウェットでイヤっつ〜〜ほど練習します。
先日の練習会でもチームメンバーは30分サル走りの中でウェット路面を
ドッカンドッカン踏みまくってかなり成長して下さったと感じます。
ココでウェットのサーキットでドッカンブレーキング未経験の人は思います。
ABSは?
そりゃそうですよね。
これだけネット上で間違った情報が氾濫しているABSモンダイです。
少なくとも弊社の練習会ではドライだろうがウェットだろうがABSが
原因で突っ込んでしまったメンバーはお一人もいらっしゃいません。
もちろん弊社ではそうならないように作ってありますから。
弊社を全面的に信用下さるメンバーはハタで見ていてヒヤヒヤするくらい
濡れた路面でドッカンドッカン踏みまくって下さいます。
で、ナニが起きるのか? と、ナニが学べるのか? って大事なハナシです。
まずはナニが起きるのか? からです。
当然、ABSが正常介入してきます。
まずはコレがとても大事な第一段階です。
ドライ路面でまずは減速Gを1G叩き出すことから始めましょうってのが
弊社の練習課題の初期段階です。
ココでオニグリップタイヤなんて履いちゃダメですよ。
FEDERALやZlll レベルのタイヤで1Gが安定して叩きだせないと
まだ初級者ですよって断罪せざるを得ません。
で、ひたすら練習ってことになるワケですがなかなか達成は困難です。
できるようになっちゃえばどうってこと無いんですが、最初はなかなか
どうして意識が行動に直結しません。
それがですねウェットだとず〜〜っとカンタンなんです。
ウェットで1Gなんか出ませんよ。
そういうことじゃ無くドライ路面で1Gを叩き出せるブレーキングの技術を
ウェットで割とカンタンに会得しましょうっておハナシです。
一般公道なんかで練習しちゃゼッタイにダメです。
で、弊社が指定するポイントでドカンと踏めばウェット路面なら確実に
ABSが介入してきます。
ドライだとなかなか感じることができなかった正常ABSをウェットなら
いともカンタンに経験できます。
30分のサル走りで少なくとも30回以上の正常ABSを経験しておけば
文字通りサルでもわかることを会得できると弊社では考えます。
ところがです。
そうじゃないパターンも少なく無いんですね。