日別アーカイブ: 2021年2月15日

NB練習機ネタ、その6

NBロードスター練習機、多くのチームメンバーにご活用して欲しいと
弊社では考えています。

本来ならZ34でやるのがスジなんでしょうが何と言ってもこのプロジェクト
いくら安全に最大限に配慮したところでいつかは誰かしらはアタるでしょう。

危険なことをやっているって認識は必要です。

何回も書いていますが本コースでZ34をやってしまうと、クルマだけでなく
運転する側のカラダのダメージもかなりのモンだと思います。

それを回避するための練習機です。

NBロードスター、後期最終型とは言ってもやはり速くはありません。

一度キチンと馬力を計測しておきます。

それがウェットのショートサーキットだとドンピシャなんですね。

ターボNBだと至る所でホイールスピンをしてしまって練習になんないです。

気難しいクルマじゃ練習も楽しくありません。

ちょうどイイところってとても難しいです。

アクセル開度にリニアに反応してコントロールできるクルマ造りって今までに
ほとんど語られることが無かったように見受けられます。

ブレーキ、アシ、車体補強、そしてデフです。

ココでは機械式のLSDがとても重要です。

機械式のLSDって弊社はほとんど語ってきませんでした。

特にZ34では優先順位が低いせいもあってネタは過去にわずか数回です。

機械式のLSDをどの段階で入れるのがイイのかって一般のお客様には
まずお判りになれないと思います。

それがNB練習機でウェットを走れば一発で判ります。

既にご自身のZ34V36に機械式のLSDが取り付けられていたら
そのパーツが効果をいかんなく発揮しているのか? それとも走りと言う
点で足を引っ張っちゃってるのか? ってこともNB練習機でウェットを
走れば一発でお判りになります。

何でソコまで言えんの?  ┐( ̄ヘ ̄)┌

じゃあ逆にダメなパターンを書いてみます。

最も顕著なのが侵入でどアンダー

300台以上のZ34V36を経験してくるとサルでも判ります。

おサルさん、いつもゴメンね。

実はFDでかなりどハマりしたのもデフなんです。

弊社の考えです。

デフはあんまり主張しない方がイイって感じています。

バッキバキのデフなんてもう乗りたくありません。

それなのに進入ではリアが適度に引っかかって安定しながらクリップ目指して
1ランク上のツッ込みができる機械式のLSDのセットを開発しました。

それだけじゃ無いんですね。     ー ̄)