日別アーカイブ: 2021年2月7日

NV350キャラバンQuantumサスペンションキット、うわはははははははははは、誰も買わねェよネタ、だったんですケド、ナント!!受注してしまいましたネタ、その1

弊社がアシを開発するのに切っても切れない重要な関係性を持つ部品が
スタビライザーです。

自分で書いてて憚られる点ではありますが弊社の最大の利点の一つでもある
トータルバランスと言う観点からスタビはアシの大事な一部と断言できます。

っつ~~か手を出さないのがもったいないくらいの費用対効果です。

なぜか純正のスタビって必要以上に柔らか過ぎるモノが多いです。

純正のタイヤ、ホイール、そして純正のアシで法定速度+αでテストされた
スタビがタイヤ、ホイールをグレードアップしただけでバランスを崩すのも
容易に想像できるハナシだとは思います。

サーキットだけで無く、交差点を曲がるときや車線変更のときにフロントの
グニャリ感はZ34V36のハンドリングを大きく損なっていると感じます。

で、弊社では早期にスタビに着目してイロイロと紆余曲折と経験を積んで
イチからスタビを作りました。

スタビなんて作るのカンタンです。

作るだけなら。

タカがスタビ一本で感動を与えられる製品にするためにはその何十倍も
試行錯誤とテスト、検証は絶対に必要です。

一般に売ってる製品をポン付けしてお客様がご満足するならナニもワザワザ
弊社を訪れて下さることは無いってことくらい自認はしております。

スタビ、作るだけならカンタンって書きました。

それ相応の設備があれば鉄の棒を曲げて穴を空けて塗装すれば完成です。

極論みたいに聞こえるかもしれませんがそんな製品、いっぱいありますよ。

当然、純正と同じ形状にしないと付かないですから、見た目からは区別って
全く付きません。

でも中身は似て非なるモノ、いや全くの別物って性格があるのがスタビです。

一方、スプリングに関しては一家言をお持ちのショップさんは多いです。

Hyperco、Eibach、Swiftなどのメジャーなところ3種でも
差があるので面白いです。

イイ悪いと言うのでは無く性格が違うんですね。

もっと書けば同じメーカーでも自然長によって乗り味は変わりますし
特にリアではトラクションに密接な関わりを最近は痛感しています。

ちなみに弊社のアシのスプリングですら仕様変更していますからね。

このネタはまた改めて書きます。

ナニが言いたいかって論点は、メーカーによって材質の差が乗り味として
差が出てくるってことです。

それもメジャーな上記3社のハナシです。

ランクが落ちるメーカーだと乗り味のダメダメ感は顕著です。

またこう言う書き方をする ヾ(ー ー;)

でも上海オートショウや台湾自動車部品見本市(AMPA)に行けば
車高長1セット、当然4本で198ドルなんてのいっぱい見ました。

スプリング、ショックアブソーバー、アッパーマウント全部付いてですよ。

それを日本に輸入して販売している業者さんもいっぱい見かけます。

100円ショップにモノが悪いって怒る人はいないと思います。

1セットで198ドルの車高調に性能を期待する人はいないでしょう。

でも、その先が大問題なんですね。

コレ以上は書けないので直接聞いて下さい。

で、1セットで198ドルの車高調の真逆に対峙し続けなくてはならない
弊社はそれこそ飽くなき追求の連続です。

繰り返しになりますが、スタビは作るだけならとてもカンタンです。

マーケティングと言う観点からはコストを抑えて大量に作ってソコソコの
価格で販売するってのが正解なんだと思います。

スプリングの材質ってメーカーの社外秘で詳細はわかりませんが金属の
系列はわかります。

スプリングだけじゃ無いですよ、ピストンだってブレーキキャリパーだって
メーカーのこだわりがイチバン出るところだと思います。

松竹梅ってのは全てに通じるハナシなんだと感じてしまいます。

で、アジア圏で1セット198ドル相当の車高調を取り付けるとどうなるか?

ワザワザ書かなくても結果は明白で、このハナシってキャラバンのお客様や
引いてはZ34V36のお客様にも密接な関係があったんです。