組む前に写真撮っとくんだった。
これじゃあ良く分からないとは思いますが中にピロを仕込んであります。
シツコくてホントに申し訳ありませんが2/100mmの精度にこだわって
アウターレースを製作して油圧プレスで圧入すると油圧プレスの加圧バーを
伝わって精度が手に伝わってくるんです。
もはや1/10mmなんてトンデモ無いハナシでして5/100mmでも
ア、ちょっとこれキツイな〜〜とか、ン〜〜ちょっとユルいな〜〜が
圧入している1ストロークごとにわかるようになりました。
ユルいのは抜けちゃう可能性があるので絶対にダメなんですがキツいのも
ダメなんです。
そうなるともちろんやり直しです。
コレまた耳タコで申し訳ありませんが機械部品には必ず適正値があります。
メンド臭がらずに妥協しないでドンピシャの寸法公差にすることで
もちろんピロは良く動きますし耐久性にも大きく貢献します。
ちなみに弊社製フロントピロアームには最大口径のφ40ピロを採用してます。
コレ以上デカいピロは入れるだけなら入りますがアウターレースの強度を
考慮するともうムリです。
つまり可能な限りの最大口径のピロ、しかも由緒正しいモータースポーツ用を
採用することで耐久性は飛躍的に向上します。
だから弊社ピロアームに保証が付けられるんですね。
取り付けた帰り道にカチャカチャ言い出しても
しょうがないよ競技専用部品だから ┐( ̄ヘ ̄)┌
自分自身が客の立場だった昔にはしょっちゅう言われましたね。
ところで上の画像、中が見えないのは純正のダストカバーが付いているからで
コレまた耐久性に大きく寄与します。
このダストカバーが無いと水やジャリにガンガンにさらされることになります。
今日はホントに耳タコで申し訳ありません。
自分が客だったらこんな製品が欲しい
それをコツコツコツコツと実践しているだけのハナシです。
よ〜〜く見ないとわかりませんがインナーレースの角にrを付けてある
親切設計です。
コレが評判がイイんですよ。
Z34のロワーアームって付ける時に角度が付いちゃってタイヘンなんです。
角を落とす前には純正のアルミのサスペンションメンバーに喰っちゃって
カジりやすかったんです。
〇〇日産の担当者様からはわざわざお電話を頂戴しました。
良くデキてますね〜、お客様も喜んでいました
ココにrを付けることでカジらなくなりましたし取り付け時もスポッと
入ってくれます。
ちなみにもう弊社では50セット以上の装着実績がありますし、いくつかの
〇〇日産自動車販売様を始め各地のディーラーさんでもお取り扱い下さって
その費用対効果にとても高い評価を頂戴して下さっています。
ちなみにドイツ製のモータースポーツ用のピロが無くなってしまいました。
っつ〜〜ワケで買いに行かなきゃ。