日別アーカイブ: 2020年3月31日

NBロードスターのハナシばかりで申し訳ないとは感じていますがこれも大事な弊社の引き出しの一つなんですネタ

使えるか使えないかって言ったらそりゃあ課題はあるとは思います。

chinaturbine

アメリカのGarrettでホンモノを買うと1,200USDくらい。

日本で買うと25万くらいします。

こう言った商売が儲かるんですよ。

昨日のネタで中国製モノブロックキャリパーが使えねぇってハナシを
書きましたがどう使えないのか? ってハナシです。

もちろん効きますよ。

効きは充分です。

そりゃモノブロックの4ピストンキャリパーですからNBロードスターには
充分すぎるスペックです。

数字上、スペック上では充分なハズなのにナニがダメなのか? です。

それはズバリ、フィーリングです。

思い返せば1991年だったカナ? BNR32GTRで富士を走ったら
一発でブレーキが抜けました。

今なら そりゃそうだろ ヾ(ーー;) ってハナシです。

当時はインターネットもなんも無い時代です。

そこからAPにたどり着くハナシをするととても長くなるので今回は
ヤめときますがそれはそれは紆余曲折を地で走り抜けました。

ブレーキなんて今や世界中で100?いや200以上あるメーカーが
ほとんどモノブロックをリリースしています。

最近の新興勢力はタイなんて古参の方でベトナムやミャンマーなんてのが
台頭してきています。

それこそAP、BREMBOのパクりですよ。

去年のSEMAでもブレーキとタービンは百花繚乱でした。

最先端の工作機械さえあればデキちゃうんですね。

あと10年もすればアフリカ製、南米製あたりのブレーキやタービンが
出てくるんじゃないかって感じています。

フィーリングって最も伝わらない情報のうちの一つです。

数値にも表すことができないですから。

でも弊社では最も重要視する因子のうちの一つでもあります。

とかくタービンなんて馬力が出りゃ結果オーライみたいなトコはあります。

以前にAP1とAP2のハナシをしたことがあります。

さすがHONDAです。

わかっていらっしゃる。

数値がデカい方がエラいみたいな傾向がとても強いこの業界です。

CircuitConceptらしく費用対効果、律速段階に加えて
フィーリングをもっと追求しています。

フィーリングが良くない仕上がりって乗っていて楽しくないですから。