日別アーカイブ: 2020年3月9日

改めてトータルバランスと律速段階を強く主張したいネタ

あ〜〜また写真を撮っとくの忘れた。

もう弊社と5年以上のお付き合いのあるお得意様、Y原様。

何でだか忘れてしまいましたがやっと弊社のECUが入りまして、その他
クラッチラインやらイロイロとやって納めさせて頂きました。

大変お待たせしました。

いつものハナシですが、Y原様、ハードルを思いっきり上げてお待ち下さい
って散々フキまくってから車両をお渡ししました。

で、ご試乗の直後、Y原様のご感想をそのまんま書きます。

エ゛っ  こんなに ‼︎

やっぱりそうなると次にはナニをしようかなってなって下さいます。

これが正常進化だと弊社は考えていますから。

やっぱり全幅のご信頼を弊社にお寄せ下さっておりますから次はナニを
するべきかのご相談を頂戴しました。

Y原様もウスウス気が付いてはいらっしゃったご様子ですが現在の問題点は

デフ玉

有名メーカーさんの機械式が入っていますがこれがホントに良くない。

こう言う書き方をするからまた敵を作るんですがススめられて入れた直後から
アレ? ってY原様ご自身も感じていらっしゃったとのことです。

最初からCircuitConceptに任せれば良かった

っておっしゃってくださることが弊社には至高のひと時です。

かの我らがM田様までもが有名デフから弊社製に交換して下さって
こんなに違うの!? って大絶賛して下さったと言う経緯もあります。

さて、全然ハナシが変わりますが雨の中、NBロードスターをテストしました。

もちろんまずはアシです。

アシなんていくらココで詳細を書いても伝わらないしいくらイイって書いても
意味が無いのでヤめときますがやはり弊社が大きく成長してきた証の一つです。

超一流ドライバーさんに大絶賛されて以来アタマの中はアシアシアシアシです。

こうしたらもっと良くなるカモ? ってのをカタっぱしから試します。

ダメなら一旦、元に戻します。

この元に戻すって行為は開発を進める上でとても大事です。

自社製品ってどこでもとかく贔屓の引き倒しになりがちだと思います。

だからこそより冷静な判断と客観的な評価が強く求められます。

ンなワケでとてもやりやすいNBロードスターでやっています。

Z34でやる事がスジなんですけど、ともかくNBロードスターの方が
おカネもかからないし失敗した時のショックも小さいです。

クルマはトータルバランスってのもNBは分かりやすいんです。

早速、弊社サスペンションverProを取り付けて試走したんですが、
やっぱりイイとこと悪いトコが顕著に出てきました。

アシが数ランクもジャンプアップして初めて気が付くことができたコイツ。

NBlowerarm

やっと今週に油圧プレスが治るんですがMAZDAのサービスマニュアルを
見るとナント、万力で外れるって書いてあるから万力で外してみた。

早速、外してビックリ。

大げさな、って思うかもしれませんがゴムブッシュのアウターレースまで
ご丁寧にヤワいゴムで包んであります。

ヤレヤレ ┐( ̄ヘ ̄)┌

純正で195/65R14なんてタイヤを標準装着していればそれ程には
気にならないのかもしれませんが、タイヤをZeknovaとは言え
205/45R16にしてさらに弊社のサスペンションverPro、
もう負担が一気にココに集中です。

ココが律速段階になっていることはもはや明白です。

NB乗りだけでなくNA乗りの皆さんこの事実知ってんのかな?

NCやNDだってきっと同じだろ〜〜って思えてしまいます。

無いわ〜〜

スーパーハンドリングマシンを作り上げようと一つ一つコツコツコツコツと
やるからにはもちろんできることを全部やっていきます。

まずは弊社の最大のウリの一つであるドイツ製モータースポーツ用のピロ
入れるんですがその前にボアゲージを作ることからですね。

何回か登場したように車両個体差、部品個体差ってのが必ずあります。

かなり経験を積んできてインナーレース、アウターレースの寸法公差って
どのくらいがイチバンなのかってノウハウが蓄積できています。

そのために同じ内径が40mmでも5/100mmで3種類は作るんです。

そんなことやったって変わんねえよ って言いたいヤツには言わせとけばイイ。

超一流トップドライバーは必ず見抜きます