日別アーカイブ: 2019年4月14日

旋盤工見習いネタその3

北海道のS様からとても心温まるメールを頂戴致しましたので
ご紹介させて下さい。

****************前略****************

ですが、マウント類は交換済みでその効果にビックリでした。
もっと早く手を付けるべきでした。

サキコンさんの製品は費用対効果は勿論ですが、
その方向性がはっきりと感じ取れるので安心して
オーダー出来ます。

開発段階から注文入れちゃう方々の気持ち。
凄くわかります。(笑)

見積もり。一発、請求書でも構いませんので宜しくお願い致します。

****************後略****************

何回もココで書いていますが弊社もやらかすことはありますよ。

信頼ってコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツコツ積み重ねるモノで
失う時は一発ですからお一人お一人一つ一つ大事にやり遂げるしかありません。

金属加工をなりわいとしている人も多いのでミョ~な知ったかぶりのつもりは
毛頭ありませんがレトロな旋盤を使ってちょっとだけ想ったことがあります。

何年前だろ~な~??

知る人ぞ知る神宮テニスクラブの会員だったことがありまして、ま~~~
様々なセレブとお知り合いになりましたし、中には芸術家もいました。

プロの写真家もいらっしゃいまして毎年の年賀状が富士山から顔を出す
初日の出なんですがこれまたホントにさすがプロやな~~って画でした。

その時はですよ、そのプロの写真家はず~~~っとNIKONのF1って
アナログの銀塩フィルムカメラを使い続けてデジタル否定派でした。

その時はですよ。

聞いてみたところやはり画が違うんだそうです。

性能は最新のデジタルカメラの方がずっとイイに決まっていますが
送って下さった実に絵画みたいな富士山を見ると納得してしまいます。

5,6年前のネタにもありましたが弊社の旧ホームページにパーツリスト
納期状況のサイトが存在しました。

復活させようとは思っているんですけどね。

そこではもちろん弊社の製品の画像がありました。

特に金属モノは画像を撮るのがとても難しいんです。

反射しますから。

で、ヨドバシカメラだったかBICカメラだったかに行って店員さんに
事情を説明して実証実験をしました。

持って行ったステンレス小物をその場で撮影してノートPCに移して
その場で店員さんと画像を確認してベストなカメラを選定しました。

それが確かNIKONのS9001でした。

それで思い出しました。

ドが付くほどのカメラシロートがフルオートで撮る画って限界があります。

そんな中でもただのステンレスを撮影しただけでかなり画ヅラが違うんです。

コレってフルマニュアルでイロイロと小細工ができるプロの写真家だと
かなり違った結果を能動的に引き出せるんだろ~~なって想いました。

せっかくなのでもう一つ。

コレまた4,5年前にアップしました真空管アンプのハナシです。

SN比とかダイナミックレンジとか数値に出るパフォーマンスは最新の
デジタルアンプの足下にも及びません。

ところがですね、スピーカーから出て私たちの耳に届いてノーミソで感じる
実際のサウンドって、いやいやいやいやいやいやいや負けていないんです。

負けていないどころかむしろこっちの方がずっと好きです。

特に女性ボーカル、例えばですね

WhitneyHouston

DianLane

この辺はとても艶やかになるんです。

これだけのフルデジタル、コンピュータ制御のフルオートの時代です。

そんな時こそフルマニュアル、アナログの優位性ってあるんですね。