日別アーカイブ: 2016年12月30日

作業だって最高峰品質を目指しています、ネタ

作業が停滞しちゃってたので、これまた先日のネタです。

弊社のクラッチラインキット、とても好評です。

お客様が、クラッチペダルが戻らなくなることがちょくちょく起こるとの事で、
弊社クラッチラインキットに交換しましたが、外した純正改を見て思いました。

他社さんで断熱処理をしたんですが、弊社に言わせればやっつけ仕事です。

stockclutchline1

ここがムキ出しなので、当然、ここから熱を拾って効果は期待されません。

stockclutchline2

Z34やV36に造詣が深く手がけた台数や経験も豊富なショップさん、
確かにあるとは思いますが、そんなにたくさん存在するとは思えないです。

そもそも、クラッチペダルが戻らなくなっちゃっただけでMT降ろすなんて、
お客様にとっては釈然としないこともあるとは思います。

工賃に、比較にならないほどの差が生じますから。

走行距離が行ってたり、年数が経っていればソコはしょうがありません。

CSCの中身のシールはゴムですから、それなりの経年劣化を起こします。

クラッチマスターシリンダーだって、劣化の対象です。

症状から、何が原因かを特定するにはかなりの経験を要すると思います。

いきなりペダルが戻らなくなることって、そうそうありません。

全く無いワケでは無いとは思いますが、弊社では今のところ経験がありません。

弊社クラッチラインキット、取り付け実績が30例を超えました。

明日、月内の出荷を済ませれば発送も含めてトータルで50例です。

弊社での取り付けをさせて頂く時に、もちろん問診から始まります。

現状

いつから?

頻度

この3つは最低限必要です。

かなり前からご案内させて頂いておりますが、ディーラーさん等で
クラッチフルードのエア抜きを立ち会わせてもらうことを推奨します。

リザーバーの中のフルードの状態を目視するのとは、全く違う状態の液体が
デロデロになって出てくることが、多々あります。

日産がやらかしちゃった所です。

なぜ触媒のすぐそばに、上向きにループさせた鉄の配管を使うの?

あの常にチンチン状態のFDでも、そんな症状は出ませんでした。

NA,NBロードスターだってだいじょぶでしたし、S2000もヘーキでした。

それから判断すると、やっぱり日産がやらかしちゃったんだろうと思います。

純正のイイ所はそのままに、やらかしちゃった所を改善する

それが弊社の開発理念の一つでもあります。

ムダなおカネを使っちゃいけません。

ホントにしつこくてすいません。

ちゃんとやってるショップさんもあります。

でも、そこのお客様は弊社に来ることが無いだけのハナシです。

で、イロイロあって、弊社を訪れて下さるお客様の車両を拝見させて頂くと、

そりゃ、なるわな・・・・・

と言うパターンに遭遇する事もあります。

これまたホントにしつこくてすいません。

弊社もやらかす事ありますよ。

言い訳をするワケではありませんが開発をしていれば不測の事態は付き物です。

やらかしてしまえば、もちろん謙虚に対応させて頂いております。

お客様には、なかなかわからないことですから。

やらかしちゃったら謙虚に認めて、もちろん善後策をご提示させて頂きます。

同じ事をやらかさないように、弊社の糧となります。

弊社よりも優れたメカニックなんて、掃いて捨てるほど存在するでしょう。

でも、そこは人間です。

やらかしてしまったら素直に認めて欲しいとは思いますケド、ムリでしょうね。

弊社が下手に出て、伺いをたてても、

ウチがそんな事やるワケねェだろ

って、門前払い状態となります。

ま、お客様は一部始終を観察していますけどね。