月別アーカイブ: 2015年5月

さらに1ランク上の軽量化ネタ

筑波をラジアルで3秒で走るF橋様、菅生でAttack参戦のM黒様、
弊社と直接のお取引ではないのですが、岡山国際を走られるY城様。

同じ内容のご相談です。

1ランク上の軽量化

です。

Z34に限らず、クーペ、ハッチバック形状は、いろんなモノを
パカパカ取って行っちゃうと、後部が軽くなりがちです。

で、動きが悪くなります。

特にZ34はフロントヘビーなので、リアの軽量化はあまり良く無いです。

まずはフロントからです。

ともかく、フロントだけで最低100Kgは軽量化したいです。

欲を言えば、フロントで150Kgです。

また、復刻版で軽量化ネタを復活させたいと思います。

弊社ブレーキキットやリチウムイオンバッテリー、カーボンボンネット、
カーボンルーフみたいに、大幅な軽量化って、そんなにネタが無いです。

10Kg単位の軽量化のネタが尽きてしまったなら、今度は数Kg単位です。

弊社エキマニ、カーボンタワーバー、弊社フロントリインフォース、
トラスト製ウォッシャータンク、トータルでは、楽に10Kg超です。

弊社のフロントフェンダーもかなり軽くなります。

純正が鉄ですから。

探してみると、数キロ単位の軽量化は、まだまだあります。

今日は、表題のように1ランク上の軽量化です。

ちゃんと内装があって、快適装備もちゃんとついていて、
アンダーコートも削らないです。

で、先日のネタでもご紹介させて頂きましたスタビブラケット。

を、見ていたら気が付いちゃいました。

コレ、ムダにゴツいな・・・。

frontmember1

行けそうな気がする~~~。

日産の純正部品は良心価格なので、ちょいと取ってみよう。

Fサスメンバー

純正と同等以上の剛性を確保して、大幅な軽量化です。

今までいくつもやってきましたので、引き出しはいっぱいあります。

何でこんなに障害が多いんだろう??? ネタ

もちろんちゃんとした所はいっぱいあると思います。

でも、ちゃんとした所はやっぱりそれなりにかなり高いです。

弊社みたいな試作で1個、まともに取引してくれるところ、ありません。

やっと見つけた加工屋、ボケました。

何回もミスりやがる。

FDのリアのブレーキベルハウジング。

3回作らせて、3回とも失敗。

信じられない・・・

この怒り、ドコにぶつければイイんだ。

まいった・・・

これまたスンゲー久しぶりのEibachスタビライザーキットネタ、その8

また、サンドバッグ状態になることを覚悟で書いちゃいます。

Eibachのスタビライザー、もう何十個と販売させていただいております。

エッ そうなの?

もう、4年くらい前のネタでご紹介させて頂いて以来、ヂミに販売しています。

ドイツに行くついでに一個持って帰る、そんな商売していました。

バックオーダーが増えちゃったのと、ちょっと考える事もありまして、
ここ2,3年は、ほとんどスタビライザーに触れてきませんでした。

ちょっと考える事って、ナニ   !?(・_・;?

そもそもは、いかにタイヤを効率的に接地させるか、です。

Eibachに限らず、ちゃんとしたスタビライザーを導入するメリットは
ご経験の無いお客様にはなかなか伝わりにくいと思います。

でも、デメリットも確かに存在致します。

なんとなくイイよ~~、なんて売り方をしていたら、すぐ叩かれます。

まず、大きなメリットとしては、ハンドリングが良くなります。

ちょっとしたワインディングですぐにわかります。

交差点でもわかるようなレベルです。

むしろ、ストリートの方が、今のところはオススメです。

今のところは?

はい、そして今度はデメリットのおハナシです。

ストリートでは、デメリットは無いです。 キッパリ。

乗り心地が悪くなることもほとんどありません。

では、サーキットではどうなの?

それでは、サーキットでのデメリットからご説明させて下さい。

セッティング、かなり必要です

ポン付けで効果がデカいのなら、メーカーがやっている領域です。

純正というのは、ある意味バランスは取れています。

ある程度ですケド。

純正装着のタイヤで、純正のアシで、法定速度を守って街乗りだけ。

そんなお客様は、この開発日記をご覧くださることも無いと思います。

サスペンションキットと同様に、お客様のステージに適合していないまま、
そのままポン付けだと、メリットを引き出すことは難しいです。

スタビライザーも、チューニング、セットアップは重要です。

弊社の車両が動かないからテストできないんです

って、いつまでも言い続けるには、とっくにお客様の限界を超えています。

もう一台、Z34を準備する予定です。

弊社マフラーの開発、車検対応の持ち込み検査、認証のためにマイナー後の
Z34が必要なんです。

お客様に車両をお借りしようと思っていましたが、そこはちゃんとやります。

正式に業者さんからレンタルする予定です。

弊社の車両がず~~~~っと動かないから、できなかったことも再開です。

スタビライザーのハナシでしたね。

筑波のトップランナーのI氏の日記で、スタビライザーの重要性を、
思いっきり語っていらっしゃいました。

弊社も、FDや80で、たくさんハマりました。

まずは、できるだけスタビライザーをスムーズにそして正確に動かすことです。

スタビライザーを取り付けてある、純正のチャチな鉄板のプレス材は
明らかに剛性不足です。

純正の柔らかいゴムも、力が加わると、ヒン曲がります。

ちゃんと、弊社が得意の7075Sで削り出して、フリクションを
徹底的に低減させるために、摺動部にはテフロン加工をするんです。

師匠、国政氏から教えてもらった技術なんですケドね。

既に弊社でご購入下さったお客様には、無償でお送りさせて頂きます。

もう一つ大事なこと。

調整機構です。

効き過ぎは、良くありません。

車両の動きがピーキーになってしまいます。

この2つのことを適応することで、ツルシのEibachのスタビライザーが
1ランクも2ランクも上の性能を発揮してくれるんです。

Eibach スタビライザーキット   F&R    弊社7075Sブラケット付属

税別 98,000円。

Z34,V36,FD,AP Racing ブレーキキットネタ、その49

もっと上は無いのか?

の精神で、いつもアタマがいっぱいです。

ブレーキの超スペシャリスト様と、とても有意義な時間を過ごしてきました。

誰のハナシ?

もちろん、いずれちゃんとご報告させて頂きたいと思います。

ブレーキに要求されることって、フツーのお客様がお考えになる以上に、
とてもとても要因が多いんです。

当然、効かなきゃハナシになりません。

効かないブレーキキットって、探す方が難しいです。

むしろ、弊社的には、効き過ぎが多いです。

いわゆるカックンブレーキ。

効き方も大事ですし、サーキットではコントロール性も大事です。

弊社では、さらに軽量化も徹底して追求してきました。

知れば知るほど、世界最高峰ブレーキキットの、一歩も二歩も手前です。

何だよ、世界最高峰品質なんじゃないの?

それでも、弊社のブレーキキットよりも優れた製品は見たこと無いですケド。

胸を張って、世界最高峰品質と謳うには、もうチョイです。

日本でも有数の、ブレーキのスペシャリスト様をご紹介下さりまして、
弊社製品の現状と、さらに上を目指すための課題をご相談致しました。

フツーは、どの世界でも自社のノウハウをカンタンに教えてはくれません。

それどころか、弊社みたいな浮き草ショップ、会ってもくれません。

然るべき段取りと業界の常識をしっかりと準備して、やっと担当者様との
ミーティングに参加することができました。

弊社の製品と開発理念を丁寧にご説明差し上げる事、約1時間、
開発の担当者様はじっくりとご傾聴下さりました。

約1時間後、開発担当者様は

ちょっと待って、今、社長連れて来る

社長が直々にご参加下さいまして、もう一回、イチからご説明差し上げました。

◯◯君、それだけのこと、いったいどこで修行したの?

と、とてもフシギに感じていらっしゃいました。

大手として潔く割り切ることができない領域というのがあるんだそうです。

弊社は、バンバン突っ込んでやりたいことは全て試しております。

失敗することだって、いっぱいあります。

でも、すんなり成功するより、失敗した方が得るモノは多いんです。

社長 「そこまでやれないな~~」

工場や、開発部門を全てご案内下さいました。

あっちゃこっちゃに、

関係者以外立ち入り禁止

って貼ってある所なので、写真はいっぱい撮ったんですがアップできません。

そりゃそうだ。

弊社   「こんなことをやっているんですが、うまくいかないんです」

社長  「あ~、そりゃウチでもやったけどダメだった」

弊社 「 面白いデータが取れたので、こんな対策を考えております」

社長  「それは気が付かなかった。結果が出たら是非、教えて欲しい」

弊社 「こんなこともやりたいんですよ~~」

社長 「◯◯君、そんなことやったら、ちっとも儲かん無いぞ」

技術者同士として、とても深い時間を共有できました。

最後に、社長様が

◯◯君とは、長い付き合いになりそうだ

ありがとうございました。

初対面なのに・・・・ (T_T)

この貴重な引き出しは、全て、弊社の製品にフィードバック致します。

長野新幹線とはカンケー無かった・・・、ネタ

最近、新幹線に乗る機会がとても増えました。

今日は、長野県でした

nagano1

新幹線も、イロイロと進化しているんですね。

nagano2

東海道新幹線は、新横浜から乗ることが多いです。

時間帯にもよりますが、のぞみって、10分に一本走っているんです。

スゴイですね~。

大宮から乗る長野行きのあさま号は、そんなにいっぱい走っていないので、
大宮駅の構内を、少しプラプラしてみました。

ちょっと驚いたことに、駅ナカの物価が高い。

新幹線の車内で飲むコーヒーでも買おうかと思ったら、
レギュラーサイズで380円でした。

最近、すっかりコンビニの100円のコーヒーに慣れちゃったモンですから、
380円に、躊躇しまして、結局ガマンしました。

我ながらセコい・・・

久々に書かせて頂きます。

高い1万円もあれば、安い100万円もある

ハナシが変わるようですが、F橋様からのメールを一部ご紹介させて下さい。

*************************前略**************************

ボンネットの件では、大変お世話になりました。

サーキットの仲間も品質・デザイン等大変驚いています。

冷却もさることながら雨の日の走行では、

フロントガラスにあたる雨粒の変化には驚きました。

*************************後略**************************

F橋様は、筑波をラジアルで3秒で走る上級者です。

初めての弊社とのお取引で、弊社のボンネットをお買い上げ下さいました。

弊社のボンネットの品質や性能にご賛同下さいまして、今回は、
フロントバンパーとエロいフェンダーのお問い合わせでした。

税別、58万円のボンネットです。

現在、日本には8枚流通しております。

海外では、シンガポールに1枚、台湾に1枚です。

作った当初は、業界の皆様に言われました。

売れっこねェよ

いつもここで書かせて頂いておりますが、弊社の開発理念は、

自分が客だったら、こんな製品が欲しい

です。

この業界の常識や商習慣を良くわかっていないので、各方面から
苦言を呈されることも多々あります。

それでも、

性能

軽量高剛性

耐久性

そして見た目

は、妥協したくありませんでした。

その結果、コストはウナギ上り。

税別58万円でも、利益が少ないんです。

もっと定価を上げろ!(」`o´)」  by  弊社の銀行担当者

そんなんばっかです。

でも、イイんです。

弊社みたいな良くわからない浮き草ショップの製品をお買い上げ下さるんです。

2年前の東京オートサロンで、NISMOさんの執行役員様が、
わざわざ弊社の車両をご覧下さったネタを書いたことがあります。

よくこんなの作ったね~

って、感心して下さいました。

で、

ホントはウチもやりたかったんだよ

って、おっしゃっておりました。

イヤイヤイヤイヤ、勘弁してください。

NISMOさんがホンキを出したら、弊社なんて浮いてもいられなくなります。

だいじょぶ、ウチがこれを出すなら200万円はする

とのことでしたので、ひと安心です。

とりあえずは、世界最高峰品質のボンネットの地位は守れそうです。

弊社のボンネットのネタ、久々に復刻版でご紹介させて頂こうかと思います。

ナニがそんなにスゴイの?

久しぶりに、FDをちゃんと作っていますのでFDでもやったろうかって、
密かに企んでいますが、イロイロと問題も多いんです。

ただ、Z34のボンネットを開発してきた理論と経験を、
もう一回実証する意味でも有益だと考えております。

2010年5月1日の、弊社の開発日記第一回目からご覧下さっているお客様は
そんなにたくさんはいらっしゃらないですから。

長いものに巻かれるべき所は巻かれる、ネタ

開発に専念したいところはヤマヤマなんですが、やらなくてはならないことは
キッチリとやっておかないと、後でエラいことになってしまいます。

過去にエラいことになってしまったことがありますから・・・。

今日は、お役所仕事です。

customs1

海外からいろんなモノを輸入しています。

関税

と言う税金が発生するんです。

税関職員も見たことが無いようなモノを輸入するので、
こんなモノを参照しながら、税率が決まります。

customs2

いろんな書類を提出して、税関が審査をして、税金を支払って、
やっと商品を手にすることができます。

customs3

ここまで、半日以上かかります。

customs4

だから、直接、買いに行っちゃった方がずっとイイんです。

ネタがツマんなくてすいません。

エキマニバンデージ、ハイブリッド巻きネタ

今日も朝イチから作業作業です。

弊社エキマニ純正触媒対応タイプ、3セット分のバンデージ巻きです。

疲れた・・・・。

exmani

巻き方にも徹底的にこだわるので、けっこう大変なんです。

もう、今までに弊社エキマニについてはたくさん語ってきました。

内径のハナシだったり、曲げ材を使っていないハナシだったり、
器官長が最長と言うハナシだったり、超軽量というハナシだったり。

あと、パワーチャンバーのネタもご紹介させて頂きました。

純正触媒を使えるという制限の中では、世界最高峰品質のエキマニです。

これ以上は特注でもできません。

多分。

で、女王蜂が存在するんですが、女王蜂ネタは別の機会にします。

弊社の開発理念にご賛同下さったお客様が決して安くは無い、
弊社エキマニをご購入下さるワケです。

通算で40セットを超えました。

お客様の車両をお預かりして、様々な作業をしてテスト走行する時に、
弊社のエキマニやマフラーは、すぐにわかります。

これだけ徹底的にこだわった製品です。

良くなかったら、フクロです。

逆にありがちなのが、他社さんで一通りやってらっしゃったお客様が、
弊社でやり直しをさせて頂くパターン。

予算を抑えるために、あるモノは使い回しをしましょう

って、敢えて弊社のエキマニやマフラーを勧めないパターン。

でも・・・。

アレっ、フケが良くない・・・ ( ̄Д ̄|||)

世界最高峰品質を求めて弊社を訪れて下さったのに・・・。

もーしわけない思いでいっぱいです。

そこが難しいです。

フツーだったら、

コレいれましょう!!

アレ入れないとダメっすよ~~

に、なるんでしょう。

でも、お客様のご予算は大事だと思います。

少しずつ、少しずつでイイと考えております。

アレ、どうなっちゃんてんの? を、ちゃんと報告しなくてはネタ、その2

とりあえず、入荷するまで触れんとこうかと思っていました。

そんな弊社の都合がイイように世間様は動いていません。

サーキットを走るお客様が、徐々にですが増えてきました。

最初はおっかなビックリだったのが、だんだん慣れてきます。

タイムもそれに応じて、どんどん縮まってきます。

ところが、あるところでアタマ打ちになってきます。

雑誌なんかでは、もっとずっと速いタイムで走っているのに・・・。

ナニが違うんだろう・・・。

何もかも全部違います

ブレーキだったり、アクセルオンのポイントや開け方だったり、
シフトチェンジ一つ取っても違います。

4年くらい前のネタに、シフトチェンジについての考察ネタをアップしました。

普段、何気なくやっているシフトチェンジもプロがやると全然違います。

どうちがうのか?

それを可視化する最も効率的なデバイスがデータロガーです。

データロガー、取り立てて紹介するまでもなくいっぱい売っています。

弊社はDriftBoxと言うヤツを、10年近く使っていました。

DigSpiceもあります。

敢えてここでこの製品を紹介するには、深い理由があります。

dash4

弊社のFDには、アメリカ製のRacePakと言う
ロガーディスプレイが付いています。

2回りくらい大きいんです。

で、純正のメーター類、ごっそり取り去っちゃっています。

Z34やV36では、そんなことはできませんね。

だからこのDash4は、適正サイズなんです。

最新のスマホと同じくらいのこのコンパクトサイズです。

dash4size

そもそも、この手のディスプレイを取り付けるメリットについて書いてみます。

Z34やV36について

デフオイルの温度

MTオイル、ATフルードの温度

水温

は、サーキット走行だけでなく、ストリート全開派のお客様にも必要です。

そして、意外と難しい正確な車速です。

GPSレーダー探知機をお取り付けていらっしゃるお客様なら、
純正のスピードメーターとの誤差にお気づきでしょう。

サーキットで200キロオーバーの時、いったい正確には何キロ出てるの?

が、レーダー探知機の車速では、サンプリング速度が低くてダメなんです。

デフオイルの温度

MTオイル、ATフルードの温度

水温

正確な車速

最低でもこの4つを一つで表示できる製品って、この手の製品しかありません。

あったりして・・・・。

BLITZさんのR-BITと言う製品を装着済みのお客様も多いです。

定価42,800円です。

でも、正確な車速は表示できません。

弊社がご案内差し上げているDash4Proは、もちろんロガーですから
ラップタイムもリアルタイム表示、そして記録ができます。

さらにセクタータイムもリアルタイム表示、そして記録ができます。

P-LAPやCircuit Attack Counterは、
定価で3万以上したと思います。

イロイロ買っていくと、どんどん費用もかさみますし、
運転席回りがゴテゴテしてきます。

と言うワケで、このDash4Proをご紹介してからかなり経っちゃいました。

再来週にイギリスに行って取ってきます。

もっといろんなことができるスグレモノです。

VIDEOオーバーレイもできますから。

あ~あ、書いちゃった。

アレ、どうなっちゃんてんの? を、ちゃんと報告しなくてはネタ、その1

GW、やっと終わりです。

お取引先が、全て休みした。

外注モノ、加工モノが全く進みません。

でも、こんな機会だから考えました。

お客様は、弊社にお預けになるんです。

サーキットコンセプトに、ご依頼いて下さるんです。

外注先がヘタこいて・・・・・

って言い訳は、お客様には一切カンケー無いハナシなんです。

ちゃんと考えると、解決策らしきモノ出てくるモンです。

でも、すぐに改善されるほどは甘くありません。

少しずつ、少しずつです。

どう改善して行くのかは、少しずつご紹介させて下さい。

全部うまく行くとも限らないですから。

今日はコレです。

quicksteeringhub

いつもここで書かせて頂いておりますが、

自分が客だったらこんなモンが欲しい

と言う商品を開発し続けております。

先日の台湾の自動車部品見本市で見つけました。

タダ単純にカッコイイです。

コレを買ってきてZ34にポン付けできれば、もうとっくにやっている
業者さんがいっぱいありそうなモンです。

まず、ステアリングのスプラインをZ34,V36用に作ってもらいました。

spline

日本の業者では、こんなモン試作で1個なんて、まずやってくれません。

やってくれるところがあっても、もの凄く高いか、ヒマな時にやるよ、って
いつになるかわからないパターンです。

価格も納期もご呈示しないままに、弊社製品をご予約下さるお客様が
大変ありがたいことにたくさんいらっしゃいます。

納期遅れで、お客様をガッカリさせちゃっています。

ともかく、上手に台湾とのお付き合いでもっともっと納期に関しましても
1ランク上の情報発信をしていくことにしました。

JZA80 で学ぶ、ネタ

なかなか弊社のZ34が思うように行かないです。

開発、作りモノはタイヘンです。

でも、完成して一般販売できる製品は、どんどんお出しさせて頂いております。

昨日もご紹介させて頂きましたが、弊社デフオイルクーラー、とても評判で、
バックオーダーをかなり多く抱えてしまっています。

それでも、特殊な作りモノは全て型を取ってやっと完了したところです。

これからは、弊社デフオイルクーラーキットの量産体制に臨めます。

弊社のZ34が、サーキットアタックできるようになった時に、
そっからいろいろ準備をしていたんでは、さらに時間がかかります。

で、弊社のFDと80をちゃんと作っています。

この2台は走ることを優先させるので、特殊なことはやりません。

代車にもお出しできるような乗り易さは、弊社ならではのこだわりです。

どちらも、とても良いクルマです。

引き出しもいっぱいあります。

特に80は、10年近くは止まっちゃっていました。

その間に、弊社もいろんなテクノロジーを身に付けました。

10年ほど前に、筑波で寸止めで終わっちゃいました。

確か、00’3くらいじゃなかったかと思います。

当時はタイヤも255止まりだったので、現在の最新のタイヤだと、
分切りは難しいことでは無いとは思いますが、そこじゃ無いんです。

特にここ数年で、以前はわからなかったことがかなり解明できました。

それと同時に、乗り易さの追求もどんどん進んでいます。

弊社の80も、ノーマルエンジン、ノーマルタービンで10年前に筑波で
00’3でしたから、それなりの筑波仕様でした。

そこを敢えてストリート仕様に戻します。

まだ道半ばですが、Z34の弊社のサスペンションキット、
やればやるほど、どんどん良くなって行きます。

フツーは、アシは結構ハマるモンです。

理論に基づいて、キチンと方向性を見定めればハマらないこともわかりました。

先日の鈴鹿でも、アシに関して、とあることに気が付きました。

早速、実践したいところなんですが、加工屋さんがGWで休みです(TT

何回かご案内させて頂きましたが、パーツをパカパカ付けて行っても
イイ方向には行かないで、結構ハマるモンなんです。

弊社の80も、その典型に近いものがありました。

現在の弊社のテクノロジーだったら、

あ〜〜、ソレ、いらね

コレ、取っちまおう

アレだったら純正の方が良くね?

ちょっと見ただけでも、いっぱい出てきました。

ホントに基本って大事だと再認識させられます。

バランスを崩したままでは、ナニをやってもイイ方向には行かないんです。

弊社の420RSRが完成した時に、そのパワーと6連スロットルの
カミソリレスポンスを、ちゃんと車体側が受け止められなければ、
結局はパワーを持て余したZ34になっちゃうだけです。

コーナーで踏めないで、直線番長、弊社が最もキライなクルマです。

鯖を引っ越す前のネタでは、何回も書かせて頂きましたことですが、
サーキット専用の車高が低くて、ストロークの無いアシでは、
タイムには直結しますが、そのうちにイヤになります。

弊社の80も、まさに同じ轍を踏みました。

10年近くも放置です。

もったいないです。

ちょっとしたきっかけがありまして、現在の弊社のテクノロジーで
全てを作り替えようと思いました。

いきなりいっぺんにやっても、また、いつになるかわかんないので、
不動車にならないように少しずつ、少しずつです。

まずは、ガッチガチになっちゃっているフルピロを純正新品に戻します。

誤解を招くと良くないので、もう一回ここで確認させて下さい。

純正のゴムが最高、って言うワケではありません。

今のフルピロの品質が全く良くなかっただけのハナシです。

当時はピロの品質なんてわかりませんでした。

最高級のモータースポーツ用のピロを使って、精度を追求した
インナー、アウターを作ること、絶対に必要です。

こだわりです。

妥協せずに、必要とあれば何回も何回も仕様変更をしていきます。

それ以外に、世界最高峰品質を手に入れる方法はありませんから。