月別アーカイブ: 2022年10月

3泊5日ヨーロッパ出張ネタ

へぇ~~~

タコの足って2本なんだそうな

知らなかった

あとの6本は手だって

タコ足って・・・・・2気筒が正解???

プーチンのせいで出発が3時間も早くなったから朝も早よから4時起きです。

羽田に6時半に着いて・・・・朝から飲んだくれています。

 

 

フライト時間15時間15分だって・・・ (T_T)

機内でガッツリ寝てから溜まったメールの返信をしなくては。

想えばこの仕事を始めた当初ってアメリカとヨーロッパが主たるお取引先で
その後、台湾に行くようになって今や中国がとても多くなりました。

中国の技術革新は目を見張るほどで今となっては、とても多くの製品を
作ってもらっています。

そんな中でもどうしても欧米に追いついていないモノがいくつかあります。

その一つにAPとQUANTUMがあります。

今回もイギリスのQUANTUM本社に行ってイロイロと打ち合わせをする
予定です。

それにしてもQUANTUMの特性って数字で表せないところに優位性が
あるんですね。

同じ減衰特性で乗り心地がイイんです。

だから快適性を犠牲にしないで1ランク攻めた減衰特性を確保できるんです。

さらには減衰調整すら必要なくなりました。

もはや2号機なんてメインとセカンド合わせて30Kg/mmを超えましたが
フツーに街乗りができます。

ショックアブソーバーの乗り心地がイイってことだけじゃないんですね。

大きな入力がドンってあった時にしなやかに吸収ができるんです。

コレってサーキットでもすごく有利なんです。

縁石に乗ってもスッって吸収してくれるんです。

特にZ34ではこの特性はとても有利ですよ。

おっと、搭乗の時間になりました。

3泊5日ヨーロッパ出張ネタ

ウクライナがクリミア橋を爆破してロシアが着々と報復の準備をしている。

コイツぁヤバいぞ。

2年半ぶりのヨーロッパに行くために弊社もイロイロと準備をしていますが
モンダイ山積です。

以前はロシア上空を通って最短距離でヨーロッパに行っていました。

それで片道12時間45分。

御存知の通りもちろん今はロシア上空なんか飛ぶことができません。

ドコ通っていくのかはまだ知りませんが日本航空さんによると片道15時間。

マジか・・・・  ▄█▀█◯

で、3泊5日ってワケです。

やはりココ2、3年、リモートってヤツを余儀なくされましたが、ま~~~
効率悪いったらありゃしません。

コロナさえ無ければとっくに完成しているパーツはい~~~っぱいあります。

そんなことグチってもしょうがないので前を向いて進むだけです。

やっと今月末に台湾に行けそうだし、中国も共産党大会が終わったら
規制を緩和するってハナシです。

一気に、そしてさらに忙しくなります。

おかげさまでQuantumのご依頼がかなり溜まっているんです。

純正をお預かりしているのでそれを持っていくんですがそれだけでも
100Kg近くあります。

おカネを頂戴するのってホントにタイヘンですね。

水温計のススメ、ネタ、その2

なんか着々とプーチンが小型核の準備をしている・・・・・。

今週ヨーロッパに行ってくるんですがその最中にやられると・・・・

EGルームを覗き込むとラジエターの後ろに電動ファンが2個付いています。

1個はエアコン用です。

純正状態って101度になって初めてラジエターファンがLowモードで
回り始めるように設定されて105度でやっと全開で回るような設定です。

しかも1個だけ。

何回もココで書いていますがそんな高温だとEGルーム内のプラスチックや
ゴム系の劣化はずっと早く進みますしEGの温度が伝わったMTやATも
高温になる傾向はあります。

弊社のECUではその設定温度をずっと下げて93度で全開になるように
設定しています

ストリートならコレで充分です。

そのままでサーキット全開だと水温はじわりじわり上がっていきます。

上がらないようにイロイロとできることってのがあるんです。

効果が大きいのが弊社フロントバンパーと弊社ボンネットです。

先日の30度の筑波でもマトモに走れたのはI町さんだけですがクーリング
ナシ、ピットインナシ走り切ってもEGオイル、水温はだいじょぶでした。

そうは言ってもフロントバンパーならまだしもなかなか高価な弊社ボンネット
買って下さいってカンタンには言い辛いものはあります。

ソコで弊社が考えたのがボケ~~ってしているエアコン用の電動ファンです。

純正状態ではエアコンを入れないとこの電動ファンは動作しないんです。

っつ~~~ワケで弊社ではボケ~~ってしているエアコン用の電動ファンに
強制的に仕事をしてもらうことにしました。

詳細はをいをい書いていきますが次の筑波でテストする予定です。

今までボケ~~ってしているエアコン用の電動ファンも全開になると逆に
冷え過ぎちゃうような気もしますので既に制御ができるようになっている
ラジエターのファン、設定をもっと緩くしてみることも課題です。

水温計のススメ、ネタ、その1

今さらながら・・・・です。

いや、今だから・・・かな?

Z34V36も新しいうちはそんなにトラブらなくても10年も経つと
もはや大して距離を乗っていなくてもナニかしら起きてくるモンです。

それを前向きに捉え対策をキチンと講じるのと見なかったことするのとでは
結果は明らかなんですがいざ、自分のおクルマとなると・・・・ですね。

とあるお客さまから2ヶ月前ほど前にご相談を受けた事案がありました。

EG不調です。

別にブローしているワケでもなくフツーに走るんですがどうも遅い・・・。

しかもかなり遅い。

で、点検だけさせて頂いたんですがボンネットを開けるとすぐに感じたのが
異常なくらいの高温です。

EGオイル管理、水温管理がキチンとできていると例えサーキットガンガンの
直後でもEGルームはそんなに熱くありません。

少なくともこの4台は外気温が30度でも全然だいじょぶです。

 

 

ところがです。

フツーにストリートでもダメなクルマってのがあるんですね。

原因は様々ですが、まずは水温計が付いていないことは大きなモンダイです。

以前はだいじょぶだったとしてもだんだんダメになってくることもあります。

レーダー探知機にオマケで付いているOBD信号から表示する水温計でも
充分です。

それさえ無いならOBDにガチャンと付けてスマホ等で見られる水温計、
ネットを探せばいっぱいあります。

それすらやりたくないってことなら大きな結果が待ち受けています。

聖地、筑波に想う・・・ネタ

あ~~調子悪りい。

またか  ┐( ̄ヘ ̄)┌

ってなるかもしれませんが50歳を過ぎれば皆さんも解ります。

火曜日の筑波が30度で昼過ぎに戻った八王子が32度。

昨日の八王子は12度。

50を過ぎた頃からこの気温の乱高下に自律神経が悲鳴を上げるように
なりました。

でもガンバルしかありません。

筑波でズタボロならズタボロなりにできることはやりました。

そりゃあダメでしたチャンチャンじゃあシロート丸出しですから。

ECUに関してまたまた興味深いことを習得しました。

学習ってヤツです。

ロガーを付ければ顕著なんですがECU内のデータを書き換えてすぐに
出力として反映されるパラメータと書き換えてもすぐには現れてこない
パラメータがあることに気がつきました。

イロイロと書き換えてから筑波の本コースにコースインして、オッ、コレは
イイんじゃ無いの!!?? ってのとアレ? 変わんネェじゃん ってのが
あるんです。

ところがです。

帰りの圏央道でもロガーを付けっぱなしにしていたんですが途中から
どんどん変わっていく数値を見っけちゃいました。

何でこんなことになっているのかはわかりませんが、お客様のクルマに
ver4をインストールする時にはこの事を考慮しておく必要があります。

もう一つ、アシでも試したことがあるんですがコッチは失敗でした。

ともかくタイヤって1年でこんなにも劣化するんだってことを改めて
認識させられました。

やっぱり理想はひとシーズンで使い切りですね。

もちろんコストって大事なことを忘れてはいけませんが弊社のように
いろんな製品を開発してお客さまに還元する立場だとソコはケチる
ところじゃ無いことを痛感しました。

わずか数ヶ月前にできたことができなくなっちゃっています。

喰わないタイヤなら喰わないなりに遊べるんですが今シーズンは1ランクも
2ランクも上の世界を狙って弊社に要求して下さるメンバーがいっぱい
いらっしゃいます。

昨シーズンでは良かったパフォーマンスが今年もそのままってワケでは
技術者、開発者と言うカンバンに

やっぱり日々進化してこそのCircuitConceptです。

実際にはナニをやっているか? ってハナシです。

聖地、筑波に想う・・・ネタ

さて、2号機がズタボロだった件から行きましょう。

準備悪りィな〜〜って感じる人もいるかもしれませんがほとんどのZ34
V36乗りは知らないと思われることをご紹介しましょう。

昨日もアップしたコイツ、A/F計ってヤツです。

 

 

燃調をイヂるためには必須です。

数値をいくつに合わせるか? ってのはもちろんチューナーさんの貴重な
ノウハウでフツーは門外不出ですが残念なことにある程度の技術があると
カンタンにデータを見れちゃうんですね。

このショップさんとても念入りにやってるな〜〜 から、エ”っコレでカネ
取ってんの? まで様々です。

以前にもアップしましたが純正状態はこんなんです。

 

 

サーキットで多用する高負荷、高回転域のA/Fはさすがにちょっと濃いです。

つまりムダにガソリンを捨てているっつ〜〜ことになります。

ガソリン捨てているどころかパワーも出ません

ココを書き換えて最適な数値に・・・ってハナシなんですがそうそう
カンタンには行かないんですね。

こっから先も大事な技術なので詳細はヤめときますがココだけを書き換えて
実際の出力が変わらないってクルマは何台も見てきました。

って言うかほとんどそうです。

純正ECUって制御が複雑にひっからまってタイヘンですよ。

かく言う弊社もやっと自由にできるようになってストリートでは低中速の
検証を積み重ねてきました。

で、やっと筑波の本コースストレートで5速全開のデータを取る予定でした。

その行きの圏央道って高速道路で撮った画像なんですがAが12.6でBが
14.9。

Aは右バンク、Bは左バンクです。

フツーならEGに何かしらの欠陥があるほどの差です。

実は原因がA/Fセンサーなんですね。

もう5年または10万キロなんてZ34V36なんて珍しくないどころか
今やむしろ多いくらいです。

燃調に直接影響するエアフロセンサー、O2センサー、A/Fセンサー、
右左の両バンクで計6個もあります。

もちろん1個だけ不良だったとしてもEG不調につながります。

じゃセンサー交換すりゃエエやんってフツーはなるんですがディーラーさんや
ショップさんにご相談になってみればわかりますが皆さんの想定以上にずっと
ずっと高価です。

仕方が無いよセンサーだから・・・・

ってフツーはなるんですがソコはCircuitConceptです。

お得意様、特にチームメンバーには弊社は手厚くご対応させて頂いております。

いつもココで書いています。

ハマった分だけデキるようになる

もう既に弊社2号機では対策を終えて近いうちにまたテストに行きたいです。

でもお待ちになっていらっしゃるお客さま、いっぱいだし・・・・・。

ちなみに先行して対策を施してあったI町さまZ34はとても良かったです。

こないだの暑い日でもストレートの最高速が・・・

フッフッフ ー ̄)

聖地、筑波に想う・・・ネタ

M上さんがご自身の1眼レフ高級機で撮影した画像を送って下さいました。

ありがとうございます。

 

 

iPhoneの画質がいくら良くなったからと言ってこうして比較すると
段違いですね。

ボンネットのエアアウトレットのヒダヒダがとても鮮明です。

さて、昨日の筑波ですが、ま~~~~ガタガタでした。

I町さんのおクルマは先月にシェイクダウンして課題点をあぶり出しました
ので、まだ細かい修正は必要とするものの結果はとても良好でした。

それはデータロガーにも顕著に現れていて、2週間前と同一人物のドライブ
とは思えないくらいでI町様のテンションも爆上がりの様子も見て取れました。

今シーズンのI町さまもボ~ボ~燃えています。

一方Pさん、M上さんそして弊社2号機はズダボロでした。

まともに走らないんですね。

このシーズンを無事走り切って結果につなげるためにPさんとM上さんの
おクルマはキチンとご対応させて頂かないと。

さて、まずは弊社2号機が何でダメだったか? ってことですね。

まずはコイツです。

 

 

これを見せられても・・・ ┐( ̄ヘ ̄)┌

ってなりますわな。

イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤ

もちろん原因もあれば対策も把握していますしなんと言っても同じ症状が
出ている可能性があるお客さまのクルマだってあるんじゃないか? って
考えております。

聖地、筑波に想う・・・ネタ

シーズン開幕 ! !

パチパチパチパチ

 

 

左からPさん、M上さん、I町さん、そして見切れちゃってるのが今シーズン
からZ4Mで参戦予定のY崎さんがZ3で見学にいらっしゃいました。

Z4Mなんて実車を見たこと無いのでとても楽しみです。

ちなもに弊社にQUANTUMサスペンションキットをご発注済みです。

それにしても今日もとても暑かった・・・・ ヘ(_ _ヘ)

ともかくバテまくったので詳細はまた明日アップさせて下さい。

 

 

久々に空力について攻めてみよっとネタ、その5

プーチンがウクライナの東側4州をムリクリぶん取ってロシアだって言い
張ったってニュースでやっていました。

プーチンの主張によるとこのウクライナの東側4州はもう既にロシアだから
ウクライナが奪還のために攻撃してきたらロシアに対する攻撃とみなすって
ことらしいです。

ところが早速、ウクライナがドネツク州の要衝リマンを奪還しちゃったって
ニュースもやっていました。

こうなるとやはり心配なのがプーチンがナニをしでかすか? ですね。

アメリカやイギリスを始め西側も対策と準備を着々と始めているようです。

小型核  ってのがどうもこの10月のキーワードっぽいです。

弊社がZ34の外装、エアロパーツを開発するときには必ず念頭に置く
理念というのが4つあります。

まずカッコイイこと

そりゃそうです。

いくらココでノーガキを垂れても第一印象、見た目で判断されることって
とても多いと思います。

自分自身もカッコ良くなきゃイヤですから。

次にパフォーマンス

そのパーツを取り付けるとどんな効果があるの? ってのはいつも開発の
最優先事項です。

そりゃそうです。

決して安くは無い弊社の製品をお買い上げ下さるお客さまにとっては切実です。

エアロパーツに限らずにアシやブレーキも顕著で、弊社の製品が高価なので
とりあえず安価な製品を買ってはみたものの結局は、弊社製品に買い換える、
そのパターンがとても多いのは、中途ハンパな投資をしてガッカリするって
ご経験をしたからこそ世界最高峰品質へのご期待は膨らむと想っています。

どんなパーツであっても取り付けた直後ってどう変わるのか? ってのは
とても楽しみだと想います。

軽量高剛性

これも弊社がいつも腐心していることです。

散々書いてきましたが特にフロントセクションの軽量化ってマイナスが
ありません。

イイこと尽くしです。

純正の鉄製フェンダーが4~5Kgあります。

それをドライ化すると1~2Kgくらいになります。

ザックリ半分です。

弊社2号機をご試乗くださったお客さまってだいたい最初の一言が

コレZじゃネェ

 

久々に空力について攻めてみよっとネタ、その4

先日ご紹介したこのR35verNISMOのフロントフェンダーにある
ダクト、弊社が評価すると フッ、甘いな ー ̄)  でした。

 

 

言うのはカンタンですしほとんどの人が何をNISMO相手にホザいてんだか
って感じると思います。

思い返してみると弊社の歴史ってこんなんばっかりです。

特に今は消えて無くなってしまった2010~2015年あたりのネタって
そんなんばっかでした。

随分と叩かれたモンですよ。

時間はかかりましたが少~~~しずつ少しずつ結果につながってきていますし
ず~~~~~っとガマンして付いてきて下さった多くのお得意さまにさらなる
ご満足を与えられるようになってきています。

さて、本題のフェンダーエアアウトレットのおハナシです。

そもそも何でこんなところにエアアウトレットがあんのか? ってハナシです。

5年くらい前に図解でアップした憶えがあるんだけどな・・・・

ってんで探してみたらありました。

タイヤが高速回転するとこんなカンジでタイヤハウス内で空気が暴れます。

 

それにしても子供のラクガキレベルだな・・・・・

そのフェンダー内で暴れた空気はもちろん正圧ですからフェンダーを押し上げ
フロントを持ち上げてしまうんですね。

フロントを持ち上げる = フロントのグリップが落ちるってことです。

そのリクツの詳細は弊社がココで何回も書いている消しゴムの理論をご参照
下さい。

つまり、このフェンダー内の暴れた乱流を抜くために弊社が開発した
フロントフェンダーにはタイヤハウス内エアアウトレットが標準で
付いてきます。

 

 

そんなフェンダーセットって見たことあります???

コレを作ったのがもう7,8年も前です。

今や遥かに進んだ弊社のテクノロジーで改めて発表します。

ドライカーボンフロントフェンダー

いつもココで書いています。

価格もお伝えすること無いままにご注文下さったチャレンジャーなお客さま。

ハードルを思いっきり上げてお待ち下さい

いくらハードルを上げて下さっても必ずその上でお応えします。

世界最高峰品質

ってことはそう言うことだと弊社は考えています。