なんかトラブルが多かった先代の86BRZ、モデルチェンジで良くなったの
かと思っていましたが相変わらずトラブル続きみたいです。
それでも売れ続ける新型86BRZ。
かねてから欠陥商品に悩み続けられていたM上さまがもうどうにもならなく
なってしまってとうとう弊社を訪れて下さってその欠陥商品から弊社製品に
交換をご英断下さいました。
それを製作販売しているメーカーはその欠陥を今でも全く認めないらしい。
また、とあるピロアームのハナシにもなりました。
強度不足で走行中に折れたらしいです。
弊社が材質、精度に徹底的にこだわる理由もソコにあります。
いつもココで書いていますが中途ハンパに投資をして結局のところ後悔して
買い替えを余儀なくされる、こんなことは今でも少なくありません。
さて、デフのハナシに戻ります。
ストリートオンリーならデフオイルクーラーも機械式LSDも必要ありません。
良質なデフオイルを定期交換しておけば20万キロくらいはイイ状態を
維持できると考えます。
やはりサーキットではどうよ? ってハナシですね。
長くイイ状態を維持したいのであればデフオイルクーラーはもう必須と言って
イイと思いますが安いモノでは無いので温度計だけでも付けて欲しいです。
サーキット走行では想像以上に温度が上がることが可視化できます。
温度が上がり過ぎる前に走行をヤめたり温度が上がってしまったら早めに
デフオイルを交換しておけばデフの寿命はず~~~っと延びます。
それでも新車時からデフオイルクーラーを付けてキチンと管理し続けていた
お客さまなんてほとんどいらっしゃらないと思います。
去年12万キロサーキットガンガンのPさんのデフをフルオーバーホール
した時にはもうガタガタでした。
ベアリングやシール類を全て新品にしてこの先10万キロは安心して
アタックを続けられます。
やはりトラブルは誰でもイヤなものです。
イヤなものなんですがこれまた適切な対策を講じなければ間違いなく襲って
くるのもトラブルです。
来シーズンに向けてI田さまやT中さまがデフのフルOHで入庫予定です。
ジョリジョリになっちゃっているベアリング、どうやって情報発信しよう??