弊社の練習会って雨でも中止しません。
むしろ雨、歓迎なんですが現実にはリスクはとても大きくなります。
本当に上手な人ってウェットコンディションでも速いって想います。
タイヤの使い方だったり荷重のかけ方だったりより正確さが要求されますし
少しでも最適なポイントを外せばブレーキも抜けますしアンダーも出ますし
オーバーも出るのでスピンしやすくなります。
一言で書くとゴマカシが効かないってことです。
こういう書き方をするとドライはゴマカシ効くのかよ (`Д´)凸 って
絡んでくる輩もいるかもしれないので違った表現も考えておきましょう。
今日はそんなネタでは無くクルマ造りについて熱く語ります。
ウェットの競技でリアのスタビを弱めるってハナシを聞いたことある人も
いらっしゃるとは思います。
全てのレーシングカーを知っているワケでは無いので知ったかぶりを
するつもりはありませんが、少なくともナンバー付き車両で街中から
サーキットまでも高次元でバランスさせることを念頭に置くならば
純正のイイところを失うようなセットではダメだと感じています。
何回もココで書いているように純正ってのはそれはそれは考えられている
モンです。
Quantumの創業社長様の全面協力はあるものの自社でアシをイチから
開発しているとメーカーの開発思想の奥の深さを痛感してきます。
荒巻きって軽視されがちの純正のダルマ型のスプリング、ちゃんと意味が
あるんだってことを今さらながら気が付きました。
それを直巻きにすることによって失うことにも気が付きました。
失っちゃうんですよ じゃあCircuitConceptが廃ります。
メーカーがダルマ型の荒巻きを採用するリクツを踏襲して直巻でその利点を
実現すること自体が実はとても高いハードルなんです。
工学的な仮説を立ててそれを実践、検証することはとても楽しいです。
昨日も書きましたがタイヤのトレッド面を100%使い切る、それが
今シーズンの最大課題です。
それには最大ロール量時ももちろん重要ですが、その過渡期に対しても
もっとアクティブにコントロールさせることができればって想います。
そのために必要なこのパーツ。
Porsche991GT3の純正部品を流用しています。
さ~~~どんなパフォーマンスを見せてくれるのか?
楽しみで楽しみで。