あ、一応アップしときます。
車高調、つまり車高調整式サスペンションのおハナシの続きです。
当然、車高を上げ下げするためにあるんですが弊社ではそのような
使い方をすることはほとんどありません。
何回もココで書いてきたように弊社では車高ってアームの角度で決定します。
メーカーがあれだけ凝ったリンク機構を莫大なコストをかけて造り上げます。
Z34V36のフロントもリアも元々Mercedesのパテントです。
これまた何回も書いてきましたがMercedesの基本的な考え方である
タイヤはサスペンションで喰わすって理念、弊社はすっかり傾倒しています。
その最も根幹を成すリクツがアームの角度であり車高だと弊社は考えます。
オレはそうは思わねぇなって人もいっぱいいるでしょう。
弊社では否定しませんよ。
どうぞガッツリ落として下さい。
車高なんて弊社が開発時にプラスマイナス5mmくらいはイジる程度で
現場で調整することなんてほとんどありません。
せっかくミリ単位で設定した正確なアームの位置をわざわざ崩して
イイ方向に行くとはとても思えないと言う結論に到達しました。
それなのに現時点では弊社があつらえたショックアブソーバーは
フルタップ全長調整式になっています。
ツッこまれる前に書いておきます。
車高を調整するためにあるんじゃないんですね。
パフォーマンスと言う意味での車高は雑誌等に散々書かれてきましたから
そちらを参照して下さい。
ってゆ~~のは弊社ではその手法を採らないからです。
じゃあ何のための全ネジフルタップ車高調なのか?ってハナシなんですけど
今ントコはナイショです。
もちろんあることを調整するためにわざわざ作ったんですがシツコイですが
車高じゃないんです。
弊社だけが正しいなんて思ってないですよ。
いつもココで書いていますがいろんなアプローチがあってこしかるべきって
弊社は想っています。
決めるのはお客様ですから。
ただ、軽々しくお名前をお借りするのもとても申し訳ないキモチですが
松田選手が一発で見抜いて弊社の開発理念を絶賛して下さったことは
弊社の自信に大きくつながりました。
1ランク上のさらにツッ込んだセットを実現するためのフルタップ車高調、
そう言った位置づけで、製品版ではその機構は無くなります。
その分、お安くご提供できますから。