日別アーカイブ: 2020年5月10日

久しぶりにデフについて語ってみるネタの続きだったんですが、あ~~やってもうた~~~ネタ

コレ、去年にNBロードスターのアシをバラした時に撮っておいた画像です。

nbsuspension

アッパーアームもロワーアームも全バラです。

横着して正規の手順をブッチした結果、結局全バラしなきゃならなくなった、
典型的な急がば回れを身を持って実証してしまった記念に撮っておきました。

何回も何回も経験を積んで今となってはもうすっかり手順を憶えました。

またロードスターのハナシ? ( ̄~ ̄;)

いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。

コレ、Z34のデフをバラした時のピニオンギアとベアリングです。

pinion

ココまでバラすのってかなりタイヘンでした。

焼き付いちゃっているとさらにタイヘンでした。

組み付けるのもタイヘンでした。

でしたって言うのは過去形です。

もう何十って経験を積んでくるとタイヘンがタイヘンじゃなくなります。

ナニがタイヘンだったかっつ~~とココまでバラすためにほとんどの工程で
油圧プレスを使います。

t単位で力をかけないと抜けないからです。

万力じゃムリです。

多くのお客様が弊社にご依頼下さいましてもちろんですがその仕上がりには
ご期待を寄せて下さいます。

横着なんて絶対にできません。

てなワケでデフ廻りだけでこれだけの治具、つまりアタッチメントが
必要になってきます。

attachments

45Cって鋼鉄で作ってもらって焼きを入れて強度を上げるんです。

力がかかるトコは50C、もっと力がかかるところはSKDって材質で
削りで作ってもらいます。

もちろんそれなりにコストはかかります。

その治具の一部です。

attachments

もっといっぱいあります。

キチンとした治具をコストをかけてイチから作れば作業自体はラクです。

しかも正確な作業ができます。

Z34V36のプロショップとしてソコは横着してはダメなところです。

ところがです。

やってもうた~~~

続く・・・・